淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

くわい

2009-12-30 20:54:28 | 淡彩スケッチ
    知人宅を訪ねたら、おせち料理の食材がいろいろ並べられていた。
   その中に洗いたてのピカピカ光るくわいが数個ころがっていて、
   夫人が笑って描けばと言ってくれたので、早速甘えて描かせてもらった。

    もちろん味わえなかったけれど、十分に色を楽しませてもらえた。
              
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年賀状

2009-12-29 23:18:02 | 淡彩スケッチ
     やっと年賀状を書き終えた。
     表の住所は手書きにしている。
    裏面の空白部にはちょっとしたコメントを。
    日頃のご無沙汰を詫びたり、お世話になった
    お礼などをこれも手書きしている。
 
     今回は80枚ほど。多い年は200枚
    送っていたこともある。
    ビジネスのものは社名を入れての印刷にし、
    私的なものは今までから今回のような様式に
    してきた。

     このブログを見てくれている方々には、
    この場を借りて 
    「いつも 淡彩スケッチひとりあそび に
    目を通していただきありがとうございます」
    とお伝えしたい。

     人もうらやむ生活体験談でもなく、評論、解説
    や主義主張の発表のような読んで役立つ人様の
    ブログに比べ、知のかけらも無いこのブログに
    目を通してくださっている方々にお礼を申し上げます。

                [060]
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シクラメン

2009-12-28 20:59:48 | 淡彩スケッチ
      花屋さんの店頭にシクラメンがいっぱい華やかに並べられていて、
     730円から3千円くらいまでの値札が付けられていた。

      年賀状の彩りに、花の絵を載せようかと思っていたので、
     上手く面倒を看れるかどうか分からなかったが、730円なら
     自分にでも手ごろかと買って帰った。

      あまりにも行儀正しくどの茎も直立しているので、しばらく置いて
     おく積りで居たが、葉の隙間から上へ伸びだしている若い蕾の夫々が
     下向きに垂れているのに気がついた。
     さては水を切らしたかと心配になって花屋へ覗きに行ったら、他のも
     皆そうなっていた。

      花は、透明水彩向きの澄んだピンクである。
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アメリカ村

2009-12-26 23:37:31 | 淡彩スケッチ
    先日、梅田の紀伊国屋書店と心斎橋筋カワチ画材店へ行く為に久しぶりで
   大阪へ出た。

    心斎橋筋は子供の頃からの憧れの地であって、正月のお年玉を持って
   かねてから欲しかったものを買いに駆けつけたことを思い出す。
    時間が有ったので御堂筋を渡って「アメリカ村」へも行った。
   原色の看板の目立つ商店街に、平日と言うのに10代の若者が沢山居て、
   自分の居場所ではなさそうに思えて、早々に引き上げた。
                    サイズ F3  [058]

       
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枯葉

2009-12-25 23:07:14 | 写真
JR神戸駅の近くに用件が出来て、ここ2年近く月に4,5回は通った。
多い時は週に3度も。
その時々に近くの湊川神社へ寄ることがあった。
時間調整であったり、これから始まる打合せへの心準備であったり。
やっと一区切りが着いて、長かったなあと思いながら、
掃き清められた境内を歩いていたら、石畳の上に枯葉が落ちていた。
たった一枚だけだったから気がついた。
手にとって見ると実に面白い模様を着けていた。
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ワイン城 中庭

2009-12-24 20:04:48 | 淡彩スケッチ
    農業公園のワイン城ではこの公園で収穫された葡萄から「神戸ワイン」のできるまでの
   製造工程がガラス越しに見えるようにしている。
    もちろん販売もしている。バーベキューコーナーも有るからそこでは呑めるのであろう。
   その為か、帰るために駐車場へ向う通路には大きな飲酒運転禁止の看板が何箇所にも出ている。

    この絵は11月のものだけれど、今年は赤い屋根に、白い壁の風景を何度も描いた。
   しかし未だにこの赤屋根の色をびしっと決めることが出来ない。宿題である。
                   
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大鳴門橋

2009-12-22 21:41:09 | 淡彩スケッチ
    師走の週末、淡路へ行って来た。
   例の走り放題1000円を生かそうと南淡まで小さい車を走らせたけれど、
   この冬一番の寒波とかで強風注意報も出ていて、明石海峡大橋を
   渡る時も時々風にあおられるほどであった。
   状況によっては通行止めになって、帰るに帰れなくなるのではと、
   少々気がかりでもあった。

    計画をした時はスケッチの一枚でもという気が有ったのだが、
   寒さと強風にそういうわけにもいかず、結局、大鳴門橋記念館駐車場の
   突端に車を停めて、狭い車内で同行者と描くことになった。

    幸いなことに、帰る頃は風も収まってきていた。

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神戸ゆかりの美術館

2009-12-20 20:38:09 | 淡彩スケッチ
 神戸ゆかりの美術館で「絵が生まれるとき ー洋画家たちの油彩とデッサンー」
を見てきた。

 長い会期(10/29~12/23)であったのに、その機会が無く、ぎりぎりになって
慌てて行って来た。

 この美術展には、小松益喜、川端謹次、西村功たち多くの神戸にゆかりのある
芸術家の油彩画とその絵にかかわるデッサンが展示されていて、興味深いものであった。

 自分が惹かれている川端謹次の作品が、この美術館所蔵のものを含めて沢山
展示されていてうれしかった。
しかも、それら作品の元となったデッサンからは、絵を描き出す時点で、どれだけ
工夫検討がなされていたかが窺われ、デッサンそのものまでが見事な作品と
なっているのに驚かされた。

 寒波の影響で、人工島のこの地は余計に寒かったが、美術館のデザインが面白く
ちょっとスケッチをして帰った。
「神戸フアション美術館」と「神戸ゆかりの美術館」とは同一の建物の中に納まっていた。
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歳末 たそがれ ユーカリ パテイース

2009-12-18 20:52:26 | 淡彩スケッチ
    たそがれ時、大通りを挟んだこちらからでも、クリスマス前の店内の
   賑わいがうかがわれる。
 

    今朝は寒かった。
    10時頃に、1時間に1本のバスに合わせて歩いていて、足元の
   おぼつかない男を追い越した。
    気になったから引き返して声を掛けたら、神戸へ帰るのにどっちへ
   行けばいいのかと聞かれた。
    80歳くらいの男である。
    電車かバスかと聞くと、分からんと言う。
   来るときは何に乗って来たと聞くと、分からんと言う。
    歩いていて迷って、住所も電話も分からんと言う。
    自分としても判断しなければならず、色々質問したがどうにもならなくなって、
   110番をした。
    すぐ係りを回すから、そのまま保護しておいてくれと言われて、
   寒くは無い、昨晩飯は食べたから腹は減っていない、家を出たのは朝だったか、
   昨日だったかはっきりしない、家のものにおこられる・・・・
   ざっとこんなことを聞きながら、パトカーが来るまでの15分ほどを相手することに
   なってしまった。

    明日は我が身か。
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披露宴

2009-12-16 20:37:42 | 淡彩スケッチ
 訪ねた先で、可愛がっていた姪の結婚式に招かれてと、テーブルを
飾っていた花や引き出物を見せてくれた。
 それらを大事そうにしている様子から、若い人への愛情の深さを感じて
描かせてもらった。
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ピーター・デビットソン展

2009-12-14 17:40:43 | 想い



 三宮の「ギャラリーほりかわ」で「ピーター・デビットソン展」(写真のピパ・タンデイーと共催)を
見せてもらって来た。

 オーストラリア出身で神戸に来て数年になる画家で、京都などで狩野派の絵を
学んでいるそうである。

 今回の出展作は浮世絵に影響を受けて描いたものと表示されていた。
作品の殆どが黒い紙の上をパステルで埋め尽くされていて、わずかに塗り残されている
隙間から見える黒が絵を構成しているのである。
 パステルの爽やかな色が映し出す日本の風土が素晴らしい味わいを見せていた。

 自分が時間をかけてじっくりと鑑賞していたからか、それとも一人で留守番をする画家が
暇で退屈だったのか、画家と自然と並んで絵を見ることになり、これも極自然に声を
掛け合うことになった。不十分な英語と日本語で。

 彼の怪しげな日本語に英語で助太刀すると、オオそれそれという具合に。
こちらの問いかける英語が行き詰まるとあやしげな日本語で迎えてくれて。
少々は汗、汗だったが、なんとか聞きたいことは聞き出せたと思う。

   最近の散歩スケッチから


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アボガド と ラ・フランス

2009-12-12 17:28:17 | 淡彩スケッチ
 いろいろ迷ったけれど結局は透明水彩で描くことにした。
パステルや色鉛筆はまだ描きなれていないし、これらの果物は色が複雑
すぎる。

 hirugaoさんに催促をされてやっと描き出したのであるけれど、もう十分に熟れていて、
2,3日もそのままにしていたら食べ頃を失したかもしれない。

 食べ方が分からなかったから、ウイキペデイヤの書き込みを参考にした。

 アボガドは、種を発芽させるべく丁寧に取り出し、後はスプーンですくい出して
砂糖と練り合わせて食べた。

 ラ・フランスは皮を剥かずに二つ切にして、切り口からスプーンを差し込んで
すくい取るようにしてたべた。
洋ナシのことだと知っていたら、どうということも無かったのだろうけれど。

 知らんことが多いから、つまらんことででも迷う。


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鉛筆デッサン りんご

2009-12-11 20:11:38 | デッサン


 最近のデッサン講座で描いたものである。

今回のテーマは球と回転体が受ける光であった。
やはり何処が一番明るくて、一番暗いかである。
前回の円筒と同じく床からの反射光のとらえ方ポイントである。

 線を並べて陰を表すのであるが、その線は面に沿って引くのも前回と同じく
重要なトレーニングであった。

 最初と最後の説明と講評の時間を除くと正味作画時間は一時間30分。
ひとさんの絵を見に行ったり、私語を交わす余裕は全く無い。

 受けた講座を思い返しながら、家で手元に有ったアボカド と ラ・フランス を描いてみた。


                          
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かぶら と ゆずひとつ

2009-12-09 19:25:24 | 淡彩スケッチ
休みの昼下がり、気楽に描いた。
半時間そこそこで終えたが、一気に描けるときはたのしい。

今日買い物に出たときに、アボカド と ラ・フランス を一個づつ買った。
食べたことも無いし、もちろんどのようにして食べるのか分からないけれど、
とにかく形も色も面白い。
水彩か、パステルか、ダーマトグラフか・・・・。
2,3日眺めてからにしよう。 
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平山郁夫 さん

2009-12-05 23:17:30 | 水彩画
      11月の末、暖かい日の 「しあわせの村」 風景のスケッチである。

       このブログで、最近平山郁夫の「私の歩んだ道」を読んだと書いたのは
      11月の27日であったが、そのすぐあとの12月2日に亡くなられた。
       この本は、生い立ち、少年の頃、被爆、絵の道、仏教伝来への関心、
      文化財保存活動などを絵と文で綴る履歴書であったから、新聞やラジオで
      伝えられる氏の経歴、業績や追悼文に書かれている人柄などがよく理解出来た。 
      その中でも氏の社会性が強く称えられていたのが目立っていた。

       10年ほど前になるが、長野での会合の後もう一日休みを取って、東京・上野の
      東京芸大大学美術館へ寄ったことがある。

       そこでは平山郁夫氏などの尽力により「アフガニスタン 悠久の歴史展」が
      開催されていて、人に勧められていたのである。
       アフガニスタンのイスラム原理主義政権によるバーミヤン大石仏の爆破事件
      などもあり、貴重な遺跡や美術工芸品が破壊されたり国外流失されることを恐れ、
      アフガニスタン文化遺産の復興支援を訴えるための催しであった。
 
       同展には海外美術館のコレクションのほかに平山郁夫氏が努力して集めた
      流失文化財なども出展されていた。
       素人の自分にも、日本文化に影響を与えているとはっきり分かる美術品も
      出されていた。

       この時初めてこの人の、単なる日本画家の位置を越えた存在を知ったのである。

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