思い出の釣り・これからの釣り

欧州の釣り、竹竿、その他、その時々の徒然の思いを綴るつもりです

古いPartridge up eye hook 16番で毛針を巻く

2016-04-16 17:16:53 | 毛針/Flies
チュニジアに来て以来、Pheasant Tailはオーストリアに釣りに行く直前にちょこっと巻いたのですが、ドライフライは全く巻いておりませんでした。でも手元にはOld English Game Cockの珍品ハックルやスペインのブルーダンハックルもありますし、昨年当地赴任直前に入手出来たAlbert Partridge Wide Gape Up Eye Hookという如何にも伝統的な英国ドライフライ鈎もあります。
年末年始に日本に一時帰国した際、眼鏡の上からかけることの出来る2倍の老眼鏡を渋谷のサンスイさんで手に入れましたので、先週来ドライフライ作りに励んでみました。

使った鈎はここ数年全くご無沙汰してきた16番。裸眼ではとてもではありませんが私にとり巻くこと能わずです。


古いPartridge鈎で巻いた毛針専用に新調したRichard Wheatleyのコンパートメントに出来上がった毛針を納めます。東京に居る時に巻いた14番の毛針2本も含め、37本の毛針が現時点で収まっております。


これらはその一部。テイルには殆どスペインのパルド鶏を使用しました。各毛針のオリジナル指定とは違いますが、しっかり張りがあり、また透明に近い材料なので水面での姿勢維持に役立ってくれるのではないかと期待しております。


Iron Blue Dun。オーストリアの川では見ませんが、英国の川に釣りに行く際には必携です。


Lunn's Particular。これは世界中の川で実績のある毛針。


これはGreenwell's GloryのハックルをスペインのBlue Dunに変えたもの。各種オリブを念頭にしております。


Blue Winged Olive。スターリングのウィングにハニー・ダンのハックル。ボディはシールズファー。


左はオレンジクイル。右はチュニジア南部砂漠で先日のったラクダの毛をボディーに使ったTup's Indispensableもどき。


左側の大きなラクダの背中の毛を使っております。


真ん中は黄色に染めたピーコッククイルのボディにハニー・ダンのハックルを纏ったPale Watery。


これは、モヘア、シールズファー、ハーズポールを混ぜたボディのSherry Spiner。

オーストリアの川は未だ冷たく、6月にならないと釣りになりません。その前にフランスのノルマンディーにでも行って試してみましょうか。

コメント (4)
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