菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

裁判で勝利した「奈良・香芝市議要望(生活保護申請に議員同席)」実現

2024年08月18日 17時07分26秒 | 地方政治
 今日のしんぶん赤旗は、裁判で勝利した「奈良・香芝市議要望(生活保護申請に議員同席)」実現の記事を報じています。紹介します。

奈良・香芝
生活保護申請に
議員同席認める
 
青木市議「見直しは当然」

 奈良県香芝市は16日、市民の生活保護申請に関わる市議の同席を認めるとし、これまで一律に拒否してきた対応を見直すと公表しました。

 この問題をめぐっては2021年、日本共産党の青木恒子市議が生活相談を受けた市民に市役所窓口で同席したことについて、川田裕議長が禁止されている旨を議会委員会で発言。それに疑義を呈した青木氏が懲罰の対象とされ、22年12月議会で出席停止処分を受けました。

 生活保護問題に取り組む団体や専門家、市民の多くが市議同席を求めてきました。青木市議は処分は不当だと裁判に訴えるとともに議員同席を認めるよう要求。奈良地裁で勝訴(23年1月)し、今月28日大阪高裁で控訴審判決を迎えます。

 青木氏は「議員同席を認めていないのは県内では香芝市だけで見直しは当然だ。行政と議会との緊張関係を是正する第一歩。今後も生活が困窮する市民に寄り添って頑張りたい」と話しています。

 6月に就任した三橋和史市長は、生活保護の申請は憲法25条で認められた権利であり、その侵害を疑われる対応は慎むべきだとしています。

注)青木市議が起こした裁判は、キクチが起こした裁判と時期が一致していますので、関心をもって経緯を注目していました。
 キクチの裁判は、高裁の審理は1日で打ち切って、8月に判決が出ました。
 青木氏の裁判は、大阪高裁で控訴審が行われて、8月28日の判決だそうです。同じペースで進んでいるところを見ると、高裁の審理は1日で打ち切られたと推察しています。しかし、判決前に、市長が「青木氏の言い分」を認めたことは素晴らしいことです。

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