いわき・うぶすな広場だより

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「笠間領傍示」が残っていました・・・いわき

2018-08-28 09:05:33 | いわきの歴史

初雪草は長く咲いています。


いわき市指定有形文化財(歴史資料)になっています。

江戸時代
中神谷に陣屋を構えていました常陸笠間藩の領地境を示す
花崗岩の傍示杭です。
「従是西 笠間領」
「従是東 笠間領」と刻まれている。

天保十四年(1843年)から嘉永二年(1849年)の間に
建てられたと考えられているそうです。

196.0cmと198.5cmです。

平藩塩村と笠間藩中神谷の村境の海手に「従是東 笠間領」
その向かい側に「従是西 磐城平藩領」の杭がたっていたと。

明治四年(1871年)の廃藩置県により必要性がなくなり
撤去された。
磐前県により明治五年までには撤去されたと考えられると。

木で作られる例が多いのですが
花崗岩で作られたので
残った。

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