「新しい憲法
明るい生活」のパンフレット。
昭和22年5月3日発行・・・日本国憲法の施行日です。
発行者 憲法普及會
新憲法の特色について
「明るく平和な國へ
私たちの天皇」が書かれています。
「もう戦争はしない
人はみな平等だ」が書かれています。
「義務と責任が大切
自由のよろこび」が書かれています。
「女も男と同権
健康で明るい生活」が書かれています。
「役人は公僕である
國会は私たちの代表
総理大臣も私たちが選ぶ」
「裁判所は憲法の番人
知事も私たちが選挙」が書かれています。
その後に日本國憲法の全文がのっています小冊子です。
横10cm・縦15cmと本当に小さいです。
今日は
憲法記念日という日です。
日本国憲法は
1946年(昭和21年)11月3日に公布され、
1947年(昭和22年)5月3日に施行され、
それ以降一度も変更されていません。
上記の
「新しい憲法
明るい生活」・・・憲法普及會編・・・昭和22年5月3日発行は
3・11の地震で倒れたいのししの本を片付ける中で、
見つかりました。
いのししが高校生のころ
「日本国の憲法」のことを父に聞いた時に
父から渡されたことが記憶に戻りました。
当時の日本国民(いのししの父母の世代)の
「前の戦争」からの復興があふれる小冊子かと思われますので、
見えにくいのですが、
上記に載せてみました。
特に
憲法25条は
3・11以後貴重な文章と感じる毎日です。
「すべて國民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
國は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上
及び増進に努めなければならない。」
国民の生存権の理念が保障されている内容で、
かみしめなければいけない
重い言葉です。