相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

かつて浄圓寺城内にあった「大澤山浄圓寺」 

2018-11-08 13:14:38 | 寺院
秦野市平沢にかつての城址に建つ曹洞宗寺院「大澤山浄圓寺」はある。北条氏綱に仕えた和田兵庫の子「和田石見」が大永年間(1521~27)に開創した寺院である。本尊は室町時代後期頃の作と言われる薬師如来である。戦国時代の小田原城主「北条家」の家臣「和田石見」の館跡が「浄圓寺」である。和田家の屋敷(浄圓寺城)は1470年に和田兵庫が築城、その城址内に創建した。その名残としての土塁や堀濠跡がある。和田家は現在も存続している。「出雲大社相模分祉」の東方に重厚な「山門」が構えられている。その山門を抜けると正面には寛政12年(1800)再建棟上、入り母屋造りの「本堂」がある。当堂は黄檗様の影響がある県内唯一の建築物で中央鏡天井には雲竜絵の見事な天井絵が描かれているという。その右側に「庫裏」がある。本堂左側には「道元大師像」と「鐘楼」がある。当寺は南はだ村七福神の「布袋尊」を祀っている。(1811)










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