いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

福島第一原子力発電所事故について・・・放射線の理解のために・・・いわきフォーラム'90・第346回講演会

2011-05-19 06:50:48 | いわきフォーラム'90

「はかるくん」で講演会前にいわき市高久集落センター前で線量をはかりました。
0,223マイクロシーベルトでした。
地面では0,3
集落センターの部屋の中では0,179と値は刻々変わります。


星先生が「はかるくん」ではかったいわき市のいろいろな値です。
やはり広野町は高い値になっています。


今回の講演会の前に
フォーラム'90の機関紙「まざりな」に載せた星先生の書かれたものです。
簡潔に書かれていますので、
星先生の了解を得て、載せてみました。
P4あります。


「放射能と放射線とその単位」が書かれています。


「健康の影響」が書かれています。


「内部被曝」「収束に向けた今後の対応」が書かれています。


今日の講演会でパワーポイントを使い
画面でわかりやくく説明された資料5枚です。
先生の了解を得て載せてみました。

一昨日
5月17日、いわき市平高久「根岸集落センター」で、
フォーラム'90の346回のミニミニ講演会が開かれました。
通常は文化センターで行われるのですが、
現在いわき市の公民館は全館使えないので、こちらでの開催になりました。

福島第一原子力発電所事故について
・・・・放射線の理解の為に・・・・・

講師は星蔦雄先生(元日本原子力研究所OB)
で、発電用原子炉の設計・研究・安全性研究・原子炉の解体に従事されていました。

星先生は
いのしし君」の参加する「なるほど歴史塾」の塾生さんでもあります。

通常は10名くらいの参加なのですが、
今回は50名弱と多くの方に参加いただけました。

上記に資料として、
星先生の了解を得て載せてみました。
福島原発事故の理解に参考にしてみてください。

星先生は、今回の講演会に先立ちまして、
まざりな200号で、
P4にわたり「福島第一原子力発電所事故について」・・・上記に載せました。

当日は講演会の始まる前に
会場で、参加者の前で「はかるくん」で線量をはかられ
皆さんの関心を引き付けられました。

講演もパワーポイントを使い画面で見るお話でしたので、
星先生のわかりやすいお話とマッチして理解しやすい講演となりました。

「はかるくん」による・・・・5月17日高久集落センター前・PM7:00
地上1mでは0,223マイクロシーベルト
地面では0,3マイクロシーベルト
部屋の中では0,179マイクロシーベルトの値でした。

3・11以後の2~3日後の放射能物質が風に乗って
地面に付着しされて値が出ている。
地面が高く部屋は低い。
ですから今後とも値をはかり対策を取る事が大切だと。

1)原子力発電事故の状況
2)原子力発電の原理
3)放射線とは
4)放射線の健康への影響
5)いわきの放射線レベル
6)我々の今後の対応

を約2時間はなされ、

まとめとして、

今後の対応について

☆現在のいわきの放射能レベルは
  0,25~0,35マイクロシーベルト程度です。
☆線量は地表に付着した放射能物質・・・ヨウ素・セシウム。
☆現在は安定に減衰・・・・多量の放射能物質の放出はない。

ですから
☆現状では健康に影響のレベルではない。
☆生活は普段どおりでいいのでは。
☆家庭菜園の野菜などはよく洗う。
   屋外作業後の手洗い。
  土ほこりの多い時は窓を閉めるなどの対策。
☆原子炉が安定・確実に冷却されることが最重要なので、
  (新たな放出を抑えるため)
 今後の原子炉状況を注視することが大事。

とアドバイスをいただきました。

星先生
わかりやすい説明と画面で見る説明でしたので、
理解しやすかったですし、
今後のアドバイスもいただきました。

ありがとうございました。
今後の放射線量のまとめたものを
再度講演していただきたいと思います。

コメント (1)
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