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思い出の釣り・これからの釣り

欧州の釣り、竹竿、その他、その時々の徒然の思いを綴るつもりです

養沢釣行(2012年3月11日)

2012-03-17 11:25:50 | 釣行記/Fishing Trips
今年初めての釣りをしに、養沢へ行ってまいりました。
大震災の一周年という日でしたので、多少不謹慎な思いではありましたものの、行ける日がこの日だけでしたので、日曜日の早朝5時36分発の、いつもの小田急線に乗車し、登戸、立川と乗り換え、7時5分武蔵五日市駅発のバスに乗り、7時20分過ぎに到着です。
朝から釣り人は事務所の暖炉の周りを取り囲み暖を取っておりました。私が受け取った番号は16番。朝から結構な数の釣り人が訪れておりました。
I went fishing in Yozawa for the very first fishing of this season.
Feeling a bit guilty to do fishing on the day of the one year anniversary of the huge earthquake, having, however, this day only for a day's fishing, I took 5:36 Odakyu-Train to Noborito, thereafter JR to Musashi-Itshukaichi via Tachikawa, then a bus leaving 7:05, I arrived a bit later than 7:20 at Yozawa.
Already some fishermen were sitting surrounding a hot stove of the office. No.16 was the number I got. Many fishermen were there despite so cold and early morning indeed.



気温は2度、水温は6度。かなり厳しいコンディションです。今年最初の釣行に同行させたのはPerfection 9'とPerfect 3 1/8。それにCortland社のSylk AFTMA 4番という道具立てです。
Air temperature was 2C, water 6C. It was really hard condition for trout fishing. Perfection 9' rod, Perfect 3 1/8 reel and Sylk AFTMA 4 of Cortland were my equipments accompanying me at this time.



どんより曇った空の下、取りあえず上流を目指して歩きます。
気温が低く、かじかむ手をBarbourのInternational Jacketに突っ込んで歩きます。もっと気温が高ければ、流れの多少早いところにもやる気のある魚がいるのでしょうが、この気温・水温では流れが緩やかなところで竿を出すに限ります。養沢センターを越えて見ると松葉には誰も入渓していないので、入ります。
シーズン最初の一投ですので、Greenwell's Gloryのドライフライを結んで投げてみました。魚は居るのですが、底にへばりついて全く反応がありません。数投であきらめ、ウェットフライのGreenwell's Gloryを結び直し斜め上流に投げダウンクロスに流します。
I start walking under the very cold cloudy condition with my stiff, cold hands in Barbour's International Jacket. There must be more active fish in the current if the water temperature would be higher, but I had no other choice than to give a try at a place like shallow pool. Passing by Yozawa Centre, having seen nobody fishing, I enter into ''Matsuba'' point.
As it was the very first cast of the year, I tied a dry fly version of Greenwell's Glory and put the fly upstream by some yards cast. I could see some fish, but they were simply too inactive to show interest in my dry fly neatly presented shortly before their nose. I gave up after a few casts, untied the dry fly and tied Greenwell's wet fly to cast it slightly upstream at first and let it drift down cross.




すると、即座に手応えがあり、魚が水中でキラリと光ります。合わせて釣り上げたのは小さな虹鱒君でした。
I felt a take instantly. A silver flash in the water and there was a rather small rainbow trout taken by the fly.


(松葉での一匹:今年最初の魚) (A fish at ''Matsuba'': the very first fish of 2012)

その後も松葉で川の底にへばりついた魚をウェットフライで数匹釣り、場所を変えます。
上流を目指し歩き、木の小屋を過ぎていつもの平和橋の上流を見てみると空いているので入ります。
After having taken several fish sticking on the bottom of the water at ''Matsuba'', I changed the place.
Waking upstream, passing through ''Kinokoya'' Soba Restaurant, having seen nobody was fishing there, I took place at ''Heiwa-Bashi'' point.


ウェットフライのダウンクロスを試みますが、ここは魚が乗ってくれません。しつこく粘り、数匹釣り上げます。
Down cross wet fly fishing. But fish were not so friendly on the day. I could take several more fish with my patience though.





なかなかウェットフライに反応しないので、仕方なし。余りやりたくないのですが渓流釣りのヤーン目印をリーダーとティッペットの結び目のちょっと上に結び、フライをPhesant Tailニンフに取り替え、15ヤード程上流に投げてみます。するとすぐに反応があり、虹鱒がかかります。これで数匹釣った後、またアタリが出たので合わせ取り込むと、ヤマメでした。
Wet fly lost its charm in the meantime. I put a yarn at the leader and tippet knot and exchanged wet fly with pheasant tail nymph of Frank Sawyer. It was not my favorite style to use indicator frankly, but no other choice. I pitched it in 15 yards upstream and got quick offer by a fish; I tightened the line so the hook went home; it was a rainbow. I got several fish this way. Another pull and another fight! A Yamame was it.



まだサビが出ている魚で、年越ししたものの様です。脂びれはそのままですので、ヤマメバッジはもらえませんが、ヤマメはいつ釣っても良いものです。
A darkish one, must stayed the off season in the river. A beautiful fish with sound fins. I could not receive the ''Yamame Badge'', which is given to the fishermen caught Yamame with a fat fin cut a bit short, it really did not matter before this beauty from the river.



(黒点が多い虹鱒。鰭はピンとしておりました。養沢で育った虹鱒でしょうか。) (A rainbow with more black spots than others. Born in this river?)

その後、平和橋から上流を覗いて歩きます。
After that I walked further upstream from ''Heiwa-Bashi''.


(橋の上流の釣り人) (A fisherman at bridge)


(滝。とても冷たい湿気を含んだ風が吹き付ける) (A waterfall. A wet cold wind blowed down heavily)




(滝で釣った虹鱒) (A rainbow trout at the waterfall)


(ポンプ小屋、遠藤前) (''Pumping Station'' and ''Endo-Mae'' points)

体がそのうち固まってしまったので、昼前に釣りを止め、木の小屋で温かいソバを頂きました。
I stopped fishing before noon, for my whole body was frozen, and went back to ''Kinokoya''. I got hot soba there.



昼食後は川を下りつつ竿をちょこちょこ出し、事務所に戻ります。途中、事務所のすぐ上流の瀞場にヤマメが数匹泳いでいるのを見、欲を出してIron Blueのドライフライを結び投げましたが、後ろの木にひっかかってしまい、回収すら出来ない羽目になりました。もう今日の釣りは終わりです。
After lunch, I fished at several points along the river on the way back to the office. I tied a Iron Blue dry fly and casted to present it to Yamame swimming in a shallow pool above the office. Alas, the beautiful dry fly was caught a tree backwards and could not be retrieved. Today's fishing was over.

14時46分、事務所の中で1分間の黙祷を捧げました。
I gave my silent minute to the victims of the great quake at 14:46 at the office.



15時5分のバスに乗り武蔵五日市駅へ向かいます。乗客は私一人だけ。
I took 15:05 bus to Musashi-Itsukaichi. Only passenger was me.



暖かくなってくれば、このバスももっと沢山の乗客を乗せて走る事でしょう。
This bus will bring many passengers after it will be warmer.

養沢釣行(10月1日)

2011-10-02 04:01:14 | 釣行記/Fishing Trips
10月に入り、殆どの釣り場は禁漁となりました。養沢も10数年前私が初めて行った時には9月末までの営業でしたが、今は10月末まで開業しております。

楽しみにしていた9月末は台風15号とぶり返した暑さ、人の多さで断念し、10月の初日養沢に行ってきました。




武蔵五日市から養沢までのバス車内。高校前で先生方が降車されてからはガラガラ。

いつも通り、7時半頃に到着します。今回はスタンプが一杯になったので、タダ、招待ですのでバッチに番号は書いてませんでしたが、9人程が入場していたそうです。

今日は久し振りに段巻きのPerfection 9'にKaizerのシルクライン。先日両端にブレイデッド・ループを取り付けたシルクラインです。

ポイントを見つつ、上流に向かい川沿いに歩いて行きます。チェストハイウェーダーを履いた釣り人が所々釣りをしています。ニーブーツの私は、川に入らないで釣りが出来る場所に入渓します。また釣り人が入っていない平和橋で入渓します。

最初は実績のあるウェットでやってみますが、中々当たりがありません。そこで、Tup's Indispensableを結び上流にキャストします。シュートではなく、何度か水面にフライを飛ばしながら、最後に落とし着水させます。すると、ザバっと食い付きました。ドライフライの釣りはこうでなければなりませんね。


Tup's Indispensableに出た虹鱒。


おちびちゃん。釣ってしまって後悔。

その後、ニンフも投入し数匹釣った後、木の子屋で昼食。今度は下流に歩いて行きます。ドライでの釣りがしたいので松葉に入りました。
流れが穏やかなところで上流にカースト。魚に見せる為に、水面ぎりぎりに毛鉤を何度か飛ばし、最後にシュートではなく、水面に毛鉤を置く方法で釣ります。何度か楽しい思いが出来ました。





上流のドライで出なくなったので、下流でのウェットに替えてみます。Greenwell's Gloryに替えてダウンクロスで流します。と、平和橋とは全く違い、今度は入れ食いとなりました。20分で10匹と上々の出来でした。


ウェットでの一匹。

最後に海入道橋の下でウェットで釣りをし、また何匹か釣り上げました。




10月は海外出張が幾つかあり、もうこれが今年最後の養沢かも知れません。

養沢釣行(7月30日)

2011-08-06 08:46:54 | 釣行記/Fishing Trips
「そろそろどうですか?」とハンガリー時代一緒にEtrachseeに釣りに行ったMさんからメイルを貰いました。
Mさんは毛鉤釣りをハンガリーで始めました。キャスティングの練習は私の社宅アパートの芝で行い、買った竿はSageの 9'AFTMA 6。今の日本ではヘビータックルと思われそうな選択ですが、素直に私の勧めに従って頂いたものです。
その竿を持って養沢に行こうという話しです。
朝5時に拙宅近くで待ち合わせ、Mさんの車で出発です。私は自慢ではありませんが、養沢に自家用車で行った事はありませんし、東京で車を運転した事がありません。西永福で首都高に入る筈が入れず、調布で漸く首都高へ合流し、中央道、圏央道を経て養沢についたのは6時半でした。


既にかなり沢山の車が止まっており、びっくりしました。私の番号は18番です。こういう時はジタバタせず、余裕を持って準備するに限ります。途中で買ったサンドイッチを頬張り、テレビを見ながらゆっくりします。外は雨、事務所の下には既に数人入ってますから彼らが上流に行くまで雨宿り気分で準備をします。


Mさんは前述のSage 9'、私はW.F.Hardy 8'6''3pcsにPerfect 3 3/8の道具立てです。まず、Mさんに事務所下の流れ込みを狙ってもらいます。
私は取りあえずその下流で釣り始めましたが、増水でなかなか難しい。暫く頑張りましたが失礼してMさんを追い越し一寸上流に場所を変えます。


Greenwell's Gloryのウェットをクロスに投げると、コツコツと来ます。合わせて今日の一匹目です。


その内雨は止みました。管理事務所の近くを狙い、Mさんも何匹か釣り上げてます。私は最初ウェットで釣りをしていましたが、Tup's Indispensableを付けて釣ってみると、何といとも簡単に食いつきます。増水してドライではちょっとと思っていたのですが、ドライで釣れるようです。但し、どの毛鉤でも良いというのではなく、Tup'sでないと出ない状況でした。


昼前に事務所近辺を引き払い、木の子屋に向かいます。


昼食後、平和橋の上流に入ります。Mさんには、私が前回ウェットのダウンクロスで入れ食いだったポイントを狙って貰い、私はその上流をアップストリームで狙います。
Tup'sの代わりに、Lunn's Particularを結んでキャストします。光の具合で全く毛鉤は見えません。が、ライズ! すかさず合わせると虹鱒君がかかりました。




増水した流れ。


6時にはMさんは目黒に戻らなければならないので4時ちょっと過ぎに上がりました。


帰りは中央道で戻ります。

養沢釣行(5月14日)

2011-05-20 14:50:23 | 釣行記/Fishing Trips
今年の釣り始めはまたも養沢。5時36分の小田急線に乗って約2時間後には養沢到着です。
受け取った番号は19番。もうこんなに人が来てるのは、連休明けでまだ余韻が残っているからでしょうか。或いはモンカゲロウ狙いの人がいるから?


あせらず身支度を整え、上流に向かって歩きます。歩くこと15分程度でしょうか、平和橋の上流のフラットな流れには人が居ないので入ります。竿はWF Hardy 8'6''。


こういうフラットな流れはドライでは難しいし、浮きを付けたニンフでも中々難しいもの。こういう時はウェットです。Greenwells Gloryのウェットを結び、クロスに流し、スウィングさせると、鱒の関心がフライに引き付けられます。
地元のおじさんが2人も凝視する中、2投目で最初の一匹の虹鱒を上げます。


その後は入れ食いで、1時間で30匹も掛けました。バラシがあったので上げたのは20匹ですが、ヤマメも含め、大変なものです。あまり掛かるのですっかり釣る気が失せてしまう程でした。


このヤマメの前に、これの倍くらいある大きなヤマメがGreenwell's Gloryを着水と同時にばっさり食い、それを上げたのですが、iPhoneで写真を撮ろうとした途端跳ねて逃げられました。


クロスの釣りに飽きたので、今度はアップストリームウェットで上流を狙います。これが非常に難しい。全くアタリが取れないのです。ここでは、逆に1時間以上粘って3匹という貧果。釣りも人生も、良い事ばかりではなさそうです。


お昼前ですが、もう早めのお昼を取りに下って木の子屋へお邪魔します。おそばに天麩羅そして、電車釣行の特権、ビールです。


ビールでもう疲れが出たので、竿をちょこちょこ出して帰ります。と、60cmはありそうな虹鱒を発見しました。




こんなのがかかっても、この道具立てでは上げられないと思いながらも、ウェット、ドライ、ニンフと試します。でも、全く興味を見せてくれません。その内、悠々と泳いで行ってしまいました。




15時5分のバスで武蔵五日市に戻ります。それから2時間後には帰宅出来ました。手は日焼けで真っ赤になり、今は茶色になりました。

Fish on 王禅寺(11月6日)

2010-11-14 05:17:09 | 釣行記/Fishing Trips
ハンガリー駐在時代に日本人会釣り部で一緒に釣りに行った仲間からメイルを貰いました。Fish on 王禅寺という神奈川県川崎市の管理釣り場で一釣如何?というものでした。禁漁に入り、3月までは管理釣り場にお世話になります。どんなところか行ってきました。

小田急線の急行で新百合ヶ丘まで22分、その後バスで田園調布学園大学前まで10分ちょっと、自宅からドアトゥードアで1時間かかりません。バス停から管理釣り場までの道は住宅地ですので、道に迷ったかと、ちょっと不安でしたが無事に到着です。入り口を入ると直ぐにレストラン併設のクラブハウスがあり、そこで6時間の券を購入します。尚、レストランに入る時、券を預けると、レストランで過ごした時間分、釣時間を延長してくれます。

クラブハウスの目の前はルアー専用池。かなり混んでます。

フライ専用池に行き釣り始めます。ウェットフライ、ニンフを選んで投げますが中々アタリが出ません。管理釣り場では普段使っている毛鉤は効かない様子で色々試したところ、グリーンボディー、レッドテイルのParallettaで漸くアタリ、一匹釣り上げました。
投げた後それをゆっくりリトリーブする釣り方でしたが、鱒に毛鉤を飲み込まれ、次ぎの毛鉤を探したところ、昔懐かしのモンタナニンフが出てきました。
普段の釣りでは全く出番のないこの毛鉤、30年前はニンフというと良く登場したもので、当時ダイワが出していた毛鉤セットのニンフはモンタナマラブーにウーリーバガーだったものです。
モンタナニンフでスローリトリーブをかけていると、それまでの鱒より強い引き!Phantom 9'をグイグイ曲げてランディングネットまで出動させた鱒は37cmの虹鱒君でした。

レストランでの昼食後、フライ専用池に戻りましたが、後ろが開けて太陽の光の向きも良好な場所は既に他の釣り人が入ってます。ちょっと光の関係で水面が反射し殆ど見えない場所ですが空いているところに入ります。


隣の釣り人が魚をかけました。

昼食後は殆ど釣れなかったですが、それでも久し振りにのんびり楽しく釣りをする事が出来ました。大都市の近郊なので情緒が無い、人が多いと、不平を言えば色々出るでしょう。でも、その気になれば突っ掛け履きで行ける鱒釣り場。いい発見を致しました。

養沢釣行(8月7日)

2010-08-07 15:01:56 | 釣行記/Fishing Trips
いやあ、今日も大変暑かったですね。梅雨明けから続くこの酷暑で私もへろへろですが、さぞや渓流魚も大変なものと思います。

2ヶ月振りに養沢に行ってきました。

いつもの通り朝7時過ぎに武蔵五日市駅を出発するバスに乗り7時半に事務棟に到着、入漁券を購入し準備を済ませ8時ちょっと前に出発です。

朝からもう30度を超えているのでしょうか?止めどなく滴る汗。
兎に角前回同様平和橋の近辺で入渓です。







魚は見えるのですが、前回とは違いやる気が見られません。ドライ、ウェット、ニンフと試して、Partridge and Orangeで漸く最初の一匹をキャッチです。



その後もPartridge and Green等、ソフトハックル系でなんとか数匹釣り上げて見切りを付け、神谷橋へ遡行します。


(Partridge and Greenでの一匹)




(St. Louis 8'1''と虹鱒)






魚は居るのですが、かなり活性が低く反応は今一つです。

一時頃まで頑張ったのですが、この暑さでそれ以上釣りをする根性が無く、木の小屋で一休み。



帰路数匹追加で釣り、今日は3時5分のバスで帰る事としました。


(設立者トマス・ブレークモア氏愛用のHardy Marvel 7'6'')


(バス停からの眺め)

帰りのホリデー快速秋川号が、市ヶ谷駅での人身事故の影響で、中野駅で足止めをくいましたが、20分程の遅れで無事帰宅致しました。今年の夏の釣りはちょっと考え物です。

養沢釣行(6月5日)

2010-06-05 12:48:47 | 釣行記/Fishing Trips
今年の釣りはまだ1度だけ。3月の養沢でした。4月はアフリカへ、5月はドイツから友人が2週間以上拙宅に滞在し、週末は東京各地と京都・大阪のお決まりコース。釣りをする機会が全くありませんでした。僅かにこのブログで自分の趣味が何なのかを確認する日々を送っておりましたが、漸く解放された今日行って参りました。車を持っていないので、安直に目的地はまたもや養沢です。


(京都平安神宮)

5時36分の小田急線にのり、登戸へ。そこでJR南武線に乗り換え立川まで。立川でJR五日市線に乗り武蔵五日市に着いたのが6時59分。それから7時5分のバスに乗り込むと、釣竿を持っている乗客が自分も入れて5名。今までにない多さですね。養沢の事務棟へ到着したのが7時30分ちょっと過ぎでした。自宅からDoor to Doorで2時間ちょっとです。

いつもはニーブーツのみを持参しますが、今回はゴアテックスのチェストハイを念のため持参しました。リュックサックはパンパン、ベルトが肩に食い込みます。入漁料を支払い、スニーカーを手早くチェストハイに着替えます。今日の竿はハーディー・ファントムの9'、2pcs。6番指定の竿は養沢のミニサイズの鱒にはゴツ過ぎないかとは思いましたが、今日は、ハッチ・ライズがあればファントムでドライフライのキャスティングをしたいと思い持参しました。

過去は事務棟の直ぐ下の淵から始めて来ましたが、今日は上流部を見たかったので取り合えず最初から上流へ歩きます。既に車で入渓した釣り人がポイントに入っており、なかなか釣りをする場所がなく、木和田橋の上流で漸く入渓です。

ハッチがないので、取り合えず定番のフェザントテイルを結びます。



ダウンに流すと直ぐに手元にアタリを感じます。合わせて最初の虹鱒君が上がりました。
その後ニンフへの反応が今一つなのとアタリが取りにくかったのでGreenwell's Gloryのウェットに替えクロスに投げ、流れでアクションを取らせます。すると虹鱒は直ぐに反応。次の魚も釣り上げられました。その後Silver March Brown、Connemara Blackと毛鉤を替え、このポイントで15匹です。ちょっとゴツイかと思われたファントムをこの虹鱒君達はグイグイ曲げてくれました。

ここでファントムですが、色々な人が言っているように、幾ら強くフォワードキャストをしても、ドライフライ・ウェットフライが必ずふわりと落ちるのです(ニンフは重りが入っているのでそうは行きませんが)。これはどういう設計で可能になるのでしょうか?今日も何度も試しましたが、毎回ふわりと毛鉤は水面に落ちるのでした。

さて、そこから更に上流に向かい、神谷橋の上流へ。そこではアップストリームの釣りになりますのでウェットフライは脇に置きニンフで再度挑戦します。







ここでも結構楽しませてもらいました。

さて、今日のテーマは上流部の探査。更に上流に向かいます。



この堰堤ではなんの反応もなく、ちょっとガッカリです。



もう十分釣ったのでちょっと早いのですが2時前に納竿。「木の小屋」で天ぷらそばを頂き、ビールを一杯。

15時5分のバスに乗り武蔵五日市駅へ。家にたどり着いたのは丁度2時間後でした。都会で暮らす私にとって、ちょっとした旅という所でしょうか。