思い出の釣り・これからの釣り

欧州の釣り、竹竿、その他、その時々の徒然の思いを綴るつもりです

フランスハックル毛針

2019-05-12 18:11:03 | 毛針/Flies

2019年に入ってから毛針を一切巻いていなかったので、帰国して3週間目のこの日曜日、フランス・ハックルで毛針を巻いて見ました。
使ったハックルは、gris fumé、gris cendré ruillé、gris clairの3種。


シルクはパーソルズのゴッサマーのプリムローズ。それにワックスを良くかけておきます。シルクは化繊のスレッドと違い太くしかも伸びがありません。ワックスを良くかけておけば一回巻けば解ける事も少なく、シルクに長く付き合ってきた私にとっては化繊よりも扱いやすい事もあり、懐古趣味でなく実践的な製品として使っております。


テイルにはスペインから入手したパルド鶏のものを使用します。


テイルを付けシルクをそのままボディとしゴールドワイヤーでリブをつけます。Greenwell's Gloryと全く同じボディです。


このボディに合わせるハックルはgris fumé。同じボディでgris cendré ruillé、gris clairも使います。


そこに、gris fuméのハックルを結びます。私は何時もハックルの先端がアイから外に伸びるようにハックルの裏側を手前に取り付け、それをアイからテイルの方向に巻いて行きます。巻き終わったらシルクで止め、そのシルクでハックルの間をアイに向かって巻いていき、ハックルが解けないよう強化すると同時に、ハックルが傘型になるように巻きます。
一番上の写真に戻りますが、同じボディに3種のハックル其々3つずつ結んで見ました。針はアップアイのスネック鉤2番(13番の筈ですが、13番よりもゲイプが小さく14番程度)。ハックルのサイズは12〜14番用となっておりましたが、通常のものより長めで私が使うには丁度良い長さ。これでウィングも脚も両方表現出来ます。
しかし、久しぶりに巻いた毛針なので、あまり格好良く巻けませんでした。。。
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帰国しました。

2019-05-06 16:42:35 | その他の話題/Other Topics

先月末4年超を過ごしたチュニスより帰国しました。船便も航空便も未だ輸出通関を切れず現地に残ったままですので、夏場までは今回帰国便にて持ち帰ることの出来た道具だけでの釣りになりますが、機会を見て手頃なところから釣りを再開したいと思います。
この大型連休中も釣りに行くチャンスは幾らかありましたが、チュニジア在住時と違い、何時でも釣りに行ける環境になると釣行に行く気がさほど起こらない。因果なものではあります。
上の写真は久しぶりに日本に残した黒いテーブルで撮ったもの。出来ればこの写真に写したチュニジアから持ち帰ったハーディー・マーベル7'6''にセント・ジョージ・ジュニア、そしてカイザーの20年超現役のシルクラインでドライフライを振りたいものです。

チュニス離任時のルフトハンザ便から見たチュニス郊外ラ・マルサとシジブサイドの眺め。4年間色々ありましたが、チュニジアの皆さんありがとうございました。。。。
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