思い出の釣り・これからの釣り

欧州の釣り、竹竿、その他、その時々の徒然の思いを綴るつもりです

Hardy Halford (Model 1912) 9'6'' (E41313、1937年製)

2010-12-18 06:08:10 | Hardy Palakona
F.M.Halfordといえば、その数々の著書で英国のチョークストリームにおけるドライフライの釣りを確立した事でその名を知られております。ドライフライ至上主義でウェットフライのスポーツ性をChuck and chance itといって否定した事で一部にはお嫌いな向きもあろうと思いますが、英国南部のチョークストリームでのドライフライというウットリするような世界ではその名は不朽の輝きを放っております。

いつぞやのViscount Greyの様に、有名人の名をつけた竿をHardyは世に問っておりますが、そのHalfordの名を冠したドライフライ竿がこの竿です。見た目はゴツイのですが、実際にはそんなに固くはなく、シルクラインを優雅に振る事の出来る竿です。


Halford Rod、Perfect Reel(1912年チェック)、幻のHardy Coronaシルクライン。この組み合わせで来年は鱒でも釣りましょうか。


段巻は太く、普通のPalakonaとは違います。Halfordの名を冠する竿ゆえの贅沢。


9つのリングは、全てメノウ入り。Hardy竿でもLRH Dryの初期型等のみにしか見られない贅沢。


フェルールはstud lock。


仕込みスピアの入ったボタン。

家人がカメラを持って長いこと出かけており、iPhoneカメラで撮影してます。済みません。
コメント (2)
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