ペゾン・エ・ミシェルは日本でも良く知られた欧州竹竿の名門です。正確には知りませんが、90年代までは竹竿を製作しており、日本でも輸入代理店を介して購入出来ました。ペゾンの製品で最も有名なのは、シャルル・リッツが提唱するHS/HLを実現すべくデザインされたパラボリックアクションのPPPシリーズでしょう。
パリにLa maison de la mouche(毛鉤の家/店)というフライフィッシングのお店があり、そこの店主は、リッツが活躍していた時代、Michel Dubosという方だったそうです。このDubos氏がデザインしたのが、St.Louis。日本の輸入代理店はこれをセント・ルイスと読んで、まるでアメリカと何か関係があるかのような印象を与えてましたが、さにあらず。St.Louisとはパリのセーヌ川の中瀬に浮かぶ島の名前で「サン・ルイ」、そう、La maison de la moucheのある場所なのです。このお店にはパリに出張で行った際何度か時間を見て立ち寄りましたが、伝統を感じさせる室内で、特に毛鉤のコレクションが良かったように記憶しております。尚、そこでベルギーのカイザー・シルクラインの話をしたら、店主がカイザーは昔ペゾンのブランドでシルクラインを作っていたと言ってました。正否は知りませんが、興味深いものです。
グリップの直ぐ上にはペゾンのトレードマークとも言うべきトリコロールの巻きが施され銘が特徴のある手書でなされております。スローなパラボリックアクションの竿なので開けた川でゆったりとした釣りをする際には、愉しい竿です。
パリにLa maison de la mouche(毛鉤の家/店)というフライフィッシングのお店があり、そこの店主は、リッツが活躍していた時代、Michel Dubosという方だったそうです。このDubos氏がデザインしたのが、St.Louis。日本の輸入代理店はこれをセント・ルイスと読んで、まるでアメリカと何か関係があるかのような印象を与えてましたが、さにあらず。St.Louisとはパリのセーヌ川の中瀬に浮かぶ島の名前で「サン・ルイ」、そう、La maison de la moucheのある場所なのです。このお店にはパリに出張で行った際何度か時間を見て立ち寄りましたが、伝統を感じさせる室内で、特に毛鉤のコレクションが良かったように記憶しております。尚、そこでベルギーのカイザー・シルクラインの話をしたら、店主がカイザーは昔ペゾンのブランドでシルクラインを作っていたと言ってました。正否は知りませんが、興味深いものです。
グリップの直ぐ上にはペゾンのトレードマークとも言うべきトリコロールの巻きが施され銘が特徴のある手書でなされております。スローなパラボリックアクションの竿なので開けた川でゆったりとした釣りをする際には、愉しい竿です。