淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

やっとの春   [ 441]

2012-03-29 23:58:59 | 淡彩スケッチ
       
          クリスマスローズ  水彩 F3

         切り花のクリスマスローズを時々スケッチしていることを知っている知人が、
        鉢植えのものをプレゼントしてくれていたので、スケッチを済ませておいて、
        この陽気につられて地植えした。
         数日前に植え込んでおいた沈丁花も、まるで地面から沸き上がってきたかの
        ように勢いよく開花した。
         春ランもいっぱい咲いたし、今日は玄関庇の巣に燕も帰ってきたようだ。



             目を通してくださりありがとうございました

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紅白の椿   [440]

2012-03-24 22:58:27 | 淡彩スケッチ
      
           紅白の椿  水彩 F6

        82歳になる恩師から手紙をもらった。
        小学6年生だった自分達を、教員養成所を出てすぐに受け持ってくれた女の
       先生である。
        この正月に送った年賀状の返しに貰った手紙に対して、近況を書いて送ったら、
       再び長文の手紙が返ってきたのである。

        あの頃、法隆寺の夢殿やその近くの法輪寺や法起寺へ度々連れ出してくれたり、
       中之島中央公会堂へスケッチに連れていってくれたり、或いはこれを読めと云って
       本を何度かプレゼントしてくれたことは、成長過程の自分にどれだけの影響を残し
       てくれたか計り知れない。

        期待に沿えていない近況を伝えるのは辛かったけれど、読んでくれる人を悲しま
       せたようである。



            目を通してくださりありがとうございました

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ヤシャブシ  [439]

2012-03-20 13:53:09 | 淡彩スケッチ
       
        ヤシャブシ   水彩 380×280

        ひと束250円の値札を付けられて無造作にバケツに入れて
       並べられていた。
        実か蕾か分からないものが、数日たつと緑っぽい蓑虫のように
       長いものになってぶら下がった。
        この形も面白いので、チューリップやクリスマスローズなどと
       一緒にして描いたが、ヤシャブシと言う名は人から聞いて知った。

        彼岸のお墓にお参りをした。
        十三回忌を先日すませた仏である。

          
           目を通してくださりありがとうございました

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民芸品スケッチ  [438]

2012-03-17 23:33:18 | 淡彩スケッチ
      
         民芸品  水彩 F6


        約束の時間に少し間があって、近くの県民会館を覗いたら、
       県ちぎり絵展をやっていた。
        全国組織の中の県展であった。
        初めて見るもので、材料、手法から生まれる作品の持つ独特の
       味に惹かれてしっかりと観て回った。
        出展者はすべて女性で、観覧者も女性ばかりというのは、制作に
       緻密な作業を要するからであろうか。
        デッサン、構図なども素晴らしく、その方は通常絵画などを
       通じて習得されていうのであろう。


            目を通してくださりありがとうございました

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田舎家  [437]

2012-03-14 23:58:05 | 淡彩スケッチ
      
            田舎家  水彩 F2

        友人が、朝の散歩の時に、同じ歩くのならと捨てられている空き瓶や
       空き缶を拾って歩いていたら、同じように歩いている人から、何処かに
       それを買ってくれるところが有るのかと訊ねられたという。
        金目当てにしていると思われたようで、そのような発想しかできないのかと
       嘆いていた。
 
        朝、電車を降りていつもの道を歩いていると、ビニール袋を片手に
       街路樹の足元などのゴミを拾っている人に出会うことがある。
        この人がすれ違うときに、その都度「お早うございます。お仕事ご苦労う
       さまです」と言ってくれるが、からかっているのではないことは目を見れば分る。
        しかし、通院途上の身にはちょっと・・・・。

        掲載の絵は、知人に会うのに約束の時間より少し早く家を出て、途中で車を
       止めて描いたものであるが、寒さには勝てず、色の仕上げは家でした。



          目を通してくださりありがとうございました

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クリスマスローズ   [436]

2012-03-11 22:01:23 | 淡彩スケッチ

           クリスマスローズ  水彩  F4

         昨夜の「ラジオ深夜便」は東日本大震災の発生から1年としての特別番組を、
        朝まで展開していた。
         頑張れと言われて余計に悲しくなったという被災者の声が胸を打った。
         どんなにきれい事を云っていても、私はこの人達の立場に立っての痛みを
        少しも理解出来ていなかったことをいまさらに思った。
         「絆」という言葉を使うことが恥ずかしい。


            目を通してくださりありがとうございました

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茅葺民家  (水彩)  [435]

2012-03-08 22:45:38 | 淡彩スケッチ
       
             水彩  F6       

          春を感じて、ホームセンターの園芸コーナーをぶらぶら見回っていて、沈丁花の
         小さな木が目についたので買って帰った。。
          小さいとはいえ蕾を沢山着けている。
          木犀と同じようにこの木の花も、心地よい香りでその開花を知らせてくれるので、
         前から欲しいなあと思っていたのである。

          掲載の絵の民家には今は常住されていないように見受けられる。
          山裾高台に位置し、代代この地域での名門家系だったのではと思える造りの屋敷
         である。
          日当たりもよく、見渡す風景もすばらしく、陽の温もりを感じた。



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アオキ   [434]

2012-03-06 00:05:27 | 淡彩スケッチ
       
            水彩  サイズ F2


          「ながい坂」 山本周五郎著 を読み終えて、今、「時に海を見よ」 渡辺憲司著
         に入った。
          歳をとって好き勝手が出来るようになって初めて本当の意味での読書の面白さが
         分かってきたように思う。
          週の内、3、4度も乗るバス中の30分余りも、読んでいれば、もう着いたのか
         というほどになっている。
          したいことがいっぱいあるから、時間の足りないのは当たり前だ。

          アオキの実、こんなにきれいなものとは気がつかなかった。



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民族衣装の娘  「433」

2012-03-04 12:17:11 | 淡彩スケッチ
     
          水彩  F8

       夜ふかしをしていまい、寝についたベッドで久しぶりに「ラジオ深夜便」の3時台で、
      [深夜便の歌] 特集を聞いた。
       過去に放送されたものを、8曲集めたものだった。
       胸を痛めて眠れぬ夜の続いていた頃に、つけっ放しのラジオから流れていて、
      聞くともなしに聞いていた歌もあって懐かしかった。

       掲載の絵は、集まりで描いた。
       スイスの衣装だそうである。
       20分ポーズを4回のもで,とにかく忙しく、頭の疲れるものであった。



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円空 展   [432]

2012-03-02 00:10:02 | 淡彩スケッチ
       

         円空展へ行って来た。
         ずうっと気に懸けながら、とうとう最終日になってしまった。
         円空仏も、木喰仏も好きで、このような催しだけでなくお寺で拝観
        することも多い。

         円空仏の生成り、木喰仏の笑顔と言われるが、今回は円空の生成りの
        すばらしい仏像に出会うことができた。

         大きな木の根をそのまま生かして、大黒天の顔と小槌が浅く彫られて
        いるだけであるが、少し曲がってふっくらとした生成りの根っこが、
        袋を背負った大黒天のイメージにぴったりであった(写真)。

         その他には、背高さ5~6センチの千体仏云われる400体ほどの像と、
        噴煙の昇る富士山の絵が興味深かった。

       
         水彩画 「藪ツバキ と ねこやなぎ」  F6


              目を通してくださりありがとうございました

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