菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

統一地方選挙茨城県の共産党の予定候補者を紹介します.その4 みね山のりあき氏

2019年03月05日 18時29分28秒 | 地方政治
 
 利根町のみね山のりあき氏

 

 写真の写りが悪くてすみません。入れ替わり撮っていたものですから、手振れでぼやけています。
 

 私はまったく知らなかった人ですが、41歳の新人・みね山のりあき氏です。
 利根町を知っていますか。この町は、取手市と利根川はさまれた小さな町です。定数が12です。
 利根町の思い出を一つ。私が8年前はじめて当選したときの翌年の統一地方選挙で、奥さんと入れ替わりで当選した共産党議員は3人いたのです。石岡の小松さん、古河の秋庭さん。それに利根町の高木さん。共通していたのは、みなさん奥さんの方が、票を多く取っていたことです。選挙は奥さんにはかなわないのです。

 その高木さんは、7年半前に脳梗塞で倒れて以来、7年半の空白議会が続いたのです。そこに新人のみね山さんが立候補表明したというのです。

 今日のしんぶん赤旗に「2019挑戦」の囲み記事がありますので、紹介します。

 茨城・利根町町議選 みね山のりあき候補 
 住民主役へキックオフ
 

 統一地方選挙でたたかわれる茨城県利根町議選(定数12)は、7年半ぶりの議席空白をめざす選挙です。
 日本共産党は新人のみね山のりあき候補が挑戦します。
 
 プロ選手目指す
 
 小学4年生からサッカーを続けてきたみね山さん。「人生の節目にはいつもサッカーの名場面があった」と話します。ホテルマンになりたいと20歳で就職した1998年、サッカー日本代表が初めてW杯に出場しました。
 
 アルバイトのホテルマンとして勤務しながら、都内の社会人でプレー。日本でプロサッカー選手を目指しましたが、厳しい入団テストなどプロの道は狭き門でした。夢を捨てきれずに24歳の時に単身でブラジルへ。現地の貧しさを目の当たりにしながらサッカーにうちこんできた青年時代でした。

 帰国後、大学サッカー部の監督業などを続けて来ましたが、2017年8月に利根町に移り住み、町の地域おこし協力隊員として働きはじめました。

 お年寄りが進退に負荷をかけずに楽しめるスポーツの考案など、地域活動のサポートを継続。協力隊員として町にかかわる中で「地域活動に参加したい」「住みやすい町にしてほしい」といった声が寄せられ、住民の声を行政に届ける必要があるのでは、と思ったのが政治を意識するようになったきっかけです。

 町の大きな課題として浮かび上がったのは、町民の移動手段の確保でした。「買い物に行っても帰りのバスがなく、生ものが買えない」といった切実な声が今も、みね山さんのもとに寄せられています。

 「好きなときに好きな所に行ける町にしたい」と町議選では地域交通の充実を掲げています。「町民の代表者ではなく、町民の代弁者になりたい」と決意をかたるみね山さん。住む人たちが生き生きと、明るく楽しく元気に暮らせる街づくりをしたいと意気込みました。

   党の歴史に誇り

 昨年9月に共産党に入党したばかり。きっかけは、大好きなサッカーも日々の暮らしも、戦争や原発事故があっては成り立たないと感じ、これに一貫して反対を貫いている共産党の存在を知ったからでした。

 「世界をみても一世紀近い歴史があるクラブチームは決して多くありません。党創立100周年を4年後に控え、長い歴史をもつ党でたたかえる誇りを胸に、町議選に挑みます。

 注)共産党の集会で、はじめてみね山さんを拝見しました。いきなりサッカーの話からはじまったので、びっくりしたのですが、共産党にも多様な方がいるものだと感心した次第です。
健闘を祈ります。




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3月議会開く 菊池議員が一般質問

2019年03月05日 18時06分53秒 | 桜川市議会
 

今日は、10時から平成31年3月議会が開かれました。今日は、18人全議員が集まりました。
 
 農業委員の選出では、昨日のブログに書いた18名が全員一致の賛成で、農業委員となりました。
 次に後期高齢者議会の議員選挙に移りました。
 私は、選挙前のあいさつで、持論(高齢者議会では必ず意見を言ってくる)を述べたのですが、当選できませんでした。対立候補の潮田新正議員は、介添え役の相田一良議員と一緒に、1人1人頭を下げてまわっていたのが功を奏して、圧倒的な得票で当選しました。
 やっぱり、選挙は1人1人、丁寧に頭を下げて歩いた人にはかないません。いい教訓となりました。
 後期高齢者議員の選挙結果
  当選 潮田新正 16票
     菊池伸浩  2票


 11時10分から一般質問に移りました。
 菊池議員は7項目質問しました。これから順次質問と答弁を掲載していきます。

 2019年3月議会速報①
1,国民健康保険税の引き下げは可能ではないか

 12月議会で確認したことを再確認しておきます。
 1つには、公的医療保険制度(国保、協会けんぽ、組合保険、共済組合)の中で、一番多くの人(国民の4分の1)が加入している。しかし、加入世帯の平均所得は一番低いのに、保険料は一番高くなっている。

 2つめに国保には、「協会けんぽ」と違い事業主がいない。ここに根本的違いがある。国保以外は会社側が保険料の半分をふたんすることになっており、格差がでている原因の一つである。

 3つめは、国保を重くしている原因の最大の要因は、「均等割」と「平等割」です。特に、収入の全くない子どもに均等割りの課税対象になっています。

 4つめは、全国知事会は、「協会けんぽ」なみの保険料にするために、2014年に1兆円の国庫負担の投入を求めています。私はもっともな要求だと考えます。
この4つについて、市民生活部長も「同意」しています。
このことを確認して、具体的な質問に入ります。

 1月に、共産党の県議から「国保事業の納付金がどの自治体でも大幅に減額される」との説明を受けてきました。桜川市は1億9千万円減額されます。それに、国保加入者の多くが後期高齢者医療制度へ移動者しています。さらに、非正規労働者であっても、国保ではなく、社会保険の加入者がふえております。この3つの改善を考えれば、国保料金の引き下げは可能だとの説明を受けてきました。
 また、お隣の笠間市では、金額は小さいのですが、国保料の引き下げを実施したとの報告もありました。

 国保制度は、県に一本化され、大本は県議会で審議されることになっています。私も以前は公務員で、共済組合保険であったわけです。ですから、議員になって勉強するまで国保制度の詳しいことは知りませんでした。市議の方々の多くは国保に加入されていますから、国保に関しては詳しくなっています。ところが、県議には国保に加入されている方は圧倒的に少ないそうです。国保の内容を良くわからない方が、国保のあり方を決めていると考えると、恐ろしい気がしてまいります。

 今あげました3つの条件で、国保の引き下げは可能だと思いますが、市民部長の答弁はいかがですか。

 市民生活部長の答弁

 平成30年度は、税率を引き上げた自治体が18,据え置きが22,引き下げた2でした。笠間市は引き下げた自治体の一つです。

 単に、納付額が減額されたかといって、保険税率を引き下げることにはなりません。
次に均等割りの件ですが、法律により「所得割と均等割」の2つは選ばなければなりません。一定所得以下の世帯には軽減処置があり、市では18歳以下1093人のうち618人に軽減措置がとられています。
 取手市では高校生以下は半額免除しています。均等割については、近隣市町村の動向を注視していきます。

注)昔、「国保税」か「国保料」で論争になった時期があります。
 国保税 地方税法では時効5年。さかのぼり課税3年。
 国保料 国税徴収法では時効2年。さかのぼり課税2年。
 ですから、多くの自治体では、「国保税」として扱い、時効5年を重視しています。

 

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