最適化問題に対する超高速&安定計算

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Magny-Cours 48 コアマシン x 2台 : SDPARA その1

2011年05月19日 17時09分03秒 | Weblog
以下の Magny-Cours 48 コアのマシン2台は GbE という貧弱な?ネットワークで接続されている。OS をインストールするのと同時に mpich2 や SDPARA などもインストールした。Infiniband スイッチのポートが 16 個余っているので、この2台にも Infiniband のボードを付けてみたくなった。

○問題 nug12_r2.dat-s
SDPARA 7.3.3 (4 CPU x 12 コア = 48 コア) : 153.21秒
SDPARA 7.3.3 (8 CPU x 12 コア = 96 コア) : 257.91秒
Cholesky 分解が大きな割合を占める場合にはネットワークの遅さは致命的

○問題 NH3+.2A2\".STO6G.pqgt1t2p.dat-s
SDPARA 7.3.3 (4 CPU x 12 コア = 48 コア) : 187.51秒
SDPARA 7.3.3 (8 CPU x 12 コア = 96 コア) : 144.53秒
反対に SCM 作成時間が大きな割合を占める場合には、ネットワークが遅くても台数が増えると高速化されることがある

○Magny-Cours 計算サーバ : (4 CPU x 12 コア = 48 コア)
CPU : AMD Opteron 6174 (2.20GHz / 12MB L3) x 4個
メモリ : 256GB (16 x 16GB / 1066MHz)
OS : Fedora 14 for x86_64


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