思い出の釣り・これからの釣り

欧州の釣り、竹竿、その他、その時々の徒然の思いを綴るつもりです

モロッコの釣り年券

2022-06-18 18:02:13 | その他の話題/Other Topics

カサブランカにやって来て2ヶ月半が経ちました。
モロッコにはアトラス山脈に幾つかの鱒川があるのですが、どこもカサブランカから300km以上離れており、日本と違い高速道路網が整備されている訳でもなく、運転は日本と比較することが出来ない程、荒め。そこで、どの川に行こうにも片道5時間は必要になってきます。
更に、コンビニで入漁券が買える日本とは違い、お役所の就業時間に入漁券を購入する必要があります。
近くのモロッコ人に相談すると、滞在許可を取得していれば年券は600ディルハム(8,000円弱)、滞在許可が無いと、月券で600ディルハム。滞在許可が下りてから買った方がいいと力説され、結局滞在許可を待つことになりました。
その滞在許可も未だ下りていないのですが、許可申請書を役所が受理した受領証(Quittance)でも年間入漁券の申請が出来るというので、カサブランカから車で一時間の首都ラバトの役所で先日漸く年間入漁券を購入出来ました。
鱒と結び付くイメージの無いアラビア文字が仏語と併記されている釣り券も中々オツなものです。

写真の付いている面には郵便局で所定の料金を支払った印紙を貼ります。後はここに一年毎に印紙を貼っていけば大丈夫な筈。
これでこの国で鱒を釣り上げるための障害物競走の第一関門を漸く超えることが出来ました。
そして本当はこの週末にIfrane/Azrou地区まで一泊で行き、Guigou川とかを試す予定にしていたのですが、同行を予定していた運転手のご家族が急遽病気になり同行不可。ドタバタの釣行取り止めとなってしまったのです。

モロッコは数年前からGMT(日本時間-9時間)を止め、大陸欧州、アルジェリア、チュニジアと同じGMT-1時間を標準時としたため、夏の夕刻は8時を回っても日が落ちません(その分朝日は今の時期でも06:30くらいまで登りません)。仕事から帰宅した後のその夕刻、Kamasanの14番up eye hookに以前紹介のOlly's HackleのBlue Dunをタイイングシルクにゴールドワイヤーのボディに巻いた簡単な毛鉤。モロッコ初釣行はまずは質では無く簡単な毛鉤で十分と思い巻いたものですが、これも当分出番は無さそうです。
このOlly's HackleのBlue Dunはスペントスピナーの横に開いた羽根を表現するのにぴったりな色と質感で、ケープが夫々£10と£13と激安なこともあり、購入して良かったと思えるハックルです。但し、米国ジェネティックハックルを見慣れた目からは、ハックルのバーブの長い使い物にならないハックルと思われるでしょうが。。。
コメント (4)
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