淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

うしろ姿  [322]

2011-05-31 09:20:48 | 淡彩スケッチ
        健康診断を受けた結果、精密検査を受ける必要のあることが判明し、
       先日、総合病院で MRI 検査を受けた。
        検査が済んで、料金支払いの順番待ちをしている間、次々と電光掲示板の
       案内に従って支払窓口カウンターの前に立つ人を、思いついて順に描いていった。
        おかげで格好のひまつぶしになった。
       
        
                               サイズ SM
        

        風雨のきつい日曜の夕べ、帰宅に三ノ宮から直行バスに乗った。
        近くの席に、中学生らしい娘さんが二人座っていて、その日がどれほど
       楽しかったかを伺わせるような話に興じていたけれど、バスが発車すると間もなく、
       くたびれていたのか静かに居眠りに入った。

        盗影と云う言葉が有るから、無断で描くのは盗描とでもいうのだろうか。
        ごめんなさい。

        
                               サイズ SM


               目を通してくださりありがとうございました

               日記@BlogRanking


        

カンデインスキー 展 [321]

2011-05-28 18:11:57 | 淡彩スケッチ
          
          註)展覧会チラシ 右側中央の女性像は、カンデインスキーが再現的に描いた数少ないミュンターの肖像画。

          「 カンデインスキーと青騎士
             色彩革命!モダン・アートはここから始まった 」
           を観に、兵庫県立美術館へ行って来た。
           難しいことは分からないけれど、この人が抽象表現の道を切り開いた一人だったという
          関心からであった。

           共同生活を送った教え子のミュンターや彼らの仲間と共に興した美術運動により
          抽象表現の先駆となって行った期間の作品が展示されていた。
           印象主義的な作品を描いていた人達が、内容を感じて抽象化することで物事の核心を
          描きだそうと進化していくさまが、素人の私にも分かる企画になっていた。

           観終わった後、いつものように頭を冷やすべく外に出て美術館とその前の水路をスケッチした。
           そこでは、神戸祭の前夜祭とかで、HAT神戸 海辺の音楽祭(ストリートミュージックコンテスト)を
          やっていたが、人の集まりも少なく、あまり盛り上がっていなかった。

          
                     県立美術館     サイズ F2

          
                     美術館前 摩耶埠頭水路     サイズ ハガキ
 

                     目を通してくださりありがとうございました

                     日記@BlogRanking
       

太田正人鉛筆画展 [320]

2011-05-26 18:07:01 | 想い
         
                  太田正人 鉛筆画展 案内ハガキ

         三宮のギャラリー「ほりかわ」で ~白と黒のはざまで~と添え書きされた個展を見た。
         最初は、所用で出た時の飛び込みだったが、気になって、日をおいて再び訪問した。
         帰宅してから見たHPによると長崎出身で、学卒後神戸に来て鴨居玲に師事して絵を描き、
        震災後は大分に住んでおられるようである。

         鉛筆を使っているからと言ってもデッサンではない。黒を表現するための着色に使って
        いるのである。
         画面には鉛筆としての線跡は残ってはいない。
         不思議な世界に引き込まれる思いである。
         画家の話では、掲載の案内ハガキを含めて、描き始めの段階では何を描くか決めていなくて、
        描きこんでいる内に面白いイメージが湧いてきて、集結していくことが多いそうである。

         画家自らがお茶を入れてくれて、聞かせてくれる話は魅力的であった。
         何とか、もう一度行きたいと思っている。


         所用で出た時、時間待ちの間に描いたもの。  サイズ F3
         

             目を通してくださりありがとうございました

             日記@BlogRanking

尾道(4) [319]

2011-05-24 18:05:40 | 淡彩スケッチ
         尾道のスケッチの最後。

         山頂にある千光寺の周りには「文学のこみち」と名付けられた遊歩道が
        あって、尾道ゆかりの作家、詩人や歌人の文学碑が建っている。
         国道2号線からは坂道が延びていて、夫々に天寧寺坂、千光寺道や
        新千光寺道と名づけられている。

         それらの中から、登りと下りを小さな紙面に、荒っぽく描いてみた。
        

        
                  サイズ いずれも ハガキ大


              目を通してくださりありがとうございました

              日記@BlogRanking

尾道(3) [318]

2011-05-22 15:05:19 | 淡彩スケッチ
            尾道には、山の中腹や坂道の途中に沢山の(25位)お寺が点在し、
           古寺巡りコースと称して、便利なように観光地図上に赤い線が引いてある。
            スケッチをしていてもあちこちに甍が目にはいる。

            対岸の向島には船工場か町工場らしいものが並んでいてクレーンも立っている。
           
                                サイズ  F4

            坂道には、小粋な飲食店や喫茶店が並んでいて、それを写しながら散策する人も多い。
                  
                                ハガキ絵


                 目を通してくださりありがとうございました

                 日記@BlogRanking

                

尾道(2) [317]

2011-05-20 19:37:09 | 淡彩スケッチ
         
                           サイズ  F4
         尾道は海と山に挟まれた坂の町と云われている。
         JR山陽本線から北側は、海へ向かっての急な斜面に入り組んだ
        坂道が続き、古刹や文学者の旧宅 (志賀直哉、中村憲吉など) や、
        洒落た店舗が点在している。
         散策の途中のあちこちで、これはと思わせる風景が突然現れて、
        足を引きとめられてしまう。



            目を通してくださりありがとうございました

            日記@BlogRanking

再び 尾道 [316]

2011-05-18 20:08:18 | 淡彩スケッチ
    
                      サイズ  F4

     所属グループの春のスケッチ遠征に参加して尾道へ行って来た。
     昨年の夏にひとりで青春切符を利用して、電車を乗り継いで行った時とは違って、
    今回はリーダーが何もかもセットしてくれてのバス旅行であったから楽であった。

     滞在4時間余りの限られた時間であったから、ほとんどの人はケーブルを利用しての
    千光寺公園とその麓を散策しながらのスケッチをされていた。

     自分も描きかけの簡単なものを入れて4枚ゲットすることができた。
     掲載のものは、天寧寺三重塔の後の高台から見降ろしたものである。
     描き終えて移動するときに、すぐ近くに「平山郁夫画伯スケッチポイント1999年」と
    書かれたモニュメントのあるのに気がついた。

     こういう同じことが、昨年、吉備国分寺で五重塔を描いていたときにもあった。
     どうやら自分には、描く技量は全く無いけれど、スケッチの絶好の場所を探す嗅覚めいたものが
    あるのかもと思った。


          目を通してくださりありがとうございました

          日記@BlogRanking

たけのこ  [315]

2011-05-16 16:23:37 | デッサン
       
                        鉛筆デッサン    サイズ F6

       かなり前に描いたものだけれど、あまり自分として自信の持てない作品なので、
      後回しにしている間に今日になってしまった。
       本当のことを言うと、ほかに作品の手持ち在庫がなくなったのである。

       桜の花と一緒で、筍も、今年は出てくるのが例年より遅かったらしい。
       デッサン講座の課題に使うので、道の駅の売店へ買いに行ったのだけれど、
      出荷されるかどうか、その日の朝にならないと分からないと云う位だった。
 


             目を通してくださりありがとうございました

             日記@BlogRanking
      

神戸 元町駅前  [314]

2011-05-14 19:10:25 | 淡彩スケッチ
        
                     サイズ  F4

        JR 元町駅南側の風景である。
        気になる風景なので、ずっと前から描いてみたいと思っていた。
        ちょっと周辺とは雰囲気の異なるフアサードであり、中に入ったことがないけれど、
       内装がどうなっているのか興味が有る。
        仲間との集まりが近くで有った機会に、少し早い目に行って立ちスケッチをしたが、途中から
       雨が降り出して、最後までは描ききれなかった。


             目を通してくださりありがとうございました

             日記@BlogRanking

藍那(あいな)[313]

2011-05-12 18:15:34 | 淡彩スケッチ
       神戸電鉄粟生線が西鈴蘭台駅を過ぎて間もなく、県道52号線と並行して走行する谷合いに
      「藍那(あいな)駅」がある。
       駅前には、道路に沿った数軒の民家が建つだけで、商店らしき物は何も無い。
       駅には「義経・弁慶が、鵯越逆落しの奇襲のための通過の地」との案内が出ている。

       電車が駅を過ぎてすぐ、左側の車窓に急な斜面に並ぶ集落の姿が見え、拾数秒で見えなくなる。
       一種の秘境かとも思える風景である。
       どうしてこのような地形の所に、いつ頃から人々が集まって住みだしたのかと不思議に思う。

       過日、駅の近くからスケッチをしてみた。

       
                    水彩 サイズ F6

       私も加入している 「日記@ブログランキング 60代~日記」に常時4、5位の位置を
      占めておられていたそのさんのブログ 「ブレンド日記」 が、4月4日の書き込みの後、ずっと
      更新が途絶えていたけれど、その直後の7日にそのさんは亡くなっておられた。
       体調を崩されているのかと思っていたが、最近コメント欄への友人の書込みで知ったのである。
       4日の欄にも、そのようなことを思わせることが全く無かっただけに驚いた。
       毎日更新のブログには、経営をされていたお店でのことや土地の風物の他に、映画、小説評に
      優れたものが有って、それを楽しみにして、自分は時々訪問をしていたのである。
       ある時、小説の荒筋に触れておられるときに、勢いあまったのか、結末までを書いておられる
      ことが有って、「少々おしゃべりが過ぎませんか」 とコメントを入れたことがあった。
       もちろんすぐに気がついてくださった。
       こう云うことが有って、その後も何度かコメントを入れさせてもらっていた。
       そのさんも私のブログに目を通してくださっていたようで、掲載したスケッチへのコメントを入れて
      下さることも何度かあった。
 
       ご冥福を祈ります。


目を通してくださりありがとうございました

日記@BlogRanking


水仙  [312]

2011-05-10 17:18:30 | 淡彩スケッチ
           
                サイズ F6

           水仙いろいろ。
           これからは菖蒲で楽しめそうである。

           蒸暑い一日であった。



               目を通してくださりありがとうございました

               日記@BlogRanking

斑鳩 (いかるが) の里  [311]

2011-05-08 16:59:36 | 淡彩スケッチ
       連休中の5月4日、斑鳩へ行って来た。
       2時間半かけてバス、JRを乗継ぎ、法隆寺門前に10時過ぎに着いた。
       人出が多くなるだろうからと、早速南大門をくぐり抜けた処から、小さなスケッチブックを
      広げて中門、五重塔を描いた。
       参拝の人の邪魔にならぬようにと、門と土塀の入り隅に腰をおろしたけれど、人の流れは
      みるみる増えてきて、記念撮影をする人の背で見えなくなることも度々であった。

       
             サイズ  ハガキ


       この後、法隆寺の西側に連なる西里地区に入って行った。
       案内書には西里のことを 「かっては法隆寺を支える大工集団の本拠地。築地塀が続く落着いた
      家並みがつづく」 とある。
       しばらく歩いてから、来た道を振り返ってスケッチをした。
       法隆寺西門に突き当たる道である。

       
             サイズ  F4


       地図を見ると、すぐ近くに藤の木古墳が有ると出ており、寄って帰ることにした。
       6世紀後半の円墳。昭和60年、63年の調査により、家形石棺や豪華な副葬品などが発掘された
      そうである。
       当時、大きく取り上げられていたことを思い出す。
      史跡公園となっていて、少々暑かったが休憩を兼ねて、ベンチに腰掛けてスケッチをした。

       
             サイズ  ハガキ


       この後、法隆寺門前まで戻り、みやげ物店併設の食道でうどんを食べて昼めしとした。
       小憩の後、夢殿前から北への道を、法輪寺のある三井(みい)へと向かう。
       トボトボとしか歩けないから20分くらいはかかっただろうか、三井の里を見降ろす小高い
      丘からは、法輪寺と少し離れたところの法起寺の三重塔が合わせて観ることが出来た。
       里の近くまで降りてきたところで、法輪寺三重塔をスケッチ。

       
             サイズ  ハガキ


       お寺をとりかこむような三井の里をしばらく歩いたが、結局、屋根越しに塔の見える所で立ちスケッチ
      をした。
       着彩は少しだけで、色は殆ど翌日家で付けた。
   
       
             サイズ  F4


       疲れ切っていたけれど、法輪寺に寄って、久しぶりに虚空蔵菩薩に挨拶をした。
       この仏さんは、今迄から、がんばれとも言わないし、助けてもくれない。
       ただ、そんなことは、私はずうっと見てきていますよと言っているように思えるのだ。


       目を通してくださりありがとうございました

       日記@BlogRanking


木彩会洋画作品展 出展作  [310]

2011-05-06 19:51:37 | 油絵
        4月28日より 5月3日 まで 神戸元町 こうべまちづくり会館 で開催した
        第22回木彩会洋画作品展に初めて出展させてもらったものを掲載する。
         
        
          油絵 題名「尾道」 P10

        昨年の9月初旬、熱中症騒ぎの時に、現地カンカン照りの中、水彩6号で描いたものを、
        油絵にしたものである。
        散歩する近所の人が「こんなに澄み切って見える日は珍しいよ」と云っていたのが、
        よく分らないが、とにかく青い水道であった。


        
          油絵 題名「里の家」 F30

        何度も描かせてもらっている家である。
        その都度の思い出もある。
        多分これが最後であろうと思う。
        屋根がかなり傷んできていて、さあ、どうなるのだろうか。

         今まで自分なりに、勝手気儘に描いて来たけれど、この度、作品展に出展し、会員諸氏の作品と
         見比べてみた時、いろんなことに気が付いた。
         今時分、何をと言われるかもしれないが、今回の参加を生かしたい。

 
               目を通してくださりありがとうございました

               日記@BlogRanking

田舎道   [309]

2011-05-04 19:46:38 | 淡彩スケッチ
        
                             サイズ F3
        新興団地の周辺。
        かっては何処にでも有った風景である。
        新芽の出そろう前の季節。

        
                             サイズ 22.7×15.8
        作品展示会の準備で、早朝に三宮本通りを歩いた。
        祝日と云うことも有って、人通りが少なく、普段見えないものも見えて、一種新鮮であった。
        道ぐさをして。

        
                             サイズ 22.7×15.8
        作品展開催中の一日、当番で、受付をした時に、暇をみて一枚。


        

                 目を通してくださりありがとうございました

                 日記@BlogRanking

栄光教会   [308]

2011-05-02 16:06:56 | 淡彩スケッチ
         
                     サイズ F4
         今年になって、月に4,5度、県庁の近くへ出向くようになった。
         地下鉄を利用して、地上に出たところからこの塔が見える。
         前にも小さなものを描いているけれど、連休に入ったこの日、人の
        通りも少なく、幸い持ち合わせも有って、歩道に立って描いた。
         色は、夜自宅で。
         何度挑戦してもこのタイルの色はむつかしい。
         信号待ちする自動車も入れて、この角度からのものを、今度は油絵で
        描いてみたい。


             目を通してくださりありがとうございました

             日記@BlogRanking