被災された人達の苦しみが、余計に大きくなるような事柄が次から次へと
出てきて、本当にお気の毒にと思う。
今朝の新聞に、池内 了さん(総合研究大学院大学教授)が「専門家の責任」
と題して書いている論説を、寺田寅彦が既に77年前に書いていた「天災と国防」と
いう文章の一節を紹介することから書き出している。
77年も前に、寺田寅彦はこの文章の中で「文明が進むほど天災による損害の
程度も累進する傾向がある。
文明が進むに従って人間は次第に自然を征服しようという野心を生じた」と
書いているそうである。
『寺田寅彦全集第七巻』所収、岩波書店と記されているので、もっと詳しく
読みたいと、手持の同全集を開いたが、別の全集なのか、残念ながら見あたらなかった。
ハガキ絵
目を通してくださりありがとうございました
出てきて、本当にお気の毒にと思う。
今朝の新聞に、池内 了さん(総合研究大学院大学教授)が「専門家の責任」
と題して書いている論説を、寺田寅彦が既に77年前に書いていた「天災と国防」と
いう文章の一節を紹介することから書き出している。
77年も前に、寺田寅彦はこの文章の中で「文明が進むほど天災による損害の
程度も累進する傾向がある。
文明が進むに従って人間は次第に自然を征服しようという野心を生じた」と
書いているそうである。
『寺田寅彦全集第七巻』所収、岩波書店と記されているので、もっと詳しく
読みたいと、手持の同全集を開いたが、別の全集なのか、残念ながら見あたらなかった。
ハガキ絵
目を通してくださりありがとうございました
80歳の祖母と16歳の孫を9日ぶりに救助した宮城県警石巻署 清野陽一巡査部長ら
4人が21日同署で記者会見をし、その時のことが地方紙に掲載されていた。
巡査部長の話によると、孫の任さんは体力の消耗する中、「先におばあちゃんを助けて」
と話したという。
任さんが震えながら最初に発した言葉は「中に80歳のおばあちゃんがいるので先にたすけて」
ということで、署員が差し出したカイロや菓子をいったんは受け取らず、終始寿美さんの様子を
気遣っていたそうである。
また救出に当たった若手が『警察官になって良かった』と話したそうで、巡査部長は、
つらい状況で励みに出来る気持ちなったと目を潤ませたそうである。
どんなに多弁な評論家や教育学者であっても、この記事には勝てない。
30年前に裏山で採取した野生のもの
この冬最後の侘助
目を通してくださりありがとうございました
4人が21日同署で記者会見をし、その時のことが地方紙に掲載されていた。
巡査部長の話によると、孫の任さんは体力の消耗する中、「先におばあちゃんを助けて」
と話したという。
任さんが震えながら最初に発した言葉は「中に80歳のおばあちゃんがいるので先にたすけて」
ということで、署員が差し出したカイロや菓子をいったんは受け取らず、終始寿美さんの様子を
気遣っていたそうである。
また救出に当たった若手が『警察官になって良かった』と話したそうで、巡査部長は、
つらい状況で励みに出来る気持ちなったと目を潤ませたそうである。
どんなに多弁な評論家や教育学者であっても、この記事には勝てない。
30年前に裏山で採取した野生のもの
この冬最後の侘助
目を通してくださりありがとうございました
はがきサイズ
このブログの3月9日付、水仙 [284] で、ブログを通じての知人 y-mie さんの
ことを紹介した時に、コメントをくださっていた magamik さんが、最近ご自分の
ブログ「ひまわりのひとり言2」に美しい花の写真を掲載されるに際し、y-mie さんの
HPから壁紙を借用し、
「闘病生活をおくっておられるY-mieさんより和風柄の壁紙をお借りして、
可憐でありながら逞しい花、クリスマスローズを掲載してみました。」
との言葉を添えられた。
早速、このことを y-mie さんのブログのコメント欄に書きこんだら、それに対し、
彼女からはすぐさま
「うれしいことを、、、昨日今日とお腹の調子が悪く気分が優れません、
でもコメントで元気を貰いました。
有り難う御座います。また頑張ります。」
との返しの書込みがあった。
目を通してくださりありがとうございました
3月1日に紹介した、「宇野マサシ・小畑延子 夫婦展」を
観に行って来た。
と言うより、小畑さんに会うため御影の南天荘画廊へ。
お変わりなく元気そうであり、住む世界をますます大きくされて
いるようであった。
暖かい日であったから、朝早くから家を出て、途中王子動物園前の
原田の森ギャラリーで「第36回 こうべ市民美術展」と
「第6回 兵庫県障害者芸術・文化祭 美術工芸作品公募展」を観た。
前者の洋画の部、市長賞を始めとする入賞6点の内、1点は版画、2点が
水彩画であった。
これら入賞作品と佳作7点、入選103点を合わせた殆どが具象作品で
あったのには驚いた。
後者の展示作品のなかには、その前に立ってしばらく動けなくなるような
素晴らしいものが沢山あって、心が騒いだ。
このあと、再び石屋川の近くでバスを途中下車して、はがきサイズのものを
2枚スケッチした。
石屋川堤防から御影の天神を望む
御影公会堂 時代を経ても洒落た建物である
目を通してくださりありがとうございました
観に行って来た。
と言うより、小畑さんに会うため御影の南天荘画廊へ。
お変わりなく元気そうであり、住む世界をますます大きくされて
いるようであった。
暖かい日であったから、朝早くから家を出て、途中王子動物園前の
原田の森ギャラリーで「第36回 こうべ市民美術展」と
「第6回 兵庫県障害者芸術・文化祭 美術工芸作品公募展」を観た。
前者の洋画の部、市長賞を始めとする入賞6点の内、1点は版画、2点が
水彩画であった。
これら入賞作品と佳作7点、入選103点を合わせた殆どが具象作品で
あったのには驚いた。
後者の展示作品のなかには、その前に立ってしばらく動けなくなるような
素晴らしいものが沢山あって、心が騒いだ。
このあと、再び石屋川の近くでバスを途中下車して、はがきサイズのものを
2枚スケッチした。
石屋川堤防から御影の天神を望む
御影公会堂 時代を経ても洒落た建物である
目を通してくださりありがとうございました
自然。
想定外の規模だったと、だから被害が予想外に大きなものになったと、
スペツシャリストが口をそろえて言う。
自然の力を解き明かすことも、その力を「想定内」に閉じ込めたり、
身をかわしたり出来るものと思っていたのだろう。
人間の力の及ばないもっともっと大きな力のあることに思いが及ば
ないのだろう。
被災地の皆さんをテレビで見ていて凄いと思うのは、あれほど悲惨な
状況に追い込まれていても、じつに秩序正しい行動をとっておられる
ことである。
我れがちに列を乱す人がひとりも居ない。
外国の人にも分かるのか称讃の声が上がっているそうだが当然だろう。
日本人の心の底に流れている徳なのだろう。
これこそ守るべき、残すべき、世界に誇れる「価値」だと思う。
私達も応援します。被災地の方々、復興へ力強く立ち上がってください。
油絵 F8
目を通してくださりありがとうございました
想定外の規模だったと、だから被害が予想外に大きなものになったと、
スペツシャリストが口をそろえて言う。
自然の力を解き明かすことも、その力を「想定内」に閉じ込めたり、
身をかわしたり出来るものと思っていたのだろう。
人間の力の及ばないもっともっと大きな力のあることに思いが及ば
ないのだろう。
被災地の皆さんをテレビで見ていて凄いと思うのは、あれほど悲惨な
状況に追い込まれていても、じつに秩序正しい行動をとっておられる
ことである。
我れがちに列を乱す人がひとりも居ない。
外国の人にも分かるのか称讃の声が上がっているそうだが当然だろう。
日本人の心の底に流れている徳なのだろう。
これこそ守るべき、残すべき、世界に誇れる「価値」だと思う。
私達も応援します。被災地の方々、復興へ力強く立ち上がってください。
油絵 F8
目を通してくださりありがとうございました
それぞれの暮らしがあって
どの人にも家族がいて 愛する人がいて
今日よりも明日がと
このことがいずれくる日のためにと
一生懸命に生きていた人達の
無念をおもう
どの人にも家族がいて 愛する人がいて
今日よりも明日がと
このことがいずれくる日のためにと
一生懸命に生きていた人達の
無念をおもう
はがき絵
私がこのブログを開設して2年ほどになるが、早々に飛び込んできてくれた人のおひとりが
y-mie さんである。
お会いしたことは無いが、私が更新する都度、最近まで必ずコメントを下さっていた。
私の拙い淡彩画などに、ずばり感じたことを書いて下さっていたから、中にはかなり
辛口もあって、それはそれで大いに参考になっていた。
ご自分では80歳前と書いておられ、ホームページを見ると、今までに日本画、能面彫り、
木彫などなどをこなしておられ、日本画や木彫のお弟子さんもお持ちのようである。
数年前からはパソコンとそれを駆使した画像編集を、そして今は写真に熱中されていて
御自身のブログ「思いつくまま」を飾っておられる。
今この管理人 y-mie さんは入院されているが、厳しい治療を受けながら、なおかつ
病床から携帯電話で撮影したものを、その携帯電話を使ってブログへの投稿を続けておられる。
これを受けて、関わりのある多くの人が、このブログのコメント欄に励ましのメッセージを
書き送っておられる。
その中には、私のようにNETの上だけのお付き合いの人も数人含まれている。
一日も早く回復されることを祈っている。
y-mie さんのブログランキングの投票窓口をお探しの時は ブログ「思いつくまま」
2月27日 「家に帰って」のページまで戻ってください
目を通してくださりありがとうございました