淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

瀬戸内 室津港  [475]

2012-07-29 12:12:33 | 淡彩スケッチ
      
         ダーマトグラフ  水彩絵の具  F3

       この前に、少しの間、古い友人の応援に行くと書いたことがある。
       バスから、途中2度の乗り換えをする電車、そして最後にもう一度バス。
       ちょうど片道2時間半をかけて通っている。
       判断、決断を常時要する仕事だから、しばらくぶりの自分にはかなりの緊張を
      要することである。
       屋外での仕事であってみれば、汗の滴りも並みではない。

       行き帰りの車内で「あなたへ」を読んだ。
       高倉 健がこれを原作とする映画に主演するとの帯び書きに釣られて買った
      ものである。

       「それも良かろう草が咲いている」
       「このみちをたどるほかない 草のふかくも」 
       種田山頭火の句が、適所に織り込まれ、
       「人生には賞味期限がない。
        いまこの瞬間を、大切に、ていねいに味わいながら生きていく。
        賞味期限が切れるまで、ずっと」
      と云う記述にも考えさせられたし、主人公の亡き妻を偲ぶ書込みにも、思い当たる
      ことも沢山あって、格好が悪くて書面から顔を上げられないこともあった。


      貼り付けた絵は古いものである。

                目を通してくださりありがとうございました

                日記@BlogRanking

人物スケッチ   [474]

2012-07-24 20:15:43 | 淡彩スケッチ
       
             人物スケッチ  水彩絵の具  F8 

         夜の教室で描いてきた。
         20分のポーズが4回 と云うのはいつもの通りある。
         とにかく、時間内に仕上げることを目標とし、最初の1回分で形取りデッサンを、
        残りの3回で色つけの完成をと配分したけれど思い通りには行かなかった。
         気がついてみると、まず最初のデッサンの段階でかなり狂っていた。
         胴が長が過ぎた。
         色付けもその場限りの粗雑そのもので終わってしまった。
         他にUPするものもなく・・・・。


             目を通してくださりありがとうございました

             日記@BlogRanking


グラジオラス と トルコキキョウ   [473]

2012-07-17 22:54:14 | 淡彩スケッチ
         
            「グラジオラス と トルコキキョウ」 
              水彩絵の具、 8 F

       暑い暑い。
       いずれは、これが常温と云う事に定着していくのだろうか。
       多分グラジオラスだったと思うけれど、高校の美術の時間にこの花を
      描いていた時に、美術教師から、課外活動の美術部に入ることを勧められた。
       勧誘されたのである。
       これが、美術に関心を持つきっかけになって、その後の人生での趣味の
      一つになったのである。

       旧い友達から、この暑い夏の内、2ヶ月ほど、彼の仕事を手伝うことを
      頼まれて、役になってやれるか心もとないのだけれど、応援することにした。
       現役から引退している私を頼るのはよほど困ってのことであろう。


  
          目を通してくださりありがとうございました

          日記@BlogRanking
         

西洋人形    [472]

2012-07-12 11:59:07 | 淡彩スケッチ
        

         「人形」  水彩画  F8

           今どき西洋人形という云い方が有るのかどうか分からないけれど、夜の教室で描いてきた。
           この会では嬉しいことに、自分では普段描く機会の無いような素晴らしいモチーフに出会う
          ことだ出来る。
           今回の人形の衣装は白っぽいもので、これは難しかった。

           
                 目を通してくださりありがとうございました

                 日記@BlogRanking

尾道   [471]

2012-07-10 09:41:54 | 淡彩スケッチ
    ある全国紙の日曜版が、林芙美子が「放浪記」の中で、自分のふる里、尾道について書いている
   ことを取り上げて、「名言巡礼」していた。
    海の写真も大きく掲げていた。

    この巡礼記の中の、「人生足別離」を井伏鱒二が「サヨナラダケガ人生ダ」と訳したのは、
   芙美子のつぶやきがヒントになったというくだりは面白いし、「何かをなくした人は幸せだ。
   海へ出る船のように、しがらみに縛られることばない。ただ前を向いて生きていくしかないのだから。」
   と云う記述には、なるほどそんなものかとも思った。

    掲載されている写真は、自分にとって、今までにスケッチをする目的だけで3度訪れ、その都度
   いろんな思い出がある地だけに、懐かしい眺めのものであった。


     この絵は、何の関係も無い、散歩途中に目についたものである。
     鉛筆、水彩絵の具  B5サイズ

     


           目を通してくださりありがとうございました

           日記@BlogRanking

峠の茶屋・一軒家     [470]

2012-07-08 21:02:49 | 淡彩スケッチ
         
            「峠の茶屋・一軒家」  水彩スケッチ  F4

          この茶屋は、広く知られる菖蒲園の近くに在った。
          人家も無い木立に覆われた坂道に立つ手書きの看板では、道路から奥まった所に
         建つこの店には、前回、車で前を通った時には気がつかなかった。
          敷地に入っても、すぐにはこれがその茶屋とはすぐには分からなかったけれど、
         もともと商業建築として建てられたものではないから当然のことである。
          わらび餅をメインにしたお店で、食事と云えるものは、蕎麦に小さなおにぎりと
         わらび餅が付いたセットものしか扱っておられなかった。

          建物周辺は、せせらぎもある広びろとしたもので、撮影、スケッチには魅力ある
         お店であった。
          世間ではよく知られているのか、帰宅して検索してみたら、沢山のブログに書き
         込みがあった。



             目を通してくださりありがとうございました

             日記@BlogRanking

ひまわり      [469]

2012-07-05 23:32:24 | 淡彩スケッチ
      
         「ひまわり」  水彩スケッチ  F4

       道の駅に寄ったら、雨空のせいか、ドライブ客も少なく、駐車場は
      空いていて、売り場には、畑からもいできたばかりかのようなトマトや
      きゅうりが沢山並べられていた。
       嬉しいことに、直径20センチもありそうな大きなひまわりが、2本
      束ねられて150円で売られていた。
       これも、たった今、釜でバサッと切られて持ち込まれたばかりの様な
      元気の良いものであった。
       持ち帰って早速描いたが、そのうちいつの間にか、不思議なことに
      たんなる花、植物と言うより、まさしく生き物と云う気がしてきた。



           目を通してくださりありがとうございました

           日記@BlogRanking