相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

鎌倉「川喜多映画記念館」のあじさい

2018-06-16 11:56:21 | 美術館
鎌倉市雪ノ下に長い板塀が目を惹く大豪邸、「川喜多長政・かしこ夫妻」の旧邸宅に鎌倉市が映画文化の発展を期して2010年に開館した「川喜多映画記念館」はある。建物は平屋建ての和風建築で数奇屋造りを表現し、板塀もかつての面影をそのまま復元した。記念館前の庭園内には遊歩道が設けられ古都鎌倉の環境に見事に調和している。その庭園は今、色とりどりの「アジサイ」で彩られいかにも古都鎌倉らしい雰囲気を醸し出している。館としては映画資料の展示、閲覧、映画上映はもちろん、講演、講座を行っている。かつて旧川喜多宅は映画人交流の場でありアラン・ドロン、ミレーユ・ダルク、田中絹代、今日出海、笠智衆など多くの人が訪れている。(1806)












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鎌倉「成就院」のあじさい復活!!

2018-06-16 11:13:50 | 寺院
鎌倉市極楽寺切り通しに「縁結び&あじさいの寺」として知られる真言宗の寺院「成就院=普明山法立寺」はある。創建は承永元年(1219)。本尊は不動明王。この地は弘法大師が100日間に亘って極空蔵菩薩を祀る修業を行った場所といわれている。参道の108の石段の両サイドには「般若心経」の文字数と同じ262株の「あじさい」が植えられ、鮮やかな青、白、赤、ピンク、水色と彩り豊かな「あじさい回廊」と化し明月院とともに鎌倉のあじさい名所に数えられていた。2015年~2017年まで創建800年記念の参道改修工事に伴って、今まで我々を楽しませてくれた「あじさい」は東日本大震災で津波の被害を受けた宮城県南三陸町の「大雄寺」へ復興支援活動の一環として送られた。工事も終了し以前ほどの本数はないが本堂前と新しい参道に間隔を置いて再植栽され僅かながら二年前の面影が少しだけ蘇った。今、参道の両脇のあじさいが咲き乱れ、由比ヶ浜を望むかってのあじさい景色が再現された。(1806)
 
 
 
 
 
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「扇谷山海蔵寺」の紫色のハギとイワタバコの花

2018-06-16 08:48:42 | 寺院
神奈川県鎌倉市扇ガ谷に臨済宗建長寺派の寺院の古刹「扇谷山海蔵寺」はある。創建は建長5年(1253)。本尊は薬師如来。当寺は四季のいろいろの花で彩られる。「山門」のそばに数本の「ハギ」が赤紫の可愛らしい花をたわわにつけて咲いている。ハギ=萩は秋の七草の一つで花期は7月から10月なのであるが、今年はもう先端から多数の花枝を出し赤紫の花の房をつけしだれるよう咲いている。日本各地の山野でごくふつうに見られ萩は「山萩」、東京近辺で見られるのは「宮城野」と「山萩」である。花は豆のような特長がある蝶形花。もう一つ本堂左手に「やぐら」がありその岩肌に初めてお目にかかった「イワタバコ」(別名イワヂシャ)が5本くらいあり紫色の可愛らしい花をつけている。葉がタバコに似ていることからこの名がついている。イワタバコは日当たりの悪い湿った岩や崖に生える多年草で、花は1~1.5cm、放射相称で萼と花冠は5裂し雄蕊も5個、花冠裂片は紫色。開花期は丁度今頃から9月まで本当にジャストタイミングであった。(1806)






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