次に釣りに行く機会が有るのか無いのか分かりませんが、徒然なるままにドライフライを巻いてみました。
鉤はSneck鉤の1番(14番)。ハックルフライなのでDown Eyeです。
Frank Elder氏が70年代育てたOld English Game Cock (英国の闘鶏)のハックル。ラスティー・ダンを巻いたPheasant Tailドライフライ。
正面からハックルを見るとこの通り。
同じFrank Elder氏のハックルですが、ブラックorダークブルーダンに金色が一部乗っている物を巻いたバージョン。
正面から見るとこんな感じです。
Old English Gameのダン系のハックルの特徴はその透明感。光にかざすとキラッキラッと輝き少なくとも釣り師に対して非常にアピール致します。
一方、現代ジェネティックハックルを一手に取り仕切る感のあるWhitingのハックルでハニーダンに近いものを使い毛針を巻いてみました。
正面から見ると色がハッキリとしていてインパクトがあります。
Frank Elder氏の著書、The book of the hackleで氏はハックルの品質をファイバーの数の多さ、ファイバーの硬さ、ファイバーの色艶で測り、過去から釣魚本では著者達が昔は良いハックルがあったのに今は良いハックルは入手が難しくなってしまった、と嘆くが、昔のFly Fisher's Clubのハックルコレクション、Dr. Baigentのハックルコレクション等を参考基準に採ると、色の点では兎も角、現代のハックルの品質は昔のものより良くなっているくらいだ、と記しております。
Whitingのハックルは多分日本の高知の尾長鶏の血統を入れているのではと思いますが、ハックルが非常に長く、かつ、ファイバーが太く硬く、ドライフライを水面に高く載せるという点ではOld English Gameに比べ優っていると思います。ところがWhitingのハックルには致命的な欠陥があるが有るのも認識出来ました。
ラスティ・ダンのハックル。表面から見たもの。
ラスティ・ダンのハックル。裏面より見たもの。
金色が乗ったブラックorダークブルーダンの表面。
上記の裏面。
Whitingの表面。
Whitingの裏面。
OEGのハックルでも裏目は白っぽくなりますが、Whitingのものは残念ながらほぼ色が白。鶏の先祖、ジャングルフォウルのハックルの色はレッドなのに、裏がチョークのように白くなるという遺伝を濃厚に残している様子。
従い、毛針にして巻いて見るとその裏面の白色が目立ち全体的に白っぽくなっております。
一方、OEGは裏目の色が左程白くならないので、毛針に巻いても透明感が残ったものになります。
この色の違いが釣果をどのように左右するのでしょうか?或いは何の違いもないのでしょうか?
楽しみです。
鉤はSneck鉤の1番(14番)。ハックルフライなのでDown Eyeです。
Frank Elder氏が70年代育てたOld English Game Cock (英国の闘鶏)のハックル。ラスティー・ダンを巻いたPheasant Tailドライフライ。
正面からハックルを見るとこの通り。
同じFrank Elder氏のハックルですが、ブラックorダークブルーダンに金色が一部乗っている物を巻いたバージョン。
正面から見るとこんな感じです。
Old English Gameのダン系のハックルの特徴はその透明感。光にかざすとキラッキラッと輝き少なくとも釣り師に対して非常にアピール致します。
一方、現代ジェネティックハックルを一手に取り仕切る感のあるWhitingのハックルでハニーダンに近いものを使い毛針を巻いてみました。
正面から見ると色がハッキリとしていてインパクトがあります。
Frank Elder氏の著書、The book of the hackleで氏はハックルの品質をファイバーの数の多さ、ファイバーの硬さ、ファイバーの色艶で測り、過去から釣魚本では著者達が昔は良いハックルがあったのに今は良いハックルは入手が難しくなってしまった、と嘆くが、昔のFly Fisher's Clubのハックルコレクション、Dr. Baigentのハックルコレクション等を参考基準に採ると、色の点では兎も角、現代のハックルの品質は昔のものより良くなっているくらいだ、と記しております。
Whitingのハックルは多分日本の高知の尾長鶏の血統を入れているのではと思いますが、ハックルが非常に長く、かつ、ファイバーが太く硬く、ドライフライを水面に高く載せるという点ではOld English Gameに比べ優っていると思います。ところがWhitingのハックルには致命的な欠陥があるが有るのも認識出来ました。
ラスティ・ダンのハックル。表面から見たもの。
ラスティ・ダンのハックル。裏面より見たもの。
金色が乗ったブラックorダークブルーダンの表面。
上記の裏面。
Whitingの表面。
Whitingの裏面。
OEGのハックルでも裏目は白っぽくなりますが、Whitingのものは残念ながらほぼ色が白。鶏の先祖、ジャングルフォウルのハックルの色はレッドなのに、裏がチョークのように白くなるという遺伝を濃厚に残している様子。
従い、毛針にして巻いて見るとその裏面の白色が目立ち全体的に白っぽくなっております。
一方、OEGは裏目の色が左程白くならないので、毛針に巻いても透明感が残ったものになります。
この色の違いが釣果をどのように左右するのでしょうか?或いは何の違いもないのでしょうか?
楽しみです。