最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

「ポストペタスケール高性能計算に資するシステムソフトウェア技術の創出」研究領域の H24公募説明会

2012年03月16日 02時27分32秒 | Weblog
JST CREST 「ポストペタスケール高性能計算に資するシステムソフトウェア技術の創出」研究領域のH24年度公募説明会が以下の日程で開催されます。詳しくはこちらの PDF ファイルをご覧下さい。

<H24 年度選考における、研究総括の期待>
* アプリケーション、組み込みシステム、アーキテクチャ等の研究者が本領域に参加し、「システムソフトウェア」の研究に挑戦すること。
* 社会・経済・政治現象を対象とする大規模シミュレーションが可能となる、離散事象シミューション実行プラットフォーム(シミュレーションのための開発・実行システムであり、アプリケーションソフトウェアではありません)の研究提案。
* ポストペタスケール時代で中心となる、若手研究者の応募。
* 研究代表者が研究構想を実現するために必要十分なチーム構成で良いので、総額1.5億~3億円未満(CREST種別Ⅰ)の比較的小規模チームもエンカレッジします。

<公募説明会>
日時:平成24年3月26日(月)13:30~15:30
場所:JST東京本部別館 (K’s五番町ビル)2Fセミナー室(東京都千代田区五番町7)
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新 SDPARA の特徴

2012年03月15日 03時18分06秒 | Weblog
もうすぐ TSUBAME 2.0 で大規模に実行される予定の新 SDPARA の特徴について。ここまで作り込んでいる SDP ソルバーは他には無いでしょう。

◯ ライブラリも含めた ILP64 完全対応
◯ Schur Complement Matrix(SCM)の生成時におけるメモリ使用量の大幅な減少
  副作用として SCM の生成時間の増加
◯ GPU による SCM の Cholesky 分解の高速化、及び計算と通信のオーバーラップ化

◯東工大 TSUBAME 2.0
HP Proliant SL390s G7 1408台
HP Proliant SL390s G7
CPU: Intel Xeon 2.93GHz 6コア×2ソケット = 12コア(Hyperthreading時 = 24コア)
GPU: NVIDIA Tesla M2050 3GPU
Memory: 54GB (一部は96GB)
SSD: 120GB (一部は240GB)
ネットワーク: QDR InfiniBand x 2 = 80Gbps

◯1ノードあたりの性能(倍精度)
CPU 140GF(2.93GHz) + GPU 1545GF = 1685GF
CPU 153GF(3.2GHz : TB) + GPU 1545GF = 1698G
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OFEDの最新 Infiniband ドライバ

2012年03月14日 01時36分14秒 | Weblog
RHEL(CentOS) のバージョン 5 でも 6 でも、default で Infiniband に対応しているので、yum 等で openib や rdma 関係を追加すれば簡単に後からドライバ等をインストールすることができる。
ただし、それらとは別に以下の OFA のホームページから最新の Infiniband 関係のドライバ等を入手してインストールすることもできる

OpenFabrics Alliance (OFA)

ちなみに現在の最新バージョンは以下のように 1.5.4.1 となっている。

http://www.openfabrics.org/downloads/OFED/ofed-1.5.4/OFED-1.5.4.1.tgz

このファイルを展開して install.pl を実行すれば Infiniband 関係のドライバだけでなく、MPI(mvapich, mvapich2, openmpi)等のインストールも自動で行われる。
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日本オペレーションズ・リサーチ学会「最適化の理論と応用」研究部会

2012年03月13日 02時17分34秒 | Weblog
2012年2月にて、SCOPE 研究部会の全活動が終了致しましたが、2012年3月より,日本オペレーションズ・リサーチ学会「最適化の理論と応用」研究部会(Seminar on Optimization: Theory and Applications)が開始となりました。

また、今年も以下のようにつくば合宿が開催される予定です。例年より少し遅めの開催ですが、研究発表も含めて是非ご参加ください。

最適化の理論と応用 -- 未来を担う若手研究者の集い2012 --」開催のお知らせ
日本OR学会「最適化の理論と応用」研究部会(SOTA)では,定例研究会の他に,
学生の皆さんを中心とする若手研究者の研究発表・交流の場として
「未来を担う若手研究者の集い2012」と題した2日間の研究集会を以下の通り企画しています.
最適化を扱っている方はもとより,最適化関連分野の研究者が交流をなすべき話題を
お持ちの方々のご参加もお待ちしてます.

開催日 : 2012年6月30日(土), 7月1日(日)
会 場 : 筑波大学
参加費 : 無料(ただし,宿泊,懇親会への参加は有料)
事前登録 : 不要(ただし,筑波大学の宿泊施設利用希望の場合は必要)
発表申込〆切 : 2012年5月25日(金)

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Infiniband と比較実験

2012年03月12日 01時16分51秒 | Weblog
2ノード(MPI) x 2 CPU(12コア) の規模で以下の二種類の計算機(計算サーバ + OPT クラスタ)で比較実験を行った。通信量の多い少ないによって、わかりやすい結果になっている。

◯問題:nug12_r2.dat-s (通信量多い)
計算サーバ + MPICH2 1.4.1p1 (GbE) : 313.41s
計算サーバ + OpenMPI 1.5.4 (Inifiband) : 148.82s
OPT クラスタ + OpenMPI 1.5.4 (Inifiband) : 119.88s

◯問題:FH2+.1A1.STO6G.pqgt1t2p.dat-s(通信量少ない)
計算サーバ + MPICH2 1.4.1p1 (GbE) : 69.74s
計算サーバ + OpenMPI 1.5.4 (Inifiband) : 65.74s
OPT クラスタ + OpenMPI 1.5.4 (Inifiband) : 62.67s

◯ 計算サーバ:Intel Xeon + 4 GPU マシン(2台)
CPU:Xeon X5690(3.46GHz,6コア)×2
メモリ:192GB(16GB×12)
HDD:SATA500GB×2(システム、システムバックアップ)
NIC : GbE x 1 & Inifiniband x 1
GPGPU:Tesla C2075×4
OS:CentOS 6.2

○ OPT クラスタ
1:PowerEdge M1000e(ブレードエンクロージャー) x 1台
2:PowerEdge M710HD(ブレードサーバ) x 16台
ブレードサーバの仕様:
CPU : インテル(R) Xeon(R) プロセッサー X5670(2.93GHz、12MB キャッシュ、6.4 GT/s QPI) x 2個
メモリ: 128GB (16X8GB/2R/1333MHz/DDR3 RDIMM/CPUx2)
Disk : 73GB x 2(1台のみ 300GB x 2)
NIC : GbE x 1 & Inifiniband QDR(40Gbps) x 1
OS : CentOS 5.8
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Infiniband を使う前に

2012年03月11日 03時45分52秒 | Weblog
Tesla 4台搭載マシン同士(2台)を Infiniband で接続して、SDPARA 等の実験を行っている。



実際に使う前にはいろいろな設定を行う必要があるが、/etc/security/limits.conf には以下の設定を追加しておく。

* soft memlock unlimited
* hard memlock unlimited
* soft stack unlimited
* hard stack unlimited


◯ GPU サーバ:Intel Xeon + 4 GPU マシン(2台)
CPU:Xeon X5690(3.46GHz,6コア)×2
メモリ:192GB(16GB×12)
HDD:SATA500GB×2(システム、システムバックアップ)
GPGPU:Tesla C2075×4
OS:CentOS 6.2
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FX10に関する質疑応答

2012年03月10日 01時57分01秒 | Weblog
2/20 と 24 に東大にて新スパコン FX10 の説明会が開催されました。質疑応答の詳細に関してはこちらのホームページをご覧下さい。

Q: Tofuの形状(XYZabcのサイズ)を教えてください。
A: XYZabcの順に 10 x 5 x 8 x 2 x 3 x 2 となっています。

Q: ジョブ実行時に確保される計算ノード群の形状を指定できますか?
A: 1次元、2次元、3次元の形状を指定することが可能です。

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作業報告

2012年03月09日 03時49分47秒 | Weblog
◯現行のCentOS 5.7 のマシンは、全て 5.8 へのアップグレードを行った。
opt クラスタも 5.8 にアップグレードして、正常に動作することを確認した。

○ OPT クラスタ
1:PowerEdge M1000e(ブレードエンクロージャー) x 1台
2:PowerEdge M710HD(ブレードサーバ) x 16台
ブレードサーバの仕様:
CPU : インテル(R) Xeon(R) プロセッサー X5670(2.93GHz、12MB キャッシュ、6.4 GT/s QPI) x 2個
メモリ: 128GB (16X8GB/2R/1333MHz/DDR3 RDIMM/CPUx2)
Disk : 73GB x 2(1台のみ 300GB x 2)
NIC : GbE x 1 & Inifiniband QDR(40Gbps) x 1
OS : CentOS 5.8

◯ Inifiband カードとスイッチの購入を行ったので、Tesla 4台搭載マシン同士(2台)を Infiniband で接続して、とりあえず IPoIB で通信できるようにした。

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SDPA 対 CSDP 対 SDPT3 対 SeDuMi

2012年03月08日 00時18分15秒 | Weblog
新しい MATLAB R2012a が入手できたので、SDP の四つのソフトウェアについて簡単な比較実験を行ってみた。なお MATLAB を使用するソフトは SDPT3 と SeDuMi のみ。

◯問題 LiH.1Sigma+.STO6G.pqgt1t2p.dat-s
SDPA 7.4.0 : 9.70s
CSDP 6.1.1 : 30.34s
SDPT3 4.0 : 225.85s
SeDuMi 1.3 : 82.16s

◯問題 theta6.dat-s
SDPA 7.4.0 : 13.03s
CSDP 6.1.1 : 14.26s
SDPT3 4.0 : 19.03s
SeDuMi 1.3 : 398.92s

◯問題 truss8.dat-s
SDPA 7.4.0 : 0.72s
CSDP 6.1.1 : 2.01s
SDPT3 4.0 : 2.93s
SeDuMi 1.3 : 3.06s

◯問題 mcp1000-10.dat-s
SDPA 7.4.0 : 7.81s
CSDP 6.1.1 : 10.66s
SDPT3 4.0 : 21.29s
SeDuMi 1.3 : 91.27s

◯ MATLAB R2012a (7.14.0.739) 64-bit (glnxa64)

◯サーバ:Intel Xeon Westmere-EX 40 コアマシン
CPU Intel Xeon E7-4870 2.40GHz 30M L3 cache x 4
Memory ACTICA DDR3 1333 ECC REG 512GB( 16GB x 32)
HDD 3.5" Enterprize 1TB SATA HDD x 4 : RAID5構成
VGA GLADIAC GTX 580 1.5GB
Supermicro 4 way 4U Tower Server
1400W redundant 電源
OS : CentOS 6.2
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Cholesky 分解とCPUとGPU その2

2012年03月07日 02時20分46秒 | Weblog
現在開発中のソフトウェアにおける Cholesky 分解の性能比較を行った。まだ開発中なので参考まで。

◯ CPU による計算:以下の OPT クラスタ
16ノード, 32CPU, 192 コア : 実行は 16 MPI x 12 OpenMP
◯ GPU による計算:以下の TSUBAME 2.0
1 ノードで 2CPU & 3GPU (Cholesky 分解は GPU のみ)

◯問題 tai20a.dat-s : m = 72600 :
CPU(32CPU) : 999.7 GFlops
GPU(12GPU) : 1159.7 GFlops
GPU(24GPU) : 1599.9 GFlops
◯問題 tai22a.dat-s : m = 107206
CPU(32CPU) : 1060.2 TFlops
GPU(12GPU) : 1545.9 GFlops
GPU(24GPU) : 2211.8 GFlops

◯東工大 TSUBAME 2.0
HP Proliant SL390s G7 1408台
HP Proliant SL390s G7
CPU: Intel Xeon 2.93GHz 6コア×2ソケット = 12コア(Hyperthreading時 = 24コア)
GPU: NVIDIA Tesla M2050 3GPU
Memory: 54GB (一部は96GB)
SSD: 120GB (一部は240GB)
ネットワーク: QDR InfiniBand x 2 = 80Gbps

◯1ノードあたりの性能(倍精度)
CPU 140GF(2.93GHz) + GPU 1545GF = 1685GF
CPU 153GF(3.2GHz : TB) + GPU 1545GF = 1698G

○ OPT クラスタ
1:PowerEdge M1000e(ブレードエンクロージャー) x 1台
2:PowerEdge M710HD(ブレードサーバ) x 16台
ブレードサーバの仕様:
CPU : インテル(R) Xeon(R) プロセッサー X5670(2.93GHz、12MB キャッシュ、6.4 GT/s QPI) x 2個
メモリ: 128GB (16X8GB/2R/1333MHz/DDR3 RDIMM/CPUx2)
Disk : 73GB x 2(1台のみ 300GB x 2)
NIC : GbE x 1 & Inifiniband QDR(40Gbps) x 1
OS : CentOS 5.7
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第11回 GPUコンピューティング 講習会

2012年03月06日 02時11分05秒 | Weblog
日本で一番早く閉店すると言われているセブンイレブンの上の3階にある東京工業大学・大岡山キャンパス 情報ネットワーク演習室 第2演習室で第11回 GPU コンピューティング講習会を受けてきた。

最初にゴードンベル受賞(2011)研究の紹介が行われたが、これは個人的に昨年の SC11 で聞いた内容。その後で OpenACC の紹介があったが、まだ OpenACC 自体の仕様が固まっていないことや、サポートしているコンパイラ等が少ないことから現時点では参考程度の内容になっている。
「OpenACC の紹介」スライド

その後は HMPPの概要説明と TSUBAME 2.0 上での HMPP の実習が行われた。いつもは実習を受けさせる方の立場であって、受ける立場になるのは約20年ぶり。内容は簡単だったので、どんどん先に進んで10分程度で終わった。参加者にはいろいろな人がいたのだが、いったいどのような方が参加されていたのだろうか?どう見てもあまりコンピュータ得意そうでない一般の参加者も多かったのだが。。。。
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SDPARA と大規模実行の歴史

2012年03月05日 00時16分00秒 | Weblog
これまで SDPARA を用いて様々な計算資源上で大規模計算を実行して、汎用的な SDP を高精度で解くという意味での SDP の世界記録の更新を行ってきた(n = 行列の大きさ, m = 制約式の数とする)。



以下のその大規模実行の歴史について列挙したものであって、比較的小規模な環境で達成された記録等については省略している。

2003年 : 東工大松岡研究室 PREST III クラスタ計算機 (64CPU : n = 630, m = 24,503)
2006年 : 産総研 AIST Super Cluster (256 CPU : n = 15,914, m = 27,888)
2010年 : 京大 T2K スーパーコンピュータ (512CPU (2,048コア) : n = 19,460, m = 36,795)
2012年 : 東工大 TSUBAME 2.0 スーパーコンピュータ(820CPU, 4,920コア) : n = 486,600, m = 379,350)
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Magny-Cours 48 コアマシン

2012年03月04日 01時05分43秒 | Weblog
Dell PowerEdge R815 の Magny-Cours 48 コアマシンですが、購入当初からトラブル続きとなっておりまして、高い負荷をかけてある程度長い時間が経過するとマシンが停止(あるいは reboot)します。エラーログの解析等も行い、その度に CPU やマザーボードの交換等を行っていますが、対症療法のような感じとなっておりまして、根本的な原因はわからない状況です。考えられる原因としては、
1:熱の問題(エアーフローや冷房の強弱等)
2:電源の問題(電圧降下やアース設置の問題)
3:OS自体が不安定、あるいはハードとの相性が悪い
などがあります。いろいろな対策を取っていますが、いずれも決め手にはなっておりません。
このマシンは 4CPU で合計 48 コアを搭載していますが、48 コア全ての浮動小数点ユニットに高い負荷をかけたままで長時間の数値実験を続けることが、このサーバの設計上困難という可能性もあります(確証はありませんが)。もともと HPC 向けではないのかもしれません。
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第1回 Graph CREST シンポジウム:情報更新5

2012年03月03日 00時53分24秒 | Weblog
Tilte: The First Workshop on Computational Aspects of Solving Large-scale Optimization Problems
Date: March 23, 2012
Place: Room 6301, 6th building, 3rd floor, Korakuen Campus, Chuo University
http://global.chuo-u.ac.jp/english/visit/index.php
http://global.chuo-u.ac.jp/english/visit/korakuen.php


◯9:45 - 10:00 Katsuki Fujisawa (Chuo University)
Title: Introduction : CREST project and Workshops on Computational Aspects for Solving Large Scale Optimization Problems

◯10:00 - 10:30 Toyotaro Suzumura (Tokyo Institute of Technology)
Title: Performance Evaluation of Graph500 on Large-Scale Distributed Environment

◯10:30 - 11:00 Hans Mittelmann (Arizona State University, USA)
Title: Benchmarks for Optimization Software

Abstract: Under the title "Benchmarks for Optimization Software" we maintain extensive
evaluations of a large selection of optimization software. In this talk we
will report on the benchmarks in discrete optimization including those
based on MIPLIB 2010 as well as selected ones in continuous optimization.

[1] Benchmarks for Optimization Software, http://plato.asu.edu/bench.html
[2] MIPLIB 2010, http://miplib.zib.de, Math Prog Comp 3, 103-163 (2011)

◯11:00 - 11:15 Break

◯11:15 - 11:45 Toh Kim Chuan (National University of Singapore)
Title: Computational experience in solving large scale semidefinite programming.


Abstract: In this talk, we will report our computational experience
in solving large scale semidefinite programming based on two classes of methods.
The first class consists of inexact primal-dual interior-point methods for which
the linear system in each iteration is solved by a preconditioned Krylov subspace method.
The second class are nonlinear programming based
methods such as proximal-point method, alternating direction method of multiplier,
inexact accelerated proximal gradient method.
We will discuss the merits of the two classes of methods and present some
computational results.

◯11:45 - 12:15 Yasuaki Matsukawa and *Akiko Yoshise (University of Tsukuba)
Title: A Primal Barrier Function Phase I Algorithm for Nonsymmetric Conic Optimization Problems

Abstract: We call a positive semidefinite matrix whose elements are nonnegative a
{\em doubly nonnegative matrix}, and the set of those matrices the {\em
doubly nonnegative cone} (DNN cone).
The DNN cone is not symmetric but can be represented as the projection of
a symmetric cone embedded in a higher dimension.
In a previous paper, the authors demonstrated the efficiency of the DNN
relaxation using the symmetric cone representation of the DNN cone.
They showed that the DNN relaxation gives significantly tight bounds for a
class of quadratic assignment problems, but the computational time is not
affordable as long as we employ the symmetric cone representation.
They then suggested a primal barrier function approach for solving the DNN
optimization problem directly, instead of using the symmetric cone
representation.
However, most of existing studies on the primal barrier function approach
assume the availability of a feasible interior point.
This fact means that those studies are not inextricably tied to the
practical usage.
Motivated by these observations, we propose a primal barrier function
Phase I algorithm for solving conic optimization problems over the closed
convex cone $K$ having the following properties:
(a) $K$ is not necessarily symmetric, (b) a self-concordant function $f$
is defined over $\inter K$, and (c) its dual cone $K^*$ is not explicit or
is intractable, all of which are observed when $K$ is the DNN cone.
We analyze the algorithm and provide a sufficient condition for finite
termination.

◯12:15 - 13:30 Lunch

◯13:30 - 15:00 Tutorial Session 1
◎Timo Berthold (Zuse Institute Berlin, Germany)
Title: What is Linear and Mixed Integer Programming(LP/MIP)

Abstract: Linear programming (LP) means the optimization of a linear function
subject to a set of linear constraints. In mixed-integer programming
(MIP), additionally, some of the variables are required to take integer
values. Linear and mixed-integer programming are two of the most essential
techniques in theory and practice of mathematical optimization.
Nowadays, linear programs with hundreds of thousands of variables and
constraints can be solved efficiently. Although this is not generally true
for mixed-integer programming - which is NP-hard -, state-of-the-art
software often is able to solve large, practically relevant problems.
This talk is supposed to be an introduction to the computational aspects
of LP and MIP. We present three commonly used algorithms to solve
large-scale, practically relevant problems of these types: the simplex algorithm for
LPs, the general cutting plane method and the branch-and-bound algorithm
for IPs. We discuss some of their pitfalls and ruses and showcase a few
algorithmic enhancements the today's MIP solvers are equipped with.

◎Ambros Gleixner and Stefan Heinz (Zuse Institute Berlin, Germany)
Title: First steps with Zimpl and SCIP

Abstract: In this tutorial, we demonstrate the usage of the modeling language Zimpl
and the mixed integer programming solver SCIP. We show how to model two
different formulations for the well-known binpacking problem and discuss
their limitations. Feeding them into SCIP we compare their computational
performance within a standalone branch-and-cut solver.
Zimpl is an algebraic modeling language featuring exact arithmetic. SCIP is
branch-cut-and-price framework targeted towards the need of researchers. It
allows total control of the solution process and the access of detailed
information down to the guts of the solver. Both tools are part of the ZIB
Optimization Suite (http://zibopt.zib.de), which is free for academic use
and available in source code.

◎Stefan Heinz (Zuse Institute Berlin, Germany)
Title: Using SCIP as a branch-and-price framework

Abstract: Column generation is a technique to handle large-scale linear programs
efficiently. In practice, it is widely used to solve real world problems
within a branch-and-price approach. Examples are rolling stock roster
planning, duty scheduling, and vehicle scheduling.
In this talk we are focusing on the branch-and-price feature of SCIP. We
illustrate using the steel mill slab problem, how the framework SCIP is
easily customized for all needs of branch-and-price approach.
We first present the basic idea of column generation and
branch-and-price. Second, we show step-by-step, how the framework SCIP can
be applied as a branch-and-price framework. Finally, we discuss some
pitfalls of the branch-and-price method which are easily avoidable within
the SCIP framework.

◯15:30 - 15:45 Break

◯15:45 - 16:45 Tutorial Session 2
◎ Ambros Gleixner (Zuse Institute Berlin, Germany)
Title: Improving the accuracy of LP solvers

Abstract: We describe an iterative refinement procedure for computing extended precision or exact solutions
to linear programming problems (LPs). Arbitrarily precise solutions can be computed by solving a
sequence of closely related LPs with limited precision arithmetic. The LPs solved at iterations of
this algorithm share the same constraint matrix as the original problem instance and are transformed
only by modification of the objective function, right-hand side, and variable bounds.
Exact computation is used to compute and store the exact representation of the transformed
problems, while numeric computation is used for computing approximate LP solutions and applying
iterations of the simplex algorithm. At all steps of the algorithm the LP bases encountered in the
transformed problems correspond directly to LP bases in the original problem description.
We demonstrate that this algorithm is effective in practice for computing extended precision
solutions and that this leads to direct improvement of the best known methods for solving LPs
exactly over the rational numbers. A proof-of-concept implementation is done within the SoPlex LP
solver.

◎ Timo Berthold (Zuse Institute Berlin, Germany)
Title: Primal Heuristics for MIP

Abstract: In modern MIP-solvers like the state-of-the-art
branch-cut-and-price-framework SCIP, primal heuristics play a major role
in finding and improving feasible solutions at the early steps of the
solution process.
Primal heuristics in SCIP can be categorized in three groups:
* rounding and propagation heuristics
* diving and objective diving heuristics
* large neighborhood search heuristics
We give examples for each of these classes, concentrating on recently
propsed algorithms. Further, we discuss the question of how the quality of
a primal heuristic should be evaluated and introduce a new a new
performance measure, the "primal integral". It assess the impact of these
primal heuristics on the ability to find feasible solutions, in
particular early during search. Finally, we discuss some computational results.

◯16:45 - 17:00 Break

◯17:00 - 17:30 Domenico Salvagnin (University of Padova, Italy)
Title: Three ideas for the Quadratic Assignment Problem

Abstract: We address the exact solution of the famous esc instances of the quadratic assignment problem. These
are extremely hard instances that remained unsolved―even allowing for a tremendous computing
power―by using all previous techniques from the literature. During this challenging task we found
that three ideas were particularly useful, and qualified as a breakthrough for our approach. The
present talk is about describing these ideas and their impact in solving esc instances. Our method
was able to solve, in a matter of seconds or minutes on a single PC, all easy cases (all esc16* plus
esc32e and esc32g). The three very hard instances esc32c, esc32d and esc64a were solved in less than
half an hour, in total, on a single PC. We also report the solution, in about 5 hours, of tai64c. By
using a facility-flow splitting procedure, we were also able to solve to proven optimality, for the
first time, esc32h (in about 2 hours) as well as “the big fish” esc128 (to our great surprise, the
solution of the latter required just a few seconds on a single PC).

◯17:30 - 18:00 *Shunji Umetani (Osaka University), Masanao Arakawa (Fujitsu Limited) and Mutsunori Yagiura (Nagoya University)
Title: A heuristic algorithm for the set multicover problem with generalized upper bound constraints

Abstract: The set covering problem (SCP) is one of representative combinatorial
optimization problem, which has many practical applications, e.g.,
crew scheduling, vehicle routing, facility location and data analysis.
In this talk, we consider an extension of SCP introducing (i)
multicover and (ii) generalized upper bound (GUB) constraints, which
substantially extend the variety of its applications.
For the conventional SCP, it has been known that relaxed problems
give us a good device called the pricing method to reduce the number of
variables, and several efficient heuristic algorithms utilizing this
idea have been developed to solve very large-scale instances with up
to 5000 constraints and 1,000,000 variables.
However, GUB constraints often make the standard pricing method less
effective, because they prevent solutions from having highly evaluated
variables simultaneously.
To overcome this, we develop a hybrid approach of metaheuristics and
the pricing method, in which we propose an evaluation scheme of
variables based on penalty weights that are adaptively controlled
during the search of metaheuristic algorithm.
Another feature of our algorithm is an efficient implementation of
local search with the 2-flip neighborhood.
According to computational comparison on benchmark instances with the
latest MIP solvers, our algorithm performs quite efficiently for
various types of problem instances, especially for very large-scale
instances.
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次の Graph500 の締切り

2012年03月02日 01時30分44秒 | Weblog
次の Graph500 の提出締切りは以下のように 5月15日となっている。前回は提出後の1ヶ月間は結果の再提出可能という突然のルール変更があったが、今回はどうなるのか?

Submissions
June 2012 List

The submission deadline for the June list is May 15, 2012. To submit, please send the following information to submission@graph500.org:

Computer Information:
Manufacturer
Computer System/Type
Installation Site
Location
Year of Installation/Last Major Upgrade
Field of Use: government, university, industry, etc.
Field of Application: geophysics, automotive, etc.
Number of Processors
Main Memory Size
Contact Person
Benchmark Information:
Problem Size/Level Run
Timed Result
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