いわき・うぶすな広場だより

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現在の世界経済の動き・・・ファイナンス研究会

2016-03-09 17:39:21 | ファイナンス研究会

明治屋のレトロな建物でした。


永倉先生のレジメ13ページから


新聞等からの資料は
解かりやすいです。

ファイナンス研究会
3月の例会で158回目でした。

現在の世界経済の動き
~日・米・欧・中国・アジア~

講師は
永倉禮司先生(福島県金融広報委員会アドバイザー)でした。

 

資料13ペーにわたり、
詳しく講義いただきました。

1)世界
☆世界の成長率実投資を下げる
 ・・・過去5年間で一番ゆるやかに(3.3%に)・・・OECD
☆原油先物価格は下落し続けている・・・2月16日29.04ドル
☆世界中でリスクを避ける動きが強まっている
☆G20は世界の投資マネーの流れを変えられるのか
☆G20の主なテーマ
   
・・・以下のような問題を克服できるのか
・中国経済:原則が世界に波及
・米国の利上げ:新興国からの資金引き上げ
・為替:不安定な動き
・原油安:新興国・資源国に打撃
・財政政策:世界経済のけん引役不在

2)日本:・・・2月17日金利がマイナスに

 マイナス金利の影響は?
  
・・・260兆円のうち10%くらいの影響か。
☆住宅ローンの金利は下がり続けている・・・2006年3.3%から2016年2月1.05%
                      (みずほ銀行固定10年)
☆年明け以降株式市場の混乱が続く。
☆年明けから円高が進んでいる
☆百貨店の「友の会」の会員数が急増
☆マイナス金利政策の導入でどう変わるのか

  メリット:
①住宅ローンの金利の引き下げ
②企業などに対する貸出金利の引き下げ
③お金を借りやすくなる

 デメリット:
①預金などの金利引き下げ
②比較的リスクの低い投資信託の募集停止
③資産運用が難しくなる

※・円高・株安で企業の景気悪化の懸念が
 ・家計が節約志向に

アベノミクスの3年間の経済が問われると。

 

3)中国:
・実質成長率・実績の低下
・賃金上昇
・大手製造業の利益が急減
・先進国企業の買収拡大に動いている・・・知財、ブランドの確保

4)欧州:
☆拡大を進めたドイツ銀行の不安

5)原油関係:
  
原油安の影響広がる・・・供給過剰で下落傾向は続く
☆ガソリンが安くなる
☆電気・ガス料金が安くなる
☆ものつくりのコストが下がる
☆環境に悪い影響が出る
☆原油を売っていた国の景気が悪くなる

6)金利について:
  
マイナス金利はさまざまな影響を及ぼす
☆「恩恵」より「負担」が先行・・・住宅金利の低下の恩恵はあるが。
☆欧州の中央銀行が導入している
 マイナス金利政策を学ぶ必要が。

永倉先生
丁寧な資料で読み解く世界経済の学習は
楽しい!!

少数の参加者ではもったいない。

 

 

 



 



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