今日の東京新聞「本音のコラム」欄に、文芸評論家の斎藤美奈子氏が、「開戦80年の年」との題で、昨年末の安倍首相のハワイ真珠湾訪問を取り上げている。
日米首脳は「歴史的和解」を強調し、メディアも一応歓迎ムードだけれども、なんとなく白けた気分は否めない。
ひとつには「日米なんか事実上とっくに和解してんじゃん」ということで、和解どころか日本は米国中心の軍事同盟にとうの昔に組み込まれている。
もうひとつは「不戦の誓いなんて口先だけじゃん」ということで、片方では集団的自衛権の行使を認め、改憲を目指す首相が美辞麗句をいくら重ねても、「巧言令色鮮(すくな)し仁」というしか浮かばない。現にハワイから帰国した翌日、首相に同行した稲田防衛相はもう靖国神社に参拝した。
さすがに文芸評論家、私の気分を、「日米なんか事実上とっくに和解してんじゃん」という言葉で表現してくれている。
また、「不戦の誓いなんて口先だけじゃん」という表現も、まさにわが意を得たりというものであった。
「じゃん」なんて軽い言葉で表現するのもいかがなものかとおもったのだが、言われてみると、安倍首相の言葉の軽さを表現するには、ピッタリである。
そして、斎藤氏の文章はさらに続く。
今年は日中開戦80年の年である。1937年7月7日、中国の北京郊外の盧溝橋付近で日本軍と中国軍が衝突(盧溝橋事件)、同年12月には南京大虐殺が起き、南京陥落の際には日本中が提灯行列で祝った。
安倍首相の真珠湾訪問を受け、中国外務省の華春栄報道官は、「戦争の犠牲者の弔いをできる場所は多くある」と述べたそうだ。
日中開戦の地にこそ首相は足を運ぶべきであろう。むろんそのためには加害の歴史と向き合わなくてはならない。
その覚悟はある?
日米首脳は「歴史的和解」を強調し、メディアも一応歓迎ムードだけれども、なんとなく白けた気分は否めない。
ひとつには「日米なんか事実上とっくに和解してんじゃん」ということで、和解どころか日本は米国中心の軍事同盟にとうの昔に組み込まれている。
もうひとつは「不戦の誓いなんて口先だけじゃん」ということで、片方では集団的自衛権の行使を認め、改憲を目指す首相が美辞麗句をいくら重ねても、「巧言令色鮮(すくな)し仁」というしか浮かばない。現にハワイから帰国した翌日、首相に同行した稲田防衛相はもう靖国神社に参拝した。
さすがに文芸評論家、私の気分を、「日米なんか事実上とっくに和解してんじゃん」という言葉で表現してくれている。
また、「不戦の誓いなんて口先だけじゃん」という表現も、まさにわが意を得たりというものであった。
「じゃん」なんて軽い言葉で表現するのもいかがなものかとおもったのだが、言われてみると、安倍首相の言葉の軽さを表現するには、ピッタリである。
そして、斎藤氏の文章はさらに続く。
今年は日中開戦80年の年である。1937年7月7日、中国の北京郊外の盧溝橋付近で日本軍と中国軍が衝突(盧溝橋事件)、同年12月には南京大虐殺が起き、南京陥落の際には日本中が提灯行列で祝った。
安倍首相の真珠湾訪問を受け、中国外務省の華春栄報道官は、「戦争の犠牲者の弔いをできる場所は多くある」と述べたそうだ。
日中開戦の地にこそ首相は足を運ぶべきであろう。むろんそのためには加害の歴史と向き合わなくてはならない。
その覚悟はある?
「天皇退位」問題については、日本共産党の正式な見解は表明されていません。1日未明におこなわれたテレビ朝日系番組「朝まで生テレビ」で小池書記局長が、この問題で発言しています。
共産党の幹部が、「天皇退位」問題について、どのような考え方をしているか、参考になると思いますので、紹介します。
「天皇退位」問題
天皇の生前退位をめぐって安倍政権が、現在の天皇限りの「特例法」で対処する姿勢を示していることについて、小池氏は、どの世論調査でも国民の6割以上が皇室典範の改定で対処すべきとしている中で、「特例法ありき」の姿勢は驚きだ。
憲法上の『国民統合の象徴』の地位の問題で、国民の意思とかけ離れた決定でいいのか」と指摘。
「1人の方が亡くなるまで仕事を続けなければならないのは、憲法の根本精神にも反する」としたうえで、「時の政権に左右されない一代限りではない、きちんとしたルールをつくるべき」と主張しました。
注)私も、小池書記局長の意見にまったく賛成です。一部の「有識者」といわれる方たちの、「天皇はなくなる間際になっても、天皇で居続けろ」という言い方は、本当に傲慢であるとさえ思っています。
共産党の幹部が、「天皇退位」問題について、どのような考え方をしているか、参考になると思いますので、紹介します。
「天皇退位」問題
天皇の生前退位をめぐって安倍政権が、現在の天皇限りの「特例法」で対処する姿勢を示していることについて、小池氏は、どの世論調査でも国民の6割以上が皇室典範の改定で対処すべきとしている中で、「特例法ありき」の姿勢は驚きだ。
憲法上の『国民統合の象徴』の地位の問題で、国民の意思とかけ離れた決定でいいのか」と指摘。
「1人の方が亡くなるまで仕事を続けなければならないのは、憲法の根本精神にも反する」としたうえで、「時の政権に左右されない一代限りではない、きちんとしたルールをつくるべき」と主張しました。
注)私も、小池書記局長の意見にまったく賛成です。一部の「有識者」といわれる方たちの、「天皇はなくなる間際になっても、天皇で居続けろ」という言い方は、本当に傲慢であるとさえ思っています。
今日のしんぶん赤旗には、自民党が、「TPP、年金カット法、カジノ法」で弁明に大わらわという記事を書いていますので、紹介します。
●米国のトランプ次期大統領の「離脱」表明で発行が絶望的なTPPを強行したことについては、「自由貿易を大切にする姿勢を明確にアピールした」と強弁。
●物価が上がっても賃金が下がれば年金も下げ、際限のない年金削減をもたらす「年金カット法については、高齢者が受け取る年金額を「少し下げさせてもらいます」とごまかしています。
●刑法が禁じる賭博場・カジノを解禁するカジノ法解禁推進法に関しては、「日本あちこちにカジノができるわけではありません」と説明。
「ギャンブル依存症対策」を強調するなど、弁明に必至となっています。
注)
私も、今、街頭演説で、この部分は、次のような文言で話しています。
ここの場面では、「そうだ!」の掛け声がかかるほどです。紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みなさん。昨年秋の臨時国会の安倍政権の暴走は、強行採決、強行採決の連続で、目に余るものであります。日本農業に重大な危機をもたらすTPP法案の強行採決、年金の削減を打ち出した年金カット法案の強行採決、さらには法律が禁止している賭博を持ち込むカジノ法案の強行採決、この3つの法案を強行採決したのは、自民党、公明党、維新の党の3党です。
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●米国のトランプ次期大統領の「離脱」表明で発行が絶望的なTPPを強行したことについては、「自由貿易を大切にする姿勢を明確にアピールした」と強弁。
●物価が上がっても賃金が下がれば年金も下げ、際限のない年金削減をもたらす「年金カット法については、高齢者が受け取る年金額を「少し下げさせてもらいます」とごまかしています。
●刑法が禁じる賭博場・カジノを解禁するカジノ法解禁推進法に関しては、「日本あちこちにカジノができるわけではありません」と説明。
「ギャンブル依存症対策」を強調するなど、弁明に必至となっています。
注)
私も、今、街頭演説で、この部分は、次のような文言で話しています。
ここの場面では、「そうだ!」の掛け声がかかるほどです。紹介します。
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みなさん。昨年秋の臨時国会の安倍政権の暴走は、強行採決、強行採決の連続で、目に余るものであります。日本農業に重大な危機をもたらすTPP法案の強行採決、年金の削減を打ち出した年金カット法案の強行採決、さらには法律が禁止している賭博を持ち込むカジノ法案の強行採決、この3つの法案を強行採決したのは、自民党、公明党、維新の党の3党です。
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③ー3ジャーナリズムとしての「赤旗」の役割
大企業の実名追及は、「赤旗」では当たり前ですが、商業メディアにはタブー中のタブーです。2014年、日曜版がブラック企業追及でJCJ賞を受賞をしましたが、その理由は、「多くのスクープや連載などの長期にわたるキャンペーンで『ユニクロ』『ワタミ』などと、具体的な企業名をあげ、過酷な労働実態を追及しつづけた『赤旗』の報道姿勢は特筆にあたいする」というものです。
実名報道は「特筆に値する」、つまり、大企業タブーのある、ほかのメディアには絶対できないことなのです。そこに価値があります。
「なぜスクープ連発か」とよく聞かれます。大企業の広告を取らない、タブーがない、あるのは明確な立場と問題意識です。そして、草の根の組織がある。これがスクープの根源です。
「SAPIO」の4ページ特集は、「スクープ連発、しんぶん赤旗を支える諜報ネットワーク」という見出しで、過去のスクープを表で紹介しています。
●「『政治資金』を洗い続ける職人記者がいる。
●「大企業や官庁内部に潜む党員情報源」
●「関連団体との組織的なつながりが肝」
●「記事がすぐ国会で質問される」等々
いわくありげな報道ですが、「赤旗」の調査報道に定評があり、「赤旗」を信頼して、官庁や企業から内部告発が寄せられるというのはその通りですし、地方議員や草の根の組織も貴重な情報源になっているのは事実です。
また、「知の巨人」といわれた故・加藤周一さんからは、2003年のイラク戦争開戦前夜にこんなコメントをしんぶん赤旗に寄せてくれています。
「私は長年『赤旗』を愛し、この新聞がなかったら世界と日本の真実、本当の動きがまるでわからず、この世は闇だと思ってきたが、今ほどその感を深くしているときはない。イラク問題をめぐる情報が手にとるようによくわかるのは『赤旗』だけである。私は毎日の『赤旗』を待ちかね、手にするやむさぼり読んでいる。おそらく日本中の『赤旗』読者がそうだろう」(2003年2月12日のコメント)
以上で、赤旗編集者の講義を学んできたことの報告です。
故・加藤周一さんは、作家であり、医者でもあり、評論家でもあります。私がよく読んだ文章家でした。
大企業の実名追及は、「赤旗」では当たり前ですが、商業メディアにはタブー中のタブーです。2014年、日曜版がブラック企業追及でJCJ賞を受賞をしましたが、その理由は、「多くのスクープや連載などの長期にわたるキャンペーンで『ユニクロ』『ワタミ』などと、具体的な企業名をあげ、過酷な労働実態を追及しつづけた『赤旗』の報道姿勢は特筆にあたいする」というものです。
実名報道は「特筆に値する」、つまり、大企業タブーのある、ほかのメディアには絶対できないことなのです。そこに価値があります。
「なぜスクープ連発か」とよく聞かれます。大企業の広告を取らない、タブーがない、あるのは明確な立場と問題意識です。そして、草の根の組織がある。これがスクープの根源です。
「SAPIO」の4ページ特集は、「スクープ連発、しんぶん赤旗を支える諜報ネットワーク」という見出しで、過去のスクープを表で紹介しています。
●「『政治資金』を洗い続ける職人記者がいる。
●「大企業や官庁内部に潜む党員情報源」
●「関連団体との組織的なつながりが肝」
●「記事がすぐ国会で質問される」等々
いわくありげな報道ですが、「赤旗」の調査報道に定評があり、「赤旗」を信頼して、官庁や企業から内部告発が寄せられるというのはその通りですし、地方議員や草の根の組織も貴重な情報源になっているのは事実です。
また、「知の巨人」といわれた故・加藤周一さんからは、2003年のイラク戦争開戦前夜にこんなコメントをしんぶん赤旗に寄せてくれています。
「私は長年『赤旗』を愛し、この新聞がなかったら世界と日本の真実、本当の動きがまるでわからず、この世は闇だと思ってきたが、今ほどその感を深くしているときはない。イラク問題をめぐる情報が手にとるようによくわかるのは『赤旗』だけである。私は毎日の『赤旗』を待ちかね、手にするやむさぼり読んでいる。おそらく日本中の『赤旗』読者がそうだろう」(2003年2月12日のコメント)
以上で、赤旗編集者の講義を学んできたことの報告です。
故・加藤周一さんは、作家であり、医者でもあり、評論家でもあります。私がよく読んだ文章家でした。