最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

情報収集衛星

2006年09月11日 23時33分00秒 | Weblog
前回は2基の衛星(光学と合成開口レーダー)を同時に搭載して H2A を打ち上げたが、結局打ち上げ直後にトラブルが発生して空中で爆破するという最悪の結果に終わった。今回はその反省も含めて1基ずつ打ち上げることになっている。前回に光学衛星は解像度 50cm なんていう噂があったが、カメラを移動させたときに太陽電池が振動して連続写真などでは予定の解像度が得られなかったという噂がある。今回はその失敗も克服されて最新の機材に更新されているので、発表されているような解像度 1m よりは相当改善されていると思われる。
こういうのは経験を積まないとわからないことも多いので、始めから100%成功を要求するのは酷と言うものだ。

北の軍事施設など監視、情報収集衛星打ち上げ成功
 
 宇宙航空研究開発機構は、11日午後1時35分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから、北朝鮮の軍事施設などを監視する3基目の情報収集衛星(光学衛星)を、H2Aロケット10号機で打ち上げた。衛星は予定の軌道に投入された。
H2Aは4回連続の打ち上げ成功。10機目で世界の主要ロケットと肩を並べる90%の成功率を達成した。
 衛星は、高度400~600キロ・メートルの極軌道を周回し、高性能のデジタルカメラと望遠レンズで、地上を監視する。地上の長さ1メートルの物体を識別する能力があり、北朝鮮の軍事施設や日本周辺の自然災害状況の観測を行う。
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