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藍那八王子宮 農村歌舞伎舞台 F6
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現況写真
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現況写真
神戸市北区に現存する農村歌舞伎舞台のうち、著名なもの5件を見学して回ろうと
計画して、今回のものが4番目になる。
八王子宮の境内に建ち、藍那里づくり協議会の手による説明板には
「明治初年に建立された間口7.9m、奥行き5mの入母屋造茅葺の
舞台である。藍那には本舞台の他に厳島神社と釈迦堂に農村歌舞伎舞台が
あったが、厳島神社の歌舞伎舞台は廃絶、釈迦堂の舞台も昭和40年の台風
23号により茅葺の屋根を飛ばされてしまったため、、今現在も昔の形を
残すのはこの舞台のみである。」とあった。
義経一行が鵯越えのために通過したという伝説のこの地は、山間の狭い
地を神戸電鉄と県道が通り抜け、急峻な斜面の、勾配が少し緩んだ地に
住戸が建っている。
斜面に這うように建つ20戸ほどの集落の中の、そのまた高台に八王子宮は
建っていた。
農村歌舞伎舞台の痛みはひどく、補修、修繕だけでは手の施しようもないのが
心配である。