菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

アベノマスクの使い道が、「産着やカイワレ栽培」とは

2022年02月08日 17時39分11秒 | 日々の雑感
 今日のしんぶん赤旗は「アベノマスク『産着にも・カイワレ栽培にもつかえる』維新苦しい助け船」「『税金の無駄』言えず迷『活用法』披露」の見出しで、日本維新の会の「アベノマスク活用法」の国会討論を報じている。

 「これ産着(うぶぎ)なんですよ」ー。3日の衆院予算委員会で、日本維新の会の市村浩一郎議員が、安倍政権が調達した布製「アベンノマスク」5枚をつなぎ合わせて作った「産着」を取り出し、政府側と奇妙なやりとりを繰り広げました。
 市村氏は、産着を見せながら、「アベノマスクを廃棄せずに、このように活用したらいいんじゃないかという提案がある」と発言。「カイワレダイコンの栽培にも使える」「アクリルペイントを使う学校教材にもなる」などの用途を羅列し、最終的には「ガーゼそのものとしても使える」とのべました。
 あげくに市村氏は「もうマスク以外にも使ってもいいことを大臣の方からおっしゃていただければありがたい」と発言。後藤茂之厚生労働相は「いま指摘いただいたようなことも含めて、有用に使っていただきたい」などと答弁しました。
 しかし、いくら「活用法」を並べようとも、感染防止として使いようがなければ税金の無駄遣いだったことは変わりありません。後藤氏も「マスク」としては使えないことを公然と認めてしまう始末です。
 ”世紀の愚策”といわれるアベノマスクですら、問題の本質に切り込むことのできない維新。政府への助け船としてアベノマスクの「活用法」を披露しましたが、かえってその愚策ぶりを浮き彫りにする結果となりました。
(侃)

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