ロート製薬のマザー工場、上野テクノセンターの新工場棟が稼働開始
ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:杉本雅史)は、ロート製薬のマザー工場である上野テクノセンター(所在地:三重県伊賀市)において、質の高い一般用医薬品へのニーズ拡大や高機能化粧品への期待といった需要拡大を見据え、生産能力の向上と国際的な医薬品製造基準への対応を目的とした新工場棟を竣工し、2022年9月より稼働を開始いたしました。この設備増強により、上野テクノセンターはこれまでの1.5倍の生産能力となります。(2024年度見込み)
新工場棟は「人と環境にやさしいスマート工場」をコンセプトに、I・IoTやAIを活用したサイバーフィジカルシステム(CPS)※1を実装することにより生産性の向上、その先の製造における「人が活きる」働き方を目指します。また、地中熱や最新の省エネ設備を導入した再生可能エネルギーの活用による環境負荷低減に取り組んでまいります。
※1:サイバーフィジカルシステム(CPS)とは
IoTやセンサ技術を活用して人・設備・プロセスの可視化を行い、データ化したものを仮想空間で蓄積し、AI、ディープラーニング等で作業・動線・ライン配置・負荷シミュレーションを行うことで、実際のプロセスの最適化を図るシステム
IoTやセンサ技術を活用して人・設備・プロセスの可視化を行い、データ化したものを仮想空間で蓄積し、AI、ディープラーニング等で作業・動線・ライン配置・負荷シミュレーションを行うことで、実際のプロセスの最適化を図るシステム