寒い冬から3月に入り一気に暖かくなり、桜も開花した週の週末、今年初めての釣りをしに養沢に行って参りました。
いつも通り5時36分発の小田急線に乗ります。東北沢から世田谷代田までの地下化がまさに始まった当日という事で、どんなものだろうかと思っておりましたが、東北沢手前から地下に潜り、通り過ぎる駅は何となく東京メトロの駅のような雰囲気です。下北沢駅ではテレビカメラもウロウロしたお祭り騒ぎでした。
その後、登戸で乗り換え立川で乗り換え、武蔵五日市でバスに乗り、7時30分くらいに養沢に到着致しました。
真新しい事務所にはストーブが焚かれ、昨年の仮事務所を経て、以前の事務所より良くなった事に何となく嬉しくなりました。
今年初めての釣りはドライフライのみ、ティッペットは4Xと決め、Phantom 9'を持参しました。
真新しい事務所のテラスで道具を仕立てます。太陽が降り注ぎ一見ドライフライには良さそうな雰囲気ですが、未だ春が一杯に広がっているような状況ではなく、日陰では植物も枯れた色で冬が頑固に居座っている様です。
Phantomを担いで取りあえず上流を目指し歩きます。川の水は何時もよりかなり少なく、淵では流れ込みだけに水の動きが見られるような感じで、一見してドライフライには厳しい状況である事が分かります。
午前中は、松葉、遠藤商店前、神社下、高橋と釣り歩きましたが、魚は底に沈んだままで、ウェイテッドニンフ以外では中々無理そうです。John Waller Hillsの"A Summer on the Test"に、John Worlidgeが1669年の著書"Systema Agriculturae"に書き記したという"...the Trout that lied upon the Fin in such strong Currents,....."という表現があり、著者もその表現を高く評価しておりますが、将に胸びれに乗ったという感じで流れに泳いでいるやる気のある魚は、残念な事に、あまり見られませんでした。
そんな中でも、時々魚のアタリがあるのですが、中々乗りません。濃いグレーに見えるスピナーが低く群舞しています。捕まえていないので正確でないでしょうが、フックサイズで12番程もありそうです。
という事で、最初はIron Blue、その後Kite's Imperialとグレー系のフライを使いましたが、最初にヒットしたのは実際に飛んでいる虫とは違い、Tup's Indispensableでした。
午後は松葉より下流で釣ってみます。
養沢センターの近くの流れに入り、川岸の縁で深さがあり水の動きがある所がありました。Tup'sが着水し、流れに乗るとアタリ。合わせるとPhantomの竿先がグッと曲がります。魚は上流へ泳ぎ、そうはさせまいとこちらは竿の弾力と4xの糸の強さを信頼して竿をタメます。結構時間がかかりましたが、虹鱒を上げる事が出来ました。31cmの鰭がピンと張った虹鱒でした。
最後に事務所下の淵でOlive Quillで魚を掛けましたが、なんとタール・ノットが解けてしまい、逃げられました。
15時5分のバスで帰り、約2時間後に帰宅です。
さて、今年の釣りはどうなるのでしょうか。
いつも通り5時36分発の小田急線に乗ります。東北沢から世田谷代田までの地下化がまさに始まった当日という事で、どんなものだろうかと思っておりましたが、東北沢手前から地下に潜り、通り過ぎる駅は何となく東京メトロの駅のような雰囲気です。下北沢駅ではテレビカメラもウロウロしたお祭り騒ぎでした。
その後、登戸で乗り換え立川で乗り換え、武蔵五日市でバスに乗り、7時30分くらいに養沢に到着致しました。
真新しい事務所にはストーブが焚かれ、昨年の仮事務所を経て、以前の事務所より良くなった事に何となく嬉しくなりました。
今年初めての釣りはドライフライのみ、ティッペットは4Xと決め、Phantom 9'を持参しました。
真新しい事務所のテラスで道具を仕立てます。太陽が降り注ぎ一見ドライフライには良さそうな雰囲気ですが、未だ春が一杯に広がっているような状況ではなく、日陰では植物も枯れた色で冬が頑固に居座っている様です。
Phantomを担いで取りあえず上流を目指し歩きます。川の水は何時もよりかなり少なく、淵では流れ込みだけに水の動きが見られるような感じで、一見してドライフライには厳しい状況である事が分かります。
午前中は、松葉、遠藤商店前、神社下、高橋と釣り歩きましたが、魚は底に沈んだままで、ウェイテッドニンフ以外では中々無理そうです。John Waller Hillsの"A Summer on the Test"に、John Worlidgeが1669年の著書"Systema Agriculturae"に書き記したという"...the Trout that lied upon the Fin in such strong Currents,....."という表現があり、著者もその表現を高く評価しておりますが、将に胸びれに乗ったという感じで流れに泳いでいるやる気のある魚は、残念な事に、あまり見られませんでした。
そんな中でも、時々魚のアタリがあるのですが、中々乗りません。濃いグレーに見えるスピナーが低く群舞しています。捕まえていないので正確でないでしょうが、フックサイズで12番程もありそうです。
という事で、最初はIron Blue、その後Kite's Imperialとグレー系のフライを使いましたが、最初にヒットしたのは実際に飛んでいる虫とは違い、Tup's Indispensableでした。
午後は松葉より下流で釣ってみます。
養沢センターの近くの流れに入り、川岸の縁で深さがあり水の動きがある所がありました。Tup'sが着水し、流れに乗るとアタリ。合わせるとPhantomの竿先がグッと曲がります。魚は上流へ泳ぎ、そうはさせまいとこちらは竿の弾力と4xの糸の強さを信頼して竿をタメます。結構時間がかかりましたが、虹鱒を上げる事が出来ました。31cmの鰭がピンと張った虹鱒でした。
最後に事務所下の淵でOlive Quillで魚を掛けましたが、なんとタール・ノットが解けてしまい、逃げられました。
15時5分のバスで帰り、約2時間後に帰宅です。
さて、今年の釣りはどうなるのでしょうか。