60年前の電卓を見てきた 初号機からマウスと合体した“変態”モデルまで、キヤノン電卓勢ぞろい
世の中で最初に浸透したデジタルガジェットといえば電卓だろう。最近はスマートフォンアプリとして、バーチャルな存在として触れている人も多いと思うが、手のひらサイズのシンプルなマシンは、当たり前のように身近にあり、日々、数字の困りごとを解決してくれる。
そんな電卓を作り続けているメーカーの1社がキヤノンだ。これまでに約400機種、累計で2億9000万台を出荷してきたという。2024年10月で発売から60年を迎えるにあたり、キヤノンマーケティングジャパンがメディア向けに説明会を開催。1964年に発売した初号機が見られるというので、品川の本社まで出向いてみた。