思い出の釣り・これからの釣り

欧州の釣り、竹竿、その他、その時々の徒然の思いを綴るつもりです

北アフリカに持参した7人の侍

2015-04-05 02:01:29 | Fishing Tackles
三月に新しい勤務地チュニスに到着致しました。
赴任直前にあの痛ましいテロ事件があり、赴任が数日延びましたが、今はアパートにも入り少ない荷物ではありますが、生活を開始しております。
今回に任地は車で移動出来る範囲に渓流釣り場がなく、毛針釣りをするには飛行機移動が必須のため、何本有るか良くわからないコレクションから7本のみを持参し、残りは日本に残して参りました。


日本の拙宅で二本の竿ケースに詰めた竿。


チュニス市内。今年の3月後半は風が強い日が続いておりますが、天気は晴天。湿度の少ないからっとした気候です。気温は東京よりも寒く感じられるくらいです。


さて、長旅を終えた竿ケースより竿袋に入った竿を取り出してみます。


下から、Perfection 9'(1958年)、Perfection 9'(1967年)、Phantom 9' (1964年)、Fario Club 8'5''、WF Hardy 8'6''(1968年)、LRH Dry Wet 9'3''(1953年)、Duluxe No.2 9'6'’(1944年)の竿達です。





このセレクションは基本的に欧州大陸のフランス・ノルマンディーのリール川、オーストリアのグムンドナー・トラウン川、同じくオーストリアのムール川、エトラッハゼー等の釣り場を想定し、大きな魚も十分取り込め、強い風でも毛針を振り込む事が出来、湖の場合はボートからの釣りもこなせる様な竿を選んだものです。今後はパリ経由でのフランス行きが増えると思いますので、Pezon et Michelに敬意を表しFario Clubも7人の侍に加えました。

後4~5ヶ月間は、日本からの他の引っ越し荷物は、航空便も船便も届かないので、今回チェックイン荷物で持参した竿、リール、タイイング用具、その他アクセサリーで今年の釣りを賄う必要がありますが、まあ何とかなると楽観的に見ております。チュニスからパリまで2時間ちょっとの飛行機旅です。ここの生活に慣れたら早速フランスでの釣りに再挑戦です。
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