菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

ジャーナリスト・倉重篤郎氏「真っ当な外交論議『共産党を見習え』」

2024年09月27日 07時28分44秒 | 地方政治
 今日のしんぶん赤旗は、「自民・立民党首選に警告」の見出しで、記事を書いていますので、紹介します。

 自民・立民党首選に警告
 真っ当な外交論議
 『共産党を見習え』

 ジャーナリストの倉重篤郎氏が『月刊日本』10月号で「ダブル党首選」その死角と怠慢」と題して自民党と立憲民主党の党首選のありようをめぐり、強い疑問を投げかけるとともに「共産党を見習え」と喝破しています。

 倉重氏は、国民の命と財産を守るという政治の核心をめぐり「現在進行中の第一党と第二党の党首選で、その議論がきちんと行われているだろうか」と指摘。
 命と財産に対する「二つの潜在的リスク」として、①「南海トラフ巨大地震などの大天災と➁「台湾海峡、南シナ海、東シナ海を巡る米中衝突に日本が軍事的に巻き込まれるリスク」をあげました。

 バランス欠く

 このうち「米中衝突に日本が軍事的に巻き込まれるリスク」について、「安倍晋三政権以来の10年余、日本がやってきたのは日米同盟一体化による軍事的抑止力強化の一本だった」と指摘。しかし「米国はいつも正しい判断をしてきたわけではない」とし「日米同盟一本足打法は、むしろバランスを欠いた危うい路線に映る」と警告します。

 倉重氏は「何より外交はどこに行ってしまったのか」とし、「日本国民の生死にかかわる大きな議論をするのが党首選たる場のミッションだと思うが、その角度からの論戦がない。自民党にとって代わろうとしている立憲民主党でもこの点はスルーされている」とし、”日米基軸論”でお茶を濁すのみで、「同盟強化一本足打法に対する真っ当なオールターナティブ(代案)がなかなか出てこない」と指摘しました。

 志位議長の訪欧

 「なぜ重要な課題が死角になっているのか。その怠慢、万死に値する」と批判した倉重氏は、「むしろ共産党を見習え」として日本共産党の政策と活動を紹介。「志位和夫議長が8月末から9月にかけて訪欧、平和提言を発表した」としたうえで、「軍事ではなく対話、排除ではなく包摂が東アジアに平和をつくり大道があると確信する」との志位氏の発言をひいて、「綺麗ごととして片付けるべきではない。一本足打法の危うさを補強する具体策として検討に値しよう」と評価しています。

 そのうえで「この手の真っ当な外交論議がなぜ共産党からしか出ないのか。『日米基軸』という揺り篭で太平の夢を貪り続けてきたツケなのか」としたうえで次のように結んでいます。

 「永田町では踏み絵にした論戦が続く。立憲代表選では、野党共闘に共産党を入れるかどうかが問われ、自民党は『立憲共産党』の一言で選挙に勝てると信じ込んでいる。国民の生命、財産を守る政治という点では、むしろ劣後したことを知るべきだ」

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