思い出の釣り・これからの釣り

欧州の釣り、竹竿、その他、その時々の徒然の思いを綴るつもりです

Katschbach(オーストリア・シュタイアーマルク州)

2012-02-19 07:27:02 | 欧州釣行記/Fishing Trips in Europe
オーストリアのほぼ真ん中に位置するのがSteiermark州で、既に何回か紹介しましたEtrachsee、Mur川を擁するMurauは更にSteirmarkの中ほどに位置するスキーで有名な街です。2000年の年末・2001年の年始にスキーのため訪れたのが最初の出会いでしたが、その際、手にしたパンフレットで鱒釣りが出来る事を知りました。
2001年3月のイースターシーズンに再度Murauを訪れましたが、その時にはスキーの道具の他、釣道具も車に載せ持参しました。

スキーの合間に向かった先がKatschbachです。



KatschbachはMurau市街から車で20分程度離れた場所にあり、名前のBachから判るように一寸した小川です。川幅は5~7メートル程度でしょうか。その川の7km程の区間がDay Ticketで釣り人に解放されておりました。



大した川ではないのですが、1995年10月HellenthalのOlefbachで釣りをして以来の欧州での釣りでしたので、思い出に残っております。記録を見ましたら、2001年3月18日に釣りをしております。もうすぐ11年が経とうとしているのですね。



川は典型的な山岳渓流で、日本に良くあるもの。ハッチに気を使うような川ではなさそうです。魚は虹鱒とBachforelle(川鱒、英語ではブラウントラウト)が居るそうですが、釣れたのは虹鱒ばかりでした。正確な数は記憶にありませんが、飽きない程度にそこそこ釣れた様に思います。雪解け水が入って流れがきつく、ドライ、ウェットでは話にならない状態でしたので、兎に角重いニンフを使ったのですが、その中で特に良く釣れたのがGold Bead付きのPrince Nympheでした。何故その様なニンフを持っていたのか思い出せないニンフですが、何かが特にその状況で虹鱒にアピールしたのでしょう。



愛用のPerfection 9'にPerfect 3 1/8、SharpeのTelescopic Net。リールラインはKaizer Silk。



川から車に戻るまで、農地を通って行きます。欧州では、川に入る際私有地を通る必要があれば、私有地を通行しても良いという法制が多い様です。以前行ったニュージーランドでもその筈でしたが、何せ鉄条網で囲われている所が多く、難儀した思い出があります。



Murauには良いスキー場があり、有名なのはWorld Cupの会場にもなるKreischbergですが、他に家内のような初心者も楽しめる緩やかなスロープの多いFrauenbergというスキー場もあります。10~20歳台の現役時代と違い、足腰が弱くなった私にはKreischbergの7kmノンストップ滑降は1回で全身がバラバラになりそうなくらいでしたので、何回かFrauenbergでのんびりとスキーを楽しみました。



これでもし温泉があったら、日本人には堪らないですね。

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