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第3期中期目標期間における指定国立大学法人の追加指定について

2018年06月11日 00時48分55秒 | Weblog
第3期中期目標期間における指定国立大学法人の追加指定について

指定候補のうち、以下の2法人から構想の充実・高度化に関する資料が提出され、指定国立大学法人部会の意見等を踏まえた構想の充実・高度化が図られていることを確認したことから、平成30年3月20日付けで、指定国立大学法人として指定しました。

大学名
国立大学法人東京工業大学
国立大学法人名古屋大学

指定理由は以下のとおりです。


東京工業大学

 我が国の中でも、教育研究の卓越性を誇る大学であり、自らの強みと弱みを的確に分析した上で、短中期的に世界的な拠点の構築を目指す重点分野(「新・元素戦略」、「統合エネルギー科学」、「ディジタル社会デバイス・システム」)と、中長期的に強みとして世界の研究を主導していくための戦略分野を設定し、研究力強化のための具体的な戦略が策定されている。
 学外者や卒業生も参画する「未来社会DESIGN 機構」による未来社会像の立案と、ビジョンや成果の国内外への発信の強化が期待される。
 ガバナンス体制の強化については、これまでも取組が進んでおり、プロボスト制の導入により更なる取組の進捗が期待される。
 財務基盤の強化について、明確な目標設定がなされている。国内外の同窓会を中心とした同窓生との連携強化や大学が保有する資産の有効活用を通じた取組の推進を含め、社会の支援を得られる仕組みの構築が期待される。

名古屋大学

 我が国の中でも、教育研究の卓越性を誇る大学であり、自らの強みと弱みを的確に分析した上で、世界的に卓越した研究拠点の確立を目指す重点分野(「化学・生物学融合分野」、「未来エレクトロニクス研究」、「素粒子・宇宙物理学」、「医学・生命科学研究」)を設定するとともに、重点分野に続く研究拠点候補を重点的に育成するシステムを導入し、研究力強化のための具体的な戦略が策定されている。
 ダイバーシティを意識した取組を進めており、国際化の取組が進んでいる。
 産学連携に関し、「指定共同研究制度」を含めた「組織」対「組織」の本格的な産学連携を進めており、その進捗が期待される。
 地域の国立大学間の壁を取り払う新たなマルチ・キャンパスシステム構想については興味深い取組であり、今後の進捗が期待される。
 教育研究成果に関する国内外への発信の強化が期待される。
 財務基盤の強化について、明確な目標設定がなされている。国内外の同窓会を中心とした同窓生との関係性の強化やエクステンション・プログラムの充実を含め、社会の支援を得られる仕組みの構築が期待される。
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