今日は、筑西市アルテリオで「第11回茨城県高齢者大会」が開かれた。私も年金者組合の一員であり、組合員の中に、多くの茨高組の仲間だった人がいるので、旧交を温めたいこともあり参加した。
午前中は、「放射能の身体に及ぼす影響」と題して、福島県の飯館村の側で医師をしている松本純氏の講演があった。福島の放射線量が高い現地の医師の話であるので、具体的で身近な話をきくことができ、大変勉強になった。
放射線量のどこまでが安全で、どこまでが危険か、誰も具体的にはわからない。心配のしすぎも過剰反応かもしれないが、まったく心配しないのも困りものである。「正しく怖がる」というのが正解かもしれない。
そして、福島の原発も、茨城の原発も、日本の原発もゼロにするのが、われわれの生き残る道であると思う。
会場から、「放射能は少しぐらいあった方が、体にいいという学者がいるが?」との質問がでた。講師は、「今は、できるだけ少ない方が望ましいというのが、研究者の大勢です」と回答していた。そもそも、地球の放射線を0にすることはできない(地球自体が放射線を出している)のだから、この学者の意見自体に無理があるのです。