次は先手の工夫で
37角ではなくて26角。この位置は「四手角」と呼ばれます。この場合は3手で移動しているのですが、相矢倉で79角~46角~37角~26角 (あるいは79角~68角~59角~26角) と四手で移動することから慣用しています。84歩16歩14歩37桂
右桂を使いやすいことが長所です。後手が銀冠に組んだ場合は、83銀48飛72金46歩同歩同銀
65歩には45桂と跳ねると44角しかないです。
44同角同飛22角41飛42歩
石井先生は先手良しだと。評価値は+348なので、すでに先手有利の範囲です。
後手は受けねばならないのですが、戻って
ここでは22角くらいです。先手はシンプルに45銀同銀同飛
45同飛同桂27飛53桂成
石井先生は後手の一手負けだと。評価値は+1491の先手優勢です。
戻って
この図をAIに聞いてみると、飛をぶつけられても44歩と謝るほうがましなのですが、48飛13角43歩
43同飛52銀42飛63銀成同金78金打
金を打つものなのですね。この図の評価値は+150の先手ペースです。