Murauがその名を馳せるのは圧倒的に冬のスキーと思います。しかし、夏も家族連れなどが自然に触れるため多く訪れるようです。特に、今年はギリシャ債務問題でユーロ紙幣が現地で引き出せなくなったり、チュニジアの観光客を狙ったテロなどで遠隔地に行くのを敬遠した人たちが平年より多くMurauを訪れたと宿の女将さんから伺いました。
そして、地元の観光案内所には釣りのパンフレットも置いてあり、一見の釣り人でも釣りに必要な情報がコンパクトに纏まっております。Steiermark州は、Gmundner TraunのあるOberoesterreich州と同様に釣り免許が不要ですので、外国人にとってもありがたいところです。
最終日の今日、10時ちょっと前にStau Bodendorfの最上流Wandritschbruecke(ヴァンドリッチュブリュッケ)に到着。今日はHardy Marvelを使うことにしました。リールはPerfect最後期型3 1/8、Cortland Sylk DT4Fが巻き込んであります。
相変わらずの増水ですが、濁りは相当薄くなっておりました。
左岸の木が生える川岸に沿い水の流れが緩くなっているところが見えると思います。増水の川の中心部ではライズも期待出来ず、今日も過日同様に川の緩みに潜む魚を狙うことにしました。
橋を渡り、草の茂る坂を下り釣り場に向かいます。
気温は5度。日が射していないのでHeavy WeightのSolway Zipperを着て、その下にセーターを着込むと丁度良い寒さ。水が落ち着いていれば寒くともグレイリングが水面の羽虫にライズをする心ときめく光景が見られるのですが、今回は本当に残念です。10時過ぎから釣りを開始しますが、ドライフライは全く期待出来ず、ニンフを使うことにします。距離を投げる必要がないのでMarvel 7'6''でも何とかなります。釣りを開始して早々、アタリがあり、合わせると虹鱒の引きがあったのですが、逃げられ、その後も3匹かけたのですが、逃げられました。
そこで、ひと呼吸おくために毛針を交換。Grey Gooseを結びます。そして、上流の緩やかな溜まりになっているところに投げ入れると、リーダーが引かれます。Marvelのティップを気遣いながら合わせると竿先がグッと曲がりそれがミドルセクションまで曲げてきます。既に何匹か失っているので心の余裕がなく、竿の曲がりを写真に写すこと能わずですが、釣れたのは色白なブラウントラウトでした。
最終日も魚が釣れて、本当にホットしました。釣れたのは11時20分程。危ないところでした。
そんなことをしていると、蒸気機関車が走ってくるではありませんか。不意をつかれたため煙しか写真に収められませんでした。
そして、12時。ウィーンへの帰着時間から逆算し、試合終了です。Wandritschbrueckeの詳細があるのを発見しました。
この橋も今年は見納め。来年もまた会うことが出来るでしょうか。
釣りが終わった午後になると天気が良くなり青空が広がりました。今回は運がなかった訳ですが、それでも相手をしてくれたMur川の魚に感謝し、また来年もMur、そして爆釣の湖の異名を取るEtrachseeに来れるように期待します。(Etrachseeは9月中旬で禁漁になっております)
そして、地元の観光案内所には釣りのパンフレットも置いてあり、一見の釣り人でも釣りに必要な情報がコンパクトに纏まっております。Steiermark州は、Gmundner TraunのあるOberoesterreich州と同様に釣り免許が不要ですので、外国人にとってもありがたいところです。
最終日の今日、10時ちょっと前にStau Bodendorfの最上流Wandritschbruecke(ヴァンドリッチュブリュッケ)に到着。今日はHardy Marvelを使うことにしました。リールはPerfect最後期型3 1/8、Cortland Sylk DT4Fが巻き込んであります。
相変わらずの増水ですが、濁りは相当薄くなっておりました。
左岸の木が生える川岸に沿い水の流れが緩くなっているところが見えると思います。増水の川の中心部ではライズも期待出来ず、今日も過日同様に川の緩みに潜む魚を狙うことにしました。
橋を渡り、草の茂る坂を下り釣り場に向かいます。
気温は5度。日が射していないのでHeavy WeightのSolway Zipperを着て、その下にセーターを着込むと丁度良い寒さ。水が落ち着いていれば寒くともグレイリングが水面の羽虫にライズをする心ときめく光景が見られるのですが、今回は本当に残念です。10時過ぎから釣りを開始しますが、ドライフライは全く期待出来ず、ニンフを使うことにします。距離を投げる必要がないのでMarvel 7'6''でも何とかなります。釣りを開始して早々、アタリがあり、合わせると虹鱒の引きがあったのですが、逃げられ、その後も3匹かけたのですが、逃げられました。
そこで、ひと呼吸おくために毛針を交換。Grey Gooseを結びます。そして、上流の緩やかな溜まりになっているところに投げ入れると、リーダーが引かれます。Marvelのティップを気遣いながら合わせると竿先がグッと曲がりそれがミドルセクションまで曲げてきます。既に何匹か失っているので心の余裕がなく、竿の曲がりを写真に写すこと能わずですが、釣れたのは色白なブラウントラウトでした。
最終日も魚が釣れて、本当にホットしました。釣れたのは11時20分程。危ないところでした。
そんなことをしていると、蒸気機関車が走ってくるではありませんか。不意をつかれたため煙しか写真に収められませんでした。
そして、12時。ウィーンへの帰着時間から逆算し、試合終了です。Wandritschbrueckeの詳細があるのを発見しました。
この橋も今年は見納め。来年もまた会うことが出来るでしょうか。
釣りが終わった午後になると天気が良くなり青空が広がりました。今回は運がなかった訳ですが、それでも相手をしてくれたMur川の魚に感謝し、また来年もMur、そして爆釣の湖の異名を取るEtrachseeに来れるように期待します。(Etrachseeは9月中旬で禁漁になっております)