後手が端を受けた場合ですが
高見先生は「36歩46銀型を作られ、35歩同歩同銀34歩26銀から15歩と端をねらわれて後手が損をする」と書いています。そのほかの形がわかりませんが、この図では
35同歩同銀86歩同角88歩77桂89歩成
先手は1歩渡すと8筋を攻められます。この図の評価値は-205の後手良しです。
ならは56飛と浮かない形でしょうか。
22銀34歩同金と進めても
この図の評価値は-115の後手ペースのようです。例えば35歩24金54歩同歩同飛とさばくと、86歩同歩88歩
88同角は86飛78金88飛成同金45歩
両取りで後手優勢です。
戻って
22銀に38飛とすると45歩
45同銀35歩もはっきりしませんし、34歩は同金同飛46歩同歩
銀金交換ですが86歩同歩88歩
この図の評価値は-28、互角です。後手は端を受ける方が良いのです。
ということで
高見先生の端歩を突き合っていない形の解説手順に沿って調べてみましょう。57銀85歩36歩51銀59金42銀右48金左
22銀46歩74歩56銀
この辺りの駒組の評価値は0付近の互角です。24角37金72飛
66角64歩77桂82飛88飛
31銀右25歩51角48飛
先手は手詰まりを打開します。おそらくは実戦例で、33角45歩42飛以下を解説されているのですが、AIに聞くと、86歩同歩84角
86同飛45歩は先手が指しやすいみたいですが、角をぶつけるのが良いと。86同角同飛85桂59角
後手は馬を作れます。62角83飛88飛77角成89飛
先手も馬を作れるから互角に思えるのですが、65歩71角成75歩
これはちょっと思いつきません。61馬84飛61馬94飛63馬
千日手にもならず、78馬49飛66歩47飛76歩
この図の評価値は-165の後手ペースです。相穴熊はわずかな差が大差となるので、と金作りの見える後手が有利優勢となるのでしょう。
というのは変化の一例でしかないのですが、先手がしっかり穴熊に囲えば互角でしょう。
相穴熊は面倒なので、アマチュアの居飛車党には勧めません (私も到底指しこなせません) が、振り飛車党は選択肢に入れておかないと、互角にするのも難しいということがあります。