次はこの図から
79金84歩35歩同歩46銀
歩を突き捨ててから銀を出てみます。ここで36歩は後回しにして、34銀38飛45歩
このほうが自然でしょうか。35銀同銀同飛46歩に65歩
一気に決戦です。なお先手が78金の形も考えられますが、激しくなるならば79金のほうが堅いはずです。77角成同金65桂31飛成
77桂成同銀51金打34角62金引21竜
この図の評価値は+32、わずかに先手に振れていますが、互角です。先手番の対振り飛車としてはつまらない数字ですが、攻め駒の数はあるので、どちらを持ちたいかは意見が分かれることでしょう。
後手の選択肢としては
ここで36歩と逃げておくのもあります。強気の35銀には15角
26銀に32飛
15銀37飛成68飛14歩
この図の評価値は-38、少し後手に振れています。
また戻って
36歩に38飛だと45歩
また分岐ですが、35銀は85桂86角54銀
65歩を見て後手が指しやすいようで、評価値は-166です。
ちょっと戻って
45同銀は54銀同銀同歩46銀85桂86角96歩
銀歩を持っているので、端を攻めて後手有利のようです。評価値は-344
ということでまた戻って
ここでの最善手は57銀ということになり、32飛36飛22角
この図の評価値は0近辺の互角です。32同飛成、37飛、35歩が候補ですが、どれも互角でしょう。