goo blog サービス終了のお知らせ 
不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

12月議会の一般質問通告書 を提出

2016年11月17日 21時03分54秒 | 議会
 私は忘れていたのですが、12月6日に始まる12月の告示が今日届きました。一般質問で一番目に質問するには、今日、通告書を出さなければなりません。午後3時過ぎ家に帰り、午後4時には事務局に行き、通告書を提出してきました。

 その内容を紹介します

 2016年 12月議会 一般質問通告骨子
1、広域連携バス実証実験の利用状況と今後の方向性
 10月1日から始まった広域バスの利用状況を伺う。また今後も続けるかどうかは、どのような状況になった時に判断するのか。さらには、いつの時点で判断するのか伺います。


2、遊湯館の負担割合の見直し
 9月決算議会でも指摘したが、筑西市と結城市の境界に位置する遊湯館は、桜川市民にとっては、あまりにも利用しずらい。市別の利用者数の統計を採っていないということなので、統計を採るよう申し入れ、負担割合の見直しを要望すべきではないか。

3、真壁城跡整備の方向性について
今年度、つくば市小田城の史跡が整備されて公開されている。ここは昭和10年国の史跡指定を受けましたが、筑波線が通っていたため、整備できませんでした。平成21年度から7年かけ、復元整備し公開しています。中世の史跡、本丸の位置の課題など、真壁城史跡の状況と似ています。真壁城史跡の完成形として評価してよいのか伺います。

4、補助金について
このたび、補助金の使われ方を情報開示により調べてみました。1つは、2つの団体とも本部に納めるお金が補助金の3分の1近くもあることです。2つは、会員1人当たりの補助額が、4万円と8万円と2倍の違いがあることです。どちらも活動の内容に違いがないように見えます。この格差は大きすぎるのではないでしょうか。

5、介護保険制度の見直しについて
来年度から介護保険制度の大幅な見直しが行われると、心配の声が寄せられています。今まで保険制度で使えた要支援1、2が使えなくなると聞いています。どのように見直しされるのでしょうか。関係者からも、「これは国家的サギにもひとしい」と批判する声が出ています。市としてはどのように考えているのでしょうか。 "

6、就学援助金の支給時期の前倒しを
 新入学用品を購入するには、本来は4月に入学するわけですから、入学前の2月か3月が望ましいと考えています。全国的には、2~3月に支給しているところもあると聞いています。茨城県は多くの自治体が6~7月です。桜川市は10月です。10月支給というのはあまりにも遅すぎます。せめて、他市町村並みにしていただきたい。

7、市指定ゴミ袋の販売について
市には10袋入りの物しか販売されていません。本当に、市指定袋を徹底するなら、50袋入りの物も必要ではないか。販売の予定はあるのでしょうか。

8、「るるぶ」を活用した観光ブックの作成を
 過日、文教厚生委員会で研修に行った際に、北茨城市で「るるぶ特別編集の北茨城」という観光ブックをいただきました。その後、意識してみましたら、石岡、茂木など各地でつくっていることがわかりました。御承知の方も多いかと思いますが、「るるぶ」は交通公社、JTBが発行しているものです。そのJTBが、自治体に協力し、企画制作してつくっているものです。観光ブックとしては、多くの方の目を引き、発信力があると考えています。
 私は、さっそく、商工観光課に現物を持ち込んで、調査・検討を依頼してあります。その結果の報告をお願いします。

 今回は質問項目は多いのですが、事前に担当部課に調査を依頼していたものも多いので、持ち時間の1時間以内で終ると思っています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(仮称)桃山小中一貫教育校建設校予算、27億円請負契約を全員一致で可決

2016年11月11日 15時44分17秒 | 議会
 今日、第二回臨時議会がひらかれました。議題は、監査委員の選任と、(仮称)桃山中小中一貫校建設工事請負契約の同意の2つでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 監査委員の選任は、9月28日の第一回臨時議会で監査委員の選任ができなかったため(市村香監査委員の辞表提出が遅くなったため)、今日の選出となったのです。そのため、10月の月例監査は、議会選出の監査委員は不在で行われました。

 2年前は、慣例であった前議長(この時期は林悦子前議長)が、「前議長はお疲れのようですから、市村議員を推薦します」との相田元議長の発言で、成れず、慣例を破って、市村香議員がなった経緯があります。
 市村議員は、退職に当っても、辞表提出が遅れるなど、慣例を破ったことになります。

 今議会では、慣例にもどって、前議長の潮田新正氏が監査委員に、全員一致で選出されました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
(仮称)桃山小中一貫教育校建設工事請負契約について

 契約の方法  条件付き一般競争入札

 契約金額   27億2484万円

 契約の相手方 岡部・酒寄特定建設工事共同体

 代表者氏名  (株)岡部工務店(日立市) 岡部英明

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 菊池議員は、この請負契約の同意に当って、次の5点について質問いたしました。
 市の答弁の詳細については、後日、報告いたします。

 (仮称)桃山小中一貫教育校校舎建設請負契約についての質問  
                                7番  菊池伸浩
 今回の請負契約は、27億円を超えるものとなっています。この建設の経緯を議会でもきちんと議論したという経緯を議事録にきちんと残しておくことも考え、今回の質問をいたします。
この新校舎建設のそもそもの始まりは、現在の真壁小学校校舎の耐震性に問題があり、建替えざるを得なくなったことに端を発しています。そこに、紫尾小学校が一緒になりたいとの地元の要望がでてきたことにより、桃山小中一貫教育校校舎建設に進んできました。そこで、桃山中敷地に新校舎建設をすれば、土地の買収もなく、経費も安くなるのではないかとの目論見もありました。
ところが、今回、提案の請負契約額は、設計の見直しで3億円追加したこともあり、27億円を超えるものになっています。今までの経過を考えれば、いまさら高すぎるといって否定できるものではありません。

そこで、5点について質問いたします。
 まず、1点目は国庫補助の問題です。市の説明では、2つの学校を統合して1つに建替える場合は2分の1、単独建替えの場合は、3分の1との説明でした。今回、校舎等の建設費用は約15億円です。ところが、文教厚生委員会での説明では、国庫補助は5億円と聞いています。国はどのような費用をもとにして、5億円と計算を出してきたのか。伺います。

 市の答弁
  国の計算基準では、校舎8億円 体育館2億円  合わせて10億円
  
   国庫補助額は 10億円の2分の1   5億円
 (注)実際には、校舎棟 15億円  体育館 1億7千万円となっています。
 
  
 2点目は、他の学校との比較です。近隣でも小中一貫校だけでなく、統合の小学校の建設が進んでいます。近隣の同じ児童・生徒数の新設校と比較して、この27億円という建設費は高いのか低いのかという問題です。具体的な例をあげて、比較説明願います。

 市の答弁
  同じような規模の学校がないので、大雑把な比較をします。

  平米当たりの単価
    つくば市の新設学校  1㎡ 34万円

    河内町の新設校    1㎡ 32万円
    
    桃山小中一貫校    1㎡ 29万円

  
 3点目は、財政負担割合の問題です。今回の提案の27億円にくわえて他の費用を加えると総額29億円になると説明を受けています。その費用の負担割合は、国庫補助、合併特例債、市の負担等、どのようになるのでしょうか。詳しい説明をお願いします。

 市の答弁
  建設にかかる費用の総額は、設計費、工事監理業務費を加えると29億円二なります。
 財源内訳 国庫補助   5億円

      合併特例債 22億8千万円

      一般財源   1億2千万円

 再質問への答弁

    合併特例債は、元利償還の70%が後年度の普通交付税の基準財政需要額に算入されますので、約16億円が後年度に交付税措置され、実質約8億円程度が一般財源での負担となります。


  
 4点目は、通学時のバスの費用負担の問題です。真壁地区では40年前ころ酒寄分校の廃止がありました。岩瀬地区では、当時は大子町に次いで分校が多く、門毛分校、小塩分校、大泉分校、下泉分校、長方分校、冨谷分校の廃止があり、その代替え措置としてスクールバスが実施されました。これは無料となっています。今回もスクールバスを出すことになると考えますが、その費用負担、市の負担、国庫補助、父母負担の内容はどのようになるのか。新校舎が出来上がってから考えるというのでは遅すぎますので、伺います。

 市の答弁
  これについては、これから検討して参ります。

 
 5点目は、真壁地区の学校の将来構想の問題です。これだけ多額の費用をかけて校舎をつくるわけです。市の説明でも、開校2年後、平成32年には、児童・生徒数の減少を考慮すれば、真壁地区の児童・生徒は、この一貫校に納めることができるとの計算があります。そうなれば、桜川中学校はどうするのか。将来、どのような見通しを持っているのか、教育委員会の見解を伺います。

 市の答弁

 これについても、今後の課題です。ただ、このまま人口減が推移しますと、大和中学校が1学年1クラスの学校になりますので、検討課題となってきます。


 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

午後からは、文教厚生常任委員会に参加

2016年11月04日 17時06分51秒 | 議会
 午前中の県西病院組合議会のあと、午後3時から、文教厚生委員会が開かれました。
 
 9月の再編成で、委員会のメンバーもがらりと変わりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 今回のメンバーは次の通りです。(敬称略)

 委員長 鈴木裕一(大和)
 
 副委員長 谷田部由則(真壁)

 委員 林悦子(真壁)、高田重雄(議長・岩瀬)、
    小高友徳(真壁)、菊池伸浩(岩瀬)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 今回の文教厚生委員会は、前回と違って、とても話が活発で、いくら時間があっても足りないくらいです。

 今日の議題は、①桃山小中一貫校(仮称)の建設の入札の報告、②桃山小中一貫校の名称、③その他の3つです。

 新校舎は、桃山中学校と同じ敷地(借地)に、真壁小学校と紫尾小学校を統合して、小中一貫校をつくるということです。平成30年4月の開校を目指しています。

 この予算は、だんだん膨らんで、結局は、総額29億円近くになるものです。

 当初はもっと経費は掛からないと見積もっていましたが、いまはやりのモダンなものにしたり、体育館もバスケットボールコート2面、プールも屋根つきのものと、計画がどんどん大きくなり、結局は、この額になったとの説明でした。

 当初、小学校の統合の場合、2校統合で1校にする場合には、国庫補助は2分の1、単独で建替えの場合は、3分の1ときいていました。
 ところが、国庫補助の基準単価の計算が仕方が、国には国の計算の仕方があるので、実際にかかった費用の2分の1というわけにはいかないのです。
 今回の場合、国庫補助は5億円というのです。
 あとは、合併特例債にたよるしかないとの説明でした。

 この説明に、「お金のかかりすぎだ」という声、「だから、真壁小学校の現地建替えがいいと言ったじゃないの」という声、百家争鳴といっても、「4人争鳴」でしかないのですが、延々と議論が続きました。ここまで事態が進んでいたのでは、「反対」は仕様がないのですが、なんか、すんなり納得できないのですが・・・・・・・

 次に名称の問題です。
 これは正式には、条例で決めることですので、今、選考委員会が考えている案ということで、提案があったのは「桃山学園」です。

 今、桜川市は少子化が進んでいます。真壁地区も、平成32年頃になると、真壁地区の小学校全部が、つまり樺穂小学校、谷貝小学校の児童を受けいれても、やっていける状況になります。
 それを考えると、もっと真壁全体を代表できる学校名がいいのではないかと、私は意見を述べました。

 ちなみに、私も応募しております。
 「白壁の郡学園」です。

 昔、真壁地区は、白壁の郡と言われた時代があったのです。

 真壁高校で出していた文集が「白壁」という名前でした。

 その他の項目として、9月28日の臨時議会で採択された「一貫校」の「通学安全に関する請願」に関連した質問をしました。

 この請願を審議した建設経済委員会では、「真壁庁舎から一貫校までのバスが通れる道路」の図面を見せられたとの発言があった。
 教員委員会としては、その計画については認識しているのか。

 これについては、「庁議できまったことではないので、知らない」との答弁がありました。

 何やかにやで、1時間半は、あっという間に過ぎてしまい、4時半に散会しました。

 臨時議会は、11月11日(金)におこなわれます。


 




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石原慎太郎「不要なものとされる恐怖」

2016年10月30日 17時01分18秒 | 議会
 10月28日の東京新聞の「論壇時評」に中島岳志氏(東京工業大学教授)が、「不要なものとされる恐怖」と題して、石原慎太郎の過去の暴言を取り上げて、「自らの思想に存在を脅かされている」と述べている。

 石原の暴言をあげてみる。

 ●女性が生殖能力を失っても生きているのは無駄で罪です。(2001年、「週刊女性」)

 ●重度障害者の施設を視察した際、「ああいう人ってのは人格があるのかね。」(1999年)

 ●今年7月相模原事件の容疑者について「僕ある意味で解るんですよ」

 ●大江健三郎にに対して、「ああいう不幸な子どもさんをもったことが、深層のベースメントにあって、そのトラウマが全部小説に出ているね。(今年7月)

 そういった例を挙げながら、石原慎太郎自身が、脳梗塞の後遺症に悩まされながら、「自分が不要なものと見なしてきた存在に、自らがなろうとしている」と指摘している。

 何人かの人たちは、「自業自得」と言いたくなるかもしれないが、それはやってはならないと、中島は言う。

 なぜならば、人は思いのほか弱く、不意な出来事であっという間に弱者化する。私たちは、そんな当たり前のことを忘れがちである。
 今何としても、「弱くある自由」を守らなければならない。
 過度の自己責任論を全力で遠ざけなばならない。
 誰かの存在を抹殺しないために。
 未来の自分を殺さないために。

私も、中島氏の結論に異論はない。

 しかし、残念なのは、あの石原氏が、参議院選挙でも、都知事選挙でも、圧倒的な支持をえてきたことである。

 私は、以前から「小皇帝」と批判してきたのだが・・・・・・・・。


    


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市議会だよりは11月1日に発行されます

2016年10月15日 08時02分17秒 | 議会
 昨日の議会全員協議会は20分で終ったので、10時半過ぎから、広報員会が行われ、「市議会だより」の編集を行いました。

 9月議会は、一般質問者が4人と少なかったため、すんなりと進むと思われたのですが、一字一句見ていくと、「ああでもない、こうでもない」と委員の意見も様々です。
 
 中には、一般質問の欄は、だいたい700字くらいが限度などですが、850字の原稿を出す人もいて、枠に入りきらないことになり、次回の編集会議に延期する場面もあり、、スムーズにはいかないものです。
 この女性議員は、いつも原稿が遅れるか、遅れないときは、自分の枠をはみ出しているのです。
 そのとき編集会議で、字句調整を始めると、時間がかかること、かかること。一番かわいそうなのは、請け負っている会社の方なのです。こちらはお客さんなので、文句ひとつ言えず、じっと我慢するしかないのです。
 そこで、今回は、ここで割り付けをしていると時間がもったいないから、当人と業者の方で相談して、「次回の編集会議で校正する」との提案があり、異議なしということになりました。

 とくに今回わかりにくかったのは、「大国小学校の測量費」に関する質問です。。この文章を読んだだけでは、分からない人が多いと思いますが、そんな方は、11月1日発行の「市議会だより」をお読みになって、菊池(0296-75-3856)まで、直接質問してください。口頭でないと説明できない部分もありますので・・・・。

 10月20日に、第3回目の編集員会をやって、11月1日の発行となります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする