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生成AIでデータセンターの消費電力急増、「超大規模モデル」稼働に耐えられるか

2024年08月02日 19時56分32秒 | Weblog

生成AIでデータセンターの消費電力急増、「超大規模モデル」稼働に耐えられるか

生成AIの急速な普及などにより、データセンターの消費電力が急増している。データセンター事業者はエネルギー効率を高めようと工夫しているものの、それを踏まえても勢いは止まらない。供給できる電力量がボトルネックになり、生成AI(人工知能)の進化などIT関連の世界的なトレンドに日本が追随できなくなるかもしれない。

 「これまでは演算装置やネットワークを当たり前のように使えてきた。ただこれからは電力が制約になり得る」。三菱総合研究所の綿谷謙吾政策・経済センター研究員は、日本が将来抱え得るインフラの課題をこう指摘する。

 こうした指摘の背景にあるのは、米OpenAI(オープンAI)のChatGPTをはじめとする生成AIの普及だ。三菱総研が2024年5月に発表した調査結果によると、2040年にはデータセンターで処理する計算量が2020年時点の十数万倍に膨れ上がる可能性があるという。

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