相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「本間氏累代の墓」がある「金田山建徳寺」

2019-05-15 09:40:25 | 寺院
神奈川県厚木市金田、牛久保用水の近くに臨済宗建長寺派の寺院「金田山建徳寺」はある。創建は定かでないが当寺や妻田の薬師堂、厚木の最勝寺にも小田原攻めに向かう武田軍や1561年侵攻時の上杉軍によって大きな被害を受けた伝えがあることからそれ以前の創建と推定される。更には鎌倉~室町期に周辺で勢力を持った武士「本間氏累代の墓」があり厚木市史跡に指定されている。本間氏は佐渡の領主、村上源氏の末裔を称する海老名氏の一族で源平期に本間能忠が相模国高座郡本間に居住したことにより本間氏を名乗った。その後愛甲郡依知郷に移ったとされこの墓所はその居館跡地である。本尊は釈迦如来。129号線金田に位置し、「山門」を抜けると地蔵が数体、その右手奥に正面に入り母屋づくりの「本堂」右に庫裏、左に墓域と厚木市の有形文化財「石造物28基」、小さなお堂が建てられている。当寺はある事件により現在は無住寺になっているようで残念である。(1905)










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