以前紹介致しましたGebetsroither Stil(ゲベーツロイター流)或はÖsterreichischer Stil(オーストリア流)のキャスティングですが、1992年にHans-Ruedi Hebeisen氏が出版したFaszination Fliegenfischenというフライフィッシング解説本のキャスティング部分もそのGebetsroither Stilで解説されていることを再発見致しました。
HRH氏については既にグムンドナー・トラウンのところで触れてますが、Hans Gebetsroither、Charles Ritzと親交を結んだ、スイス出身の元キャスティングチャンピオンでチューリヒで釣具店を経営する他、キャスティングスクール等を開催しております。1942年生まれですので今年72歳になられます。
HRH氏。今から22年前の写真でしょうか。
キャスティングの部分。
ゲベーツロイター流は腕ではなく肩で投げるキャスティング。そのため、世界で一般的に行われているやり方とは違う点があります。まずグリップはインデックスフィンガーグリップ。これは通常のキャスティングではダメとされているグリップですが、ゲベーツロイター流では決定的な意味を持ちます。強い肩を使うこの投げ方でサムオントップを使うとバックキャストで竿が倒れてしまいますが、インデックスフィンガーグリップでは体の構造上竿が倒れる事はありません。1時で竿はストップします。
腕ですが、体の軸から45度程度広げると解説されております。
キャスティング距離が短ければ早いテンポで力を入れず、距離が長い場合はゆっくりと間を取って腕の移動距離を長く取り、力を入れるところではしっかり力を入れてキャスティングすべしとしております。
スタートに際し6つのルールとし:
①竿を体の軸から45度で動かす。
②竿を持つ手は額より低く胸よりも高いゾーンで動かす。
③リールは常にキャスティングする方向を向く。
④竿を前後に振る際はしっかりとストップをかける。
⑤バックキャストをフォワードキャストより力を入れて行う。
⑥手ではなく竿先が毛針を飛ばす事を忘れない事。力ではなくエレガントに竿を振る事。
肘の動き方ですが、バックキャストでは半月を描き、フォワードキャストでは直線的になります。
今釣りの読書でハウツー物は読まないですが、昔買った本をたまに読み直してみるのも良いものです。
HRH氏については既にグムンドナー・トラウンのところで触れてますが、Hans Gebetsroither、Charles Ritzと親交を結んだ、スイス出身の元キャスティングチャンピオンでチューリヒで釣具店を経営する他、キャスティングスクール等を開催しております。1942年生まれですので今年72歳になられます。
HRH氏。今から22年前の写真でしょうか。
キャスティングの部分。
ゲベーツロイター流は腕ではなく肩で投げるキャスティング。そのため、世界で一般的に行われているやり方とは違う点があります。まずグリップはインデックスフィンガーグリップ。これは通常のキャスティングではダメとされているグリップですが、ゲベーツロイター流では決定的な意味を持ちます。強い肩を使うこの投げ方でサムオントップを使うとバックキャストで竿が倒れてしまいますが、インデックスフィンガーグリップでは体の構造上竿が倒れる事はありません。1時で竿はストップします。
腕ですが、体の軸から45度程度広げると解説されております。
キャスティング距離が短ければ早いテンポで力を入れず、距離が長い場合はゆっくりと間を取って腕の移動距離を長く取り、力を入れるところではしっかり力を入れてキャスティングすべしとしております。
スタートに際し6つのルールとし:
①竿を体の軸から45度で動かす。
②竿を持つ手は額より低く胸よりも高いゾーンで動かす。
③リールは常にキャスティングする方向を向く。
④竿を前後に振る際はしっかりとストップをかける。
⑤バックキャストをフォワードキャストより力を入れて行う。
⑥手ではなく竿先が毛針を飛ばす事を忘れない事。力ではなくエレガントに竿を振る事。
肘の動き方ですが、バックキャストでは半月を描き、フォワードキャストでは直線的になります。
今釣りの読書でハウツー物は読まないですが、昔買った本をたまに読み直してみるのも良いものです。