goo blog サービス終了のお知らせ 

菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

中国に人権抑圧の是正と五輪憲章の順守を求めよー志位委員長が声明

2021年12月14日 09時15分26秒 | 国政
 日本共産党の志位和夫委員長は13日、「中国に人権抑圧の是正と五輪憲章の順守を求めよー五輪開会・閉会式への政府代表の不参加は当然」と題する声明を発表しました。

ー五輪開会・閉会式への政府代表の不参加は当然ー

一、来年2月の北京冬季オリンピックをめぐり、中国政府による重大な人権侵害・人権抑圧が世界でもあらためて注目されている。
 この間、中国政府によって行われてきた香港での民主化を求める勢力への弾圧は、「一国二制度」という国際公約に反し、一連の国際条約・取り決めにも反するものである。新疆ウイグル自治区での少数民族への抑圧、強制収用などの重大違反である。
 中国の政権党幹部から性暴力を受けたと告発した中国女子テニス選手の消息が不明になっている問題は、深刻な人権侵害であり、国際的な女子テニス協会(WTA)は、中国でのすべての試合開催の停止を声明している。
 これらの中国政府による人権侵害・抑圧は、中国政府自身も賛成してきた「世界人権宣言」(1948年)、国際人権規約(66年)ウイーン宣言(93年)など国際的な人権保障の取り決めに反するものである。
 同時にそれは、オリンピックの目的を「人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会の推進を目指すために、人類の調和のとれた発展にスポーツを役立てること」(根本原則第2項)とし、「憲章の定める権利および自由は・・・・いかなる種類の差別も受けることなく、確実に享受されなければならない」(同第6項)と明記しているオリンピック憲章とも両立しえないものである。

一、日本共産党は、中国政府に対して、オリンピックを開催する以上、自ら賛成してきた国際的な人権保障の取り決め、およびオリンピック憲章を順守し、人権侵害の是正の措置をとることを厳しく求める。
 国際オリンピック委員会(IOC)は、中国政府に対して、オリンピック憲章を順守し、人権侵害の是正措置をとり、オリンピック開催国にふさわしい責任を果たすことを求めるべきである。この点で、中国女子テニス選手の問題で、IOCが、実際上、中国を擁護し、真相の隠蔽に加担するのに等しい行動をとっていることは重大である。

一、国際的な人権保障の取り決め、およびオリンピック憲章に反する事態が続いているもとで、大会の開会・閉会式に政府代表を派遣することは、中国での人権抑圧の黙認となりかねない。日本政府は、当然、政府代表を送るべきではない。そうした態度をとることは、大会運営には影響せず、政治によるオリンピックとスポーツとへの介入にはあたらない。大会に向け懸命に準備してきた選手たちの参加は保証されなければならない。
 同時に、ことは政府代表を送らないという対応だけですむ問題ではない。この間、日本政府は、中国政府による重大な人権侵害に対して、国際的な人権取り決めを土台とした正面からの批判を行うことを回避する姿勢を続けてきた。北京冬季オリンピックへの対応が国際的に大きな問題になっている今こそ、日本政府は、中国政府に対して、従来の及び腰の態度をあらため、国際法に基づく冷静な外交的批判によって、人権侵害の是正とオリンピック憲章の順守を正面から求めるべきである。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

総選挙の結果をどう見るか、「共通政策の説明積極的に」ー元外務省国際情報局長・孫崎享さんの意見

2021年11月24日 08時38分23秒 | 国政
 今日のしんぶん赤旗には、元外務省国際情報局長・孫崎享さんが、「共通政策の説明積極的に」と題した談話を寄せている。
 孫崎享氏は、笠間市中央公民館で、講演を聞いたことがあります。大変わかりやすい内容で、論理的で、「外務省の官僚という人は、こんなすごい方なのか」と感動した覚えがあります。

 共通政策の説明積極的に
 元外務省国際情報局長 孫崎享さん


 私は今回の総選挙を見ていて、十分に野党側が勝てる、あるいは自民党が過半数を割る事態はあったと思っています。さまざまな政治分析で、野党連合と自公連合の差が90~100の選挙区で僅差だったと指摘されています。この状況は野党共闘の中で出てきたものです。
 最後の一週間で、どう風が動くがで、流れが大きく変わりえたたかいでした。神奈川の甘利明自民党幹事長の選挙区では、当初「甘利氏は安泰」といわれていたものが4,5日の間に逆転しました。これは、その他の選挙区でも十分に起こりうる状況でした。

 その中で、なぜ野党が風を起こせなかったのか。それは、せっかく野党の間で合意した共通政策を前面に出して、たたかわなかったことにあると思います。特に立憲民主党はそうでした。野党共闘の大義と共通政策を、十分に説明していたなら、国民は「われわれの望むものではないか」ー自民党の政策と野党共闘が提言する政策を比べれば「野党側の政策合意は自民党よりも良い」とみんなに分かるものだったと思います。

 共通政策は、①憲法に基づく政治の回復②科学的なコロナ対策③格差と貧困の是正④地球官許を守るエネルギー転換⑤ジェンダー視点に基づく自由で公平な社会⑥権力私物化を許さないー非常に多面的で豊かな内容です。これらを思い切って表に出して、選挙戦を最後のところでたたかう努力をしていれば結果は大きく違ったと思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「立憲民主党の代表に誰がなろうと、群馬では野党共闘進めます」ー民主党群馬県漣最高顧問・角田義一の決意

2021年11月21日 15時54分24秒 | 国政
 しばらく書いていなかったが、今日は、しんぶん赤旗に、私が紹介したいような記事があったので、書いています。

 総選挙結果 私はこう見る
 いまこそ野党共闘の旗高く

 元参院副議長(立憲民主党群馬県連最高顧問、弁護士)
  角田義一さん
今回の総選挙、野党共闘は間違いなく、たいへんな力を発揮しました。野党統一候補として日本共産党の伊藤達也氏が自民党の小渕優子と一騎打ちでたたかった群馬5区では、伊藤氏の得票は2017年総選挙と比べ2万3493票増でした。前回、社民・高橋宣之氏が獲得した得票と合わせた票数と比べても約1万票も上積みしたのです。これこそ共闘効果です。

 私も伊藤氏の応援に4回もはいり、演説に立ちました。選挙後、「伊藤たつやと初めて書いた」「共産党の名前を書くのには勇気がいった」との声を多く聞きました。これはまさに共闘での成果です。それに、今回は、各地では、与党の大物である甘利明氏や石原伸晃氏のも破りました。
 野党共闘が議席を減らした結果だけをみて、「共闘は間違っていた」「見直せ」との声もありますが、そういう議論を吹っ飛ばすものです。
 今回、野党が、市民連合をちょうつがいにして共通政策で合意し、政権の有り様まで打ち出したことは画期的でした。しかし、それを広く周知徹底させるための時間的余裕がなかった。
 政権交代は実現しませんでしたが、共闘路線を維持し、次の国会で、市民とつくった共通政策を実現するような法案をどんどん出せばいい。否決されるでしょうし、審議もされないかもしれない。それでも野党共闘とはこういうことだと、どんどん知ってもらう戦略が大事です。がっくりしている場合ではありません。
 岸田政権は次の点で、非常に危うい。一つは、憲法を踏みにじる敵基地攻撃能力の検討を公然と進めようとしています。二つは、台湾有事の危険性が高まるもとで、公然と参戦を主張する人靴が政権の中にいます。三つは、改憲に踏み込もうとしている点です。来年の参院選に向けて、これらの大争点にして阻止していかなければなりません。
 一番大事なのは「戦争をさせない」ということです。相手方は憲法に手を付けようとしているわけですから、野党共闘は、そういう一番肝心なことを強く国民に訴え、共感を得、多数派になっていくことが大事です。
 「共産党が協力する共闘はダメ」という攻撃や妨害は、やがて戦争への道と続きます。つまり「反共は戦争への道」ということです。
 私は戦争では殺されたくありません。1人ではたたかえないから、団結してたたかうしかないのです。いまこそ野党共闘の旗を高く掲げて前進しましょう。
 立憲民主党の代表が誰になろうと、群馬では野党共闘を進めます。自分の”信念”でこれしかないと思っているからです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「文通費」は共産党は以前から反対、政党助成金にメスをー小池書記局長の会見

2021年11月17日 10時38分35秒 | 国政
 日本共産党の小池晃書記局長は16日、国会内で記者会見し、文書通信交通滞在費は(文通費)について、「日本共産党は以前から抜本的に見直す必要があると繰り返し要求してきた」として、「国民の理解が得られる制度に変えるべきだと」と主張しました。

  文通費に「滞在費」がプラスされる時も反対
 
 小池氏は、文通費を巡る議論について、1993年に「文通通信交通費」に「滞在費の名目」が月75万円が100万円に増額された際には、「共産党は、東京都内在住の国会議員にも滞在費を一律に支給するのは不合理であり、国民の理解を得られないとして反対した」と指摘。
 「それ以来、議会運営委員会で毎年度の国会予算の審議の際に、文通費の問題を指摘し、それを含む国家予算に反対してきた」と強調しました。

   文通費は、昔とインターネット時代では違いもある

 その上で、「文通費は国民の理解が得られる制度に変えるべきだ」と指摘。「制度の目的、金額の根拠、経費の内容などそれぞれ検討すべきだ。例えば『通信』といっても、戦後すぐにはじまった時とインターネット時代ではその中身が違う。そうした検討が一切行われていないことが大問題であり、抜本的見直しが必要だ」と主張しました。
 小池氏は、文通費の共産党の取り扱いについて、「衆参両院の国家議員の同意を得て、国会議員団の共同管理にしている。文通費の趣旨を踏まえて有効に活用するよう努力し、その使途については毎年、ホームページで公表している」と語りました。

 最大の無駄遣いは、政党助成金

 同時に小池氏は「国会議員・政党に関わる税金で最大の問題は政党助成金だ」と指摘。「政党助成金は年間総額320億円、国会議員1人当たりにすると年間4500万円。毎月300万円以上という桁違いの金額になる。この機会に、最大の無駄遣いである政党助成金そのものにメスを入れ、廃止する議論をしていくべきだ」と強調しました。

   維新の会・松井代表の批判は事実無根

 小池書記局長は日本維の会の松井一郎代表が記者会見で「共産党は文通費を黙って受け取っている」と述べたことに触れ、「共産党は毎年、議院運営委員会で反対討論をやっている。”黙って受け取っている”というのは全くの事実無根だ」と批判。「政党の党首であるなら、きちんと事実を確認した上で発言してほしい」と語りました。
 小池氏は、文通費を日割り支給にする法案の提出を立憲民主党が検討していることについて問われ、「当然だ。ただ、日割りにすれば解決するという問題ではない。抜本的見直しが必要だ」と述べました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来夏の参院選、埼玉選挙区から梅村さえこ氏が決意

2021年11月16日 13時15分26秒 | 国政
 
 
 今日のしんぶん赤旗には、「ジェンダー平等埼玉から」の見出しで、2022年夏の参院選埼玉選挙区(改選数4)への立候補を表明した日本共産党の梅村さえこ氏の記事を載せています。 紹介します。
 記者会見で、梅村さえこ氏は「2年前の伊藤岳参議員に続き、『なによりもいのち。ぶれずに、つらぬく』共産党の議席を何としても勝ち取りたいと」と決意を語りました。
 梅村氏は、総選挙の比例北関東ブッロクで議席には届かなかったものの、掲げた公約実現のために、「参院選で安部・菅政治を引き継ぐ岸田政権を支える勢力を少数に追い込み、政治を変えることが必要」との思いから立候補を決意したと表明。
 改憲阻止や消費税減税、インボイス制度中止などの政策を語り、「埼玉選挙区には女性の参院議員が一人もいない。ジェンダー平等へ埼玉から女性の国会議員を増やしたい」と決意を語りました。

 来年夏は、7月に参院選挙、そして9月初めには、桜川市議選挙が行われます。2018年の桜川市議選には、埼玉から、梅村さえこさんにも、菊池議員の応援に来ていただきました。出発式での、梅村さえこさんと大内くみ子さんです。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする