思い出の釣り・これからの釣り

欧州の釣り、竹竿、その他、その時々の徒然の思いを綴るつもりです

雨のEtrachbach(2022年7月10日)

2022-08-10 03:29:29 | 欧州釣行記/Fishing Trips in Europe

7月10日(日)は早朝から大粒の雨が降り頻る生憎の天気。宿の女将さんが「本当に今日釣りに行くの?」と問いかける中、「何時もこんな天気で慣れてますから」と答え、雨具を着込み湖上流の渓流Etrachbachへ向かいました。
ここは登山ハイキングの客も多く、前日には釣りをしているところに子供がやってきて、わざわざ魚のいる淵に石を投げて魚を追い散らすという散々な目に会いましたが、このような雨ではそうした不埒な輩も殆どいません。雨で体が冷えますがウェットフライで魚を狙います。

竿は前日午後と同じLRH Dry Wet 9'3''。リールは前日の物よりひと回り大きいPerfect Spitfire 3 1/8。それにCortland SylkのDT5Fを巻き込んであります。雨の中シルクラインで釣るのはラインに良くないので、プラスチックラインの中でも口径の小さいSylkを選んだもの。竿との相性も良くウェットフライに食いつくイワナのアタリを良く拾います。

何匹も釣れたのですが、前日同様ブルックトラウトばかり。アルプスイワナよどこえ行った?と思っていたらブルックトラウトとは違うイワナがかかりました。
一番右の魚は他のものより色が薄くなっております。

そのイワナがこれ。ブルックトラウトの様な虎縞がヒレや胴体に出ておらず、もう少しすると青黒く、腹は赤くなるアルプスイワナ。
とりあえず絶滅した訳ではなさそうなので一安心。雨が多少上った昼過ぎで渓流の釣りは終わり。

湖畔を宿の方に向かって歩くと牛が道路上で待ち構えております。

昔のEtrachseeをご存知の方には見慣れぬ風景ですが、この4年の間に桟橋が拡張され、寝転んで日向ぼっこが出来るようになっておりました。また、下を見ると大きなイワナが桟橋の下にサッと隠れます。50cmを遥かに超える個体も見え、湖で一番大物が潜むのは桟橋の下であることを確信しました。
大きめの魚を見つけたのでKiller Bugを口元にコントロールしてやると、パクりと咥えたのですが、アワセはすっぽ抜け、魚は隠れてしまいました。
ここでKiller Budで更にイワナを何匹か釣ってその日の釣りは終了。最終日7月11日(月)の午前中だけが残る釣りのチャンスですが、一体どうなってしまうのでしょうか。
(続く)

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