淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

三田市 木器 ( こうづき )

2016-03-23 22:19:16 | 淡彩スケッチ
           
                草ぶき屋根の民家  三田市木器
                    淡彩  F4

           
                三田市木器 岡村酒造場  草ぶき屋根修繕風景

           
                三田市木器  風景

              ほんの少し時間の出来た時に、取合えず家を出て、車で2,3時間走り回ってくる所が有る。
            私にとってのお好みの地である。
            神戸市北区の淡河であり、三田市の大原や木器(こうづき)である。
            季節季節の移り変わりが面白く、気が向けば車を止めてスケッチも出来る。

            この日は木器へ行った。
            田圃では田植の準備がすすんでいて、田植えの始まるのもあと少しであろう。
            岡村酒造場では草ぶきの大屋根の修繕をしていた。
            馴染の民家を、もう何度も描いているのに飽きもせず、道端に車を止めて
           スケッチして帰ってきた。

横尾忠則 現代美術館(神戸市) にて

2016-03-20 23:22:45 | 油絵

           会場にて購入した横尾忠則作品絵葉書よりコピー



           会場にて購入した横尾忠則作品絵葉書よりコピー



             区民センタ絵画教室で描いたもの
             「凛として」 油絵  F10

           「横尾忠則 幻花 幻想幻画譚」 を観てきた。
        西脇出身という親しみから、今までにも多くの作品を観てきたが、今回の展示作品は、
       1974~75 に新聞連載された瀬戸内晴美(寂聴)による新聞小説「幻花」のために、横尾忠則が
       描いた371枚の挿絵原画であった。
        配布されていた資料には、横尾のグラヒックワークの最高傑作の一つである「幻花」挿絵を
       展示し、その魅力にせまりますと紹介されていた。 

        幻想的でもあり、神秘的な作品の本質は自分の鑑賞力では付いていけないほどのものであったが、
       何より驚かされたのは、引かれた線の精密さであった。
        この画家のイラストレーションの凄さには、何度も何度も足止めさされてしまった。
        原画のサイズは夫々が 7.8㎝ × 14.0㎝の小さなものであるが、それを 270㎝ × 485㎝もの
       大きなパネルに拡大されたものが、会場内に15枚も展示されていた。
        これだけ大きく拡大されていても、それ自体に何の狂いも出ていなくて、それ自体が、作品と
       して十分成り立っていたのである。


グランドゴルフの会   [710]

2016-03-19 22:45:01 | 淡彩スケッチ
        
          農業公園内 神戸ワイナリー本館入口 (神戸市)
          油絵  サイズ P8

        
          有馬富士公園  (三田市)
          淡彩水彩  サイズ F4


        グランドゴルフ
        住んでいる団地、と云っても100戸あまりの小規模のものであるけれど、この中にグランドゴルフの会が
       あって、仲間に入れてもらっている。
        プレイには腕力も走力も関係ないから、男女性差や年齢に成績の優劣はない。
        高齢者も出来るから、年齢順で云えば、80前の自分でも丁度中間くらいであろう。
        されば成績の差はどこから生まれると言えば、センスと運としか言いようがない。

        お蔭で、馴染の無かった人たち、特におばちゃんたちとも気楽に話が出来るようになったし、地区内の大会
       にも出場させてもらっている。

        先日は食事会もあって、予定外のカラオケに、急きょ都合のついた12人で行ってきた。

伊丹の街   [709]

2016-03-06 01:14:55 | 淡彩スケッチ
         
            旧岡田家住宅  スケッチ 1  F4

         
            長寿蔵   スケッチ 2

         
            明治時代のひなかざり
 

         ほんの少し寒さが解けた日に、伊丹へ思いついて行ってきた。

         35歳の頃に起きた、二人にとっての悲しいことを少しでも早く忘れたいがために、それまで
        住んでいた社宅から移り住んだ街である。
         ほんの些細な喜びでも大事にして暮らした3年であった。
         思いっきり生活を変えようとした。
         街歩きもしたし、文化教室へも通った。
         市の文化会館で、若い頃の枝雀の噺を聞いて落語の面白さを知ったり、津軽三味線の高橋竹山の
        音に驚いたこともあった。

         阪急伊丹駅前は大きく変わっていた。
         阪神淡路大震災の被害がひどかったのだろう。

         有岡城址は、発掘調査などで、かなりのことが分かったそうであるが、石垣などの遺物しか目に
        することが出来なかった。
         石板に、城主についての記述があったが、黒田官兵衛とのことにはほんの少ししか触れていなか
        った。
         当然のことであろう。

         清酒発祥の地をPRする市らしく、その面影を残す建物が目についた。

         旧岡田家住宅 ( スケッチ 1 )
         延宝2年(1674)の棟札が残っているそうで、年代の分かる町屋として貴重であると国重要文化財
        に指定されている。
         店舗部分に、大きな酒蔵や酒米を蒸す大きなかまどが置かれた釜屋も附属している。
         季節に合わせて、店の間には、明治、大正、昭和のひな人形が飾られていた。
        ( 掲載写真は明治のもの )。

         長寿蔵外観 ( スケッチ 2 )
         酒蔵をそのままに残し、市の景観重要建造物第1号に認定されている。
         内部は特有の大きい柱、梁を生かした白雪ブルワリービレッジ長寿蔵としてレストランを営業していた。