パラコナを全部で何本持っているのか正直よく分からなくなっております。殆どはシングルハンドで日本でも使えるものですが、日本で使うのは場所を選ばないと難しい大物竿も所有しております。
今日、久しぶりに竿をゴソゴソ見てみたところ、出て来たのがこの竿、Hebridean 13'9''です。
Hebrideanというのはスコットランドの更に北西にある島々Outer Hebrides、Inner Hebridesのゆかりの名前で彼の地の鮭・シートラウト釣り用に開発された竿と理解しております。最果ての荒涼としたところの様ですが、今から10数年前にTrout and Salmon誌にそこの地主貴族の娘さんが地元の釣りを紹介していたような記憶があります。
HardyのHebrideanは1925年から1956年まで製造された竿。この時期にカタログ入りした竿にはMarvel (1925年~1969年)、AHE Wood (1926年~1969年)、LRH Dry Fly (1928年~1971年)等があり、Hardyが竹の切削機を1925年に導入した後、世に問うたモデルの一つです。
この竿にはフェルールのプロテクターが全て揃って付いております。スパイク付きジョイントのプロテクターは木製のもの。
ジョイントは弛みが致命傷になる鮭釣り用にロックファストが採用されております。
リングは20年代までの竿に見られる竿に対し斜めに付けられたオープンブリッジです。
プラグは通常のもの。
トップリングは赤メノウと普通のメノウが付けられております。
アクションは適切な表現か分かりませんが、ゴールドメダルの様な胴に乗ってくる伝統的な調子で、Wye 11'の様な先調子とは違うものです。
この竿は13'9''ですが、かなりの重量がありグリップも半端な長さではありません。11'のWyeとグリップを比べてみるとその長さがお分かりになろうかと思いますが、Wyeの17.5インチに対し、Hebrideanは24インチもありました。
手に入れてからまだ一度も実釣に使用しておらず、竿に申し訳ないのですが、暫くスコットランドに鮭釣りに行く機会は無さそうです。
今日、久しぶりに竿をゴソゴソ見てみたところ、出て来たのがこの竿、Hebridean 13'9''です。
Hebrideanというのはスコットランドの更に北西にある島々Outer Hebrides、Inner Hebridesのゆかりの名前で彼の地の鮭・シートラウト釣り用に開発された竿と理解しております。最果ての荒涼としたところの様ですが、今から10数年前にTrout and Salmon誌にそこの地主貴族の娘さんが地元の釣りを紹介していたような記憶があります。
HardyのHebrideanは1925年から1956年まで製造された竿。この時期にカタログ入りした竿にはMarvel (1925年~1969年)、AHE Wood (1926年~1969年)、LRH Dry Fly (1928年~1971年)等があり、Hardyが竹の切削機を1925年に導入した後、世に問うたモデルの一つです。
この竿にはフェルールのプロテクターが全て揃って付いております。スパイク付きジョイントのプロテクターは木製のもの。
ジョイントは弛みが致命傷になる鮭釣り用にロックファストが採用されております。
リングは20年代までの竿に見られる竿に対し斜めに付けられたオープンブリッジです。
プラグは通常のもの。
トップリングは赤メノウと普通のメノウが付けられております。
アクションは適切な表現か分かりませんが、ゴールドメダルの様な胴に乗ってくる伝統的な調子で、Wye 11'の様な先調子とは違うものです。
この竿は13'9''ですが、かなりの重量がありグリップも半端な長さではありません。11'のWyeとグリップを比べてみるとその長さがお分かりになろうかと思いますが、Wyeの17.5インチに対し、Hebrideanは24インチもありました。
手に入れてからまだ一度も実釣に使用しておらず、竿に申し訳ないのですが、暫くスコットランドに鮭釣りに行く機会は無さそうです。