名南将棋大会ブログ 名古屋

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まずは将棋上達法則を見てください。

SS1-17 居飛車穴熊に54銀型四間飛車(11)

2024-07-10 | 基本定跡の研究

79金の穴熊から

82玉に35歩同歩24歩同歩45歩

これは角交換が避けられないので、65同桂か77角成なのですが、65同桂は後手有利になりました。77角成同桂49角

AIは次善手であげてくるのですが、どうなるでしょうか。68金引75歩24飛22歩31角

76歩74歩77歩成73歩成同銀77金

この図の評価値は+135の先手ペース。85桂74歩同銀66桂

攻め合いが続きます。65銀右74歩77桂成同銀72歩

この辺りから評価値は0近辺の互角になってきます。42角成同金54桂同銀

後手からは33角が残っているので、54飛同歩63飛は勢いです。この時75桂は詰めろ。

後手玉も危ないのですが、73銀92玉84桂93玉で詰まないから78銀と受けます。

71金打61飛成同金72桂成33角

次に77角成は取れば詰まされます。68銀右72金同銀不成71歩・・・まだまだ評価値は0近辺の互角の勝負が続きます。後手玉は裸でも広い、先手玉は固められるけど戦力が足りなくなってくる。という流れです。どうもこの戦型は中盤での評価値がずれてくることがあるようです。私のPCのスペックが足りないのか、AIの評価関数だけでは追いつかず、深く読まないと改善されないのか。

ともあれ

この開戦は互角だとわかりました。でも後手は工夫ができるのです。その話は明日にまわします。

コメント
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