昨日のテレビニュースで、安部元首相の「桜疑惑」が再び、不起訴になり、これで、「一連の捜査は事実上終結」の報道が流れた。今日の新聞は赤旗には、1面トップになるかと思っていたら、1面ではなく「3面記事」の欄に書かれていた。
ところが、茨城新聞は、21面に「安倍首相の『桜を見る会』での写真入り」で大きく報道している。「免罪符とせず説明責任を」とする解説記事が、わかりやすく書いているので、紹介したい。
「免罪符とせず説明責任を」
解説
「桜を見る会」の夕食会費補てん問題、東京地検特捜部は再捜査の結果、安倍晋三元首相を再び不起訴にした。刑事司法における真相解明の限界が示されたが、国民が抱く疑念は消えていない。政治不信を一層深めた当事者として、説明責任を果たさなければならない。
検察審査会は7月の議決で「首相だった者が、秘書がやったことだと言って関知しない姿勢は国民感情としてなっとくできない」と指摘、一連の経緯を反映してか、10月の衆院選で安部氏は前回から2万票減らした。
だが、再捜査を経ても特捜部の判断は履らなかった。「一部の夕食会参加者の供述だけでは不十分」だとする議決を踏まえ、新たに聴取対象を増やしたと見られるが、十分な証拠が得られないと結論付けた。
検察幹部はかねて、この問題を「刑事司法ではなく、国会で解決すべきだ」と強調する。時の首相として国会で「虚偽答弁」を繰り返し、自民党最大派閥のトップに就任してもなお、「森友・加計学園問題を含む「負の遺産」には言及しない。
安部氏は、検察の不起訴が免罪符にならないことを肝に銘じるべきだ。
ところが、茨城新聞は、21面に「安倍首相の『桜を見る会』での写真入り」で大きく報道している。「免罪符とせず説明責任を」とする解説記事が、わかりやすく書いているので、紹介したい。
「免罪符とせず説明責任を」
解説
「桜を見る会」の夕食会費補てん問題、東京地検特捜部は再捜査の結果、安倍晋三元首相を再び不起訴にした。刑事司法における真相解明の限界が示されたが、国民が抱く疑念は消えていない。政治不信を一層深めた当事者として、説明責任を果たさなければならない。
検察審査会は7月の議決で「首相だった者が、秘書がやったことだと言って関知しない姿勢は国民感情としてなっとくできない」と指摘、一連の経緯を反映してか、10月の衆院選で安部氏は前回から2万票減らした。
だが、再捜査を経ても特捜部の判断は履らなかった。「一部の夕食会参加者の供述だけでは不十分」だとする議決を踏まえ、新たに聴取対象を増やしたと見られるが、十分な証拠が得られないと結論付けた。
検察幹部はかねて、この問題を「刑事司法ではなく、国会で解決すべきだ」と強調する。時の首相として国会で「虚偽答弁」を繰り返し、自民党最大派閥のトップに就任してもなお、「森友・加計学園問題を含む「負の遺産」には言及しない。
安部氏は、検察の不起訴が免罪符にならないことを肝に銘じるべきだ。