淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

御嶽山

2009-11-30 20:29:44 | 淡彩スケッチ
       村田省三の絵に影響されたのではなかったか、
      御嶽山の絵を描きたいと何年も前から思い続けている。
      
       前にブログにも書いたのであるが、仲間と描きに行って、
      此処が良かろうと車を停めて道具を下ろすべくトランクを
      開けたところで夢から覚めたほどある。

       最近、こんなことを知っている人達が、この近くへ
      ツアーで行って来たと、夫々のおみやげを届けてくれた。

       夜なべで、いろんなことを思い浮かべながら2枚の絵を描いた。
                               [044]
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 旅のみやげ 1



さざんか

2009-11-29 22:46:04 | 淡彩スケッチ
    造園業を営むYさんとは異業種だったけれど、ある団体に同じように
   所属していた関係で、それなりの活動とゴルフなどを共にしていた。
    或る年の周年行事で彼が要職に付き、彼の不得意な分野の仕事を
   手伝った時に、お礼にとさざんかの若木をくれた。
    育て上げた新種で、まだ名前も付けておらず、市場へも出していないと
   言うことだった。
    つぼみのときはピンクで、そのまま球状にまん丸く膨らんでいき、
   最後に手を広げるようにパッと広がるときは純白である。
    紅の色は赤色絵の具、ピンクマダーそのもので、その濃淡だけで絵に
   なるのである。
    今、盛りである。
                サイズ F3        [ 043]

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小春日和

2009-11-27 21:29:04 | 淡彩スケッチ
 最近、平山郁夫著「私の歩いた道」と中川一政著「腹の虫」を読んだ。
夫々の優れた画業に伴う貴重な話は、ノウテンキに遊びで絵筆を持つ自分には
遠い別次元のものが多かったが、かろうじて分かるものも少しはあったので、
生かそうと思う。
 お二人がヨーロッパ旅行の体験談の中で、その層の厚さに驚いたこと、
ミケランジエロやラフアエロそしてレオナルドなどは三角の頂点であるけれど、
底辺に続々恐ろしい画家が居ると同じように書いている。

 つづいてレベルの低い話であるが、今日の小春日和につられて、しあわせの村へ
描きにいって来た。
ジャンバーなど着て居れんくらいの暑いほどの天気であった。
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  高台に腰を下ろしての眺め






 

森林植物園

2009-11-25 23:04:22 | 淡彩スケッチ
 たまたま、水彩画、油絵そして写真という異なる三つのジャンルの展覧会を
同一日に鑑賞する機会があった。

 最初が「日本水彩画会兵庫県支部秋季展」元町、アートホール神戸 (兵庫県学校厚生会館内)

 受講しているデッサン教室の講師が製作途中を順次ブログに発表されていた
作品をこの展覧会に 出展されていたので、是非実物を見たかったのである。
作品は入念に手を尽くされて、しかも明るく仕上がっていて感銘をうけた。
製作途中で公表するのは、大変な決意、覚悟のいることだろう。
 他にも参考になるものが沢山展示されていて興味深かった。
但し秋季展ということもあってか、心をとらえるほどの大作は無く、上手いなあというだけで、
その点では残念であった。

 次に「2009神戸新世紀秋季展公募」 兵庫県立美術館(原田の森ギャラリー)
を観た。

 公募作品と選抜会員作品が展示されていた。
大きな画面からは魂を搾り出すかのような気合の感じられる作品が並んでいた。
水彩では勝負にならないと思える。
こうして見ていくと、いよいよ油絵を描きたくなった。

 続いて、同じ美術館の中で「第42回兵庫県写真作家協会公募展」
を観た。

 会員、会友の作品と公募作品が展示されていたが、会場に入ったところから
最高顧問、委員という標識が掲げられていて、それぞれの作品が順に並べられて
いて少し違和感があった。
作品のレベルと肩書きは関係無かろうにと思う。身内だけの総会かのようである。
 写真も難しいものだなあと思う。奇をてらったものが並ぶと見ていてちょっと重い。
平凡にならぬようにとの意なのだろうけれど。その瞬間を逃すともう2度と見れない
ものを追うのもこれを執念というのか。大変だなあと思う。
肉眼で見るより美しいものがあることも作品は教えてくれた。
 公募展入賞・入選作品には、ほのぼのとした生活感や物語の或るものが沢山あった。

 以上三つの展覧会を見せてもらって大変有意義な半日を過ごすことが出来た。
今後に生かしたい。
                          [040]
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太山寺 安養院

2009-11-22 20:43:33 | 写真
 この8月と10月に太山寺の本堂と南門をスケッチに行った時に、
4塔頭のひとつ安養院が庭を11月15日から月末まで秋の公開を
することの標識を見ていたので、先日訪問して来た。
 
 書院の前庭で、枯山水。桃山時代の作庭。国指定名勝である。
石組みだけで山、滝、池、渓谷、洞窟などを表現し、神仙の世界を
創造したものである。
 
 そのあと、境内の紅葉を楽しみ、続いて三重ノ塔の遠景スケッチを
してきが、他の建物に遮られて残念ながら全姿を見通すことは出来なかった。
 
                     サイズ F3  [039]
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    安養院 門


    安養院 書院


    安養院 書院付け書院


    安養院 枯山水庭園


    太山寺境内(三重の塔)




夜景デッサン

2009-11-20 22:33:44 | デッサン
 区民センターでのデッサン講座を受講している。
月3回の半年コースで、今は2期に入った。

 カリキュラムの中に風景デッサンがあり、2回分をかけてセンター周辺
でのスケッチを1枚仕上げることになった。
 講座の時間帯は夜間であるから当然夜のスケッチとなったが、とにかく
寒い、時間が足りないという大変な講座となった。
しかし、団体での行動であったから、歩行者の中で描くという普通なら
恥ずかしくて出来ない貴重な経験を積めることになった。

              サイズ F8      [038]

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葉のついたミカン

2009-11-18 19:49:52 | 淡彩スケッチ
 先日、知人宅を訪問した際、食卓の上にミカンが二つ、大皿の上に
さりげなく置いてあって、ちょっと気にかかっていた。
これには、何でも描きたがる私に餌をぶら下げていた節がある。

 食事をご馳走になったあと、ゴルフのテレビを見ながら雑談を
していたが、 こんなことをしている間にあのミカンを描けると
思いついて、許しを得て描きだした。

 しかし、やはり気が散っているから禄な仕上がりにならず(NO1)、
結局その皿もろとも持ち帰らせてもらい、帰宅してからもう一枚描く
ことになった(NO2)。         
                         [037]
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 (NO.1)




 (NO.2)

                         サイズ F3
 
           

元町裏通り

2009-11-17 22:46:27 | 淡彩スケッチ
 元町本通を人波にあわせて歩くのが億劫になって、その南に沿う道を
歩んでいて気になる建物に出会った。
今は店舗用途には使われていないけれど、10年、20年前までは洒落た
洋食レストランだったのではと思う。
シックな煉瓦タイルを入り口周りに貼り、小粋な庇で覆っている。
殺風景な壁面を蔦がアクセントをつけている。

 この日は「こうべまちづくり会館」で碓井清司氏が指導しているグループの
水彩画展、
「ギャラリーほりかわ」で独立美術会の伊藤弘之展、
「ギャラリーベイエ元町」で中西勝展を観て廻っていい勉強をさせてもらえた。
歩行1万4000歩。
                 サイズ SM  [036]
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街路樹

2009-11-16 19:39:41 | 想い
 楽しませてくれていた紅葉した街路樹(唐楓)も道路管理者により
さっぱりと散髪されてしまった。
タイミングとしては丁度いいのだろう。散り終えるまで放っておいたら、
道路上の清掃が大変であろうから。
高所作業車上で剪定する人も、殺風景にならぬ様にそれなりに工夫して
いるように見える。

 代わって里山も少しづつ色づいて来た。
私は名所、銘木と言われ、シーズン毎に新聞や雑誌に紹介される紅葉より
里山の雑木の紅葉が好きである。いろんな色の合成だ。
最後には枯葉となって、北風の空に舞っていく。
                         [035]
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    唐楓


    散髪前の街路樹


    散髪後の街路樹

           




南天

2009-11-14 19:52:01 | 淡彩スケッチ
 前回に続いての、絵仲間の集まりで描いた絵である。
実を見事に枝いっぱいに付けた南天を仲間の一人が持ち込んで来てくれていた。
どの程度までひとつひとつの粒を書き込んで表現すればいいのかよく分からない。 
 出来るだけ手を抜いて、さらっと描いて、それでいて南天を思わせるようにしたかった
けれど、なかなかそれでは南天に見えず、結局書き込み過ぎてしまった。
これも宿題である。
                 サイズ F3    [034]


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新聞紙と柿

2009-11-12 21:18:37 | 淡彩スケッチ
 月一度の絵仲間の集まりに参加して、F3を2枚描いて来た。
普段はF6サイズで描くのだが面白いモチーフが沢山集まっていたので、
何枚も描きたかったのだが、3時間半で2枚描けるのがやっとであった。

 誰かが新聞の広告面を敷物代わりに使って柿の一枝を置いてくれていた
のに引かれてかぶりつきで描いたが、新聞をどの程度まで書き込むのが
ベストなのかよくわからないままに進めてしまった。
                   
                  サイズ F3   [033]  
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丹波(立杭)焼窯元

2009-11-10 23:05:54 | 淡彩スケッチ
 自分の小遣いでなんとか買える壷を地元で買って以来40年にもなろうか。
以来、店先で、焼いた本人から直接話を聞かせてもらいながら、折々に衝動買いも含め、
いろいろと手に入れてきた。
好みもだんだんと変わってきている。それにしても、人気が出てきたからか、
高価なものが多くなってきたように思える。

 この絵の窯元ご夫婦とは今回初めての出会いだったけれど、ほっとするような応対を
受けることができた。うれしかった。
                    サイズ F3     [031]

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川向こうの牛舎

2009-11-08 21:29:02 | 水彩画
 かってはこの丘陵地帯にもゴルフ場建設の計画があって、
地主を相手に買収の交渉が進んでいた。しかし、売却に応じ
ない人も居て予定通りに進まぬうちバブルもはじけ計画は頓挫
してしまった。
 この周辺には神戸市街地から車で1時間そこそこで行ける
コースが20以上は有ってゴルフ銀座そのものであった。
利用価値のない丘陵山林がついには坪あたり3万円もの相場で
取引もされていて、成金もあちこちに生まれていた。
                サイズ F6   [031]
     
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同窓会

2009-11-06 20:28:32 | 想い
 生まれ育った地で開かれた中学時代の同窓会に出席した。
何度か欠席していたので、7、8年振りになるだろうか。
卒業生の約三分の一に当る34名が集まっていた。

 河内平野のこの地は、45年位前までは四つの集落で構成される村で、
隣り村とも、お互いの集落との間も平坦な田圃の続く純農村地帯であった。
しかし今は、其の全てが店舗、マンション、分譲住宅、市営住宅等で埋めつくされてしまっている。
地域の中を中央環状線や阪神高速道路も通っている。
地下鉄谷町線の、元の集落の名前が付いた駅が二つも出来ている。

 だが、この開発の波に元の集落はそのままの格好で取り囲まれたままになっている。
今となっては軽四の走行もままならない通りがそのままに残っている。

 開宴の4時間も前に近くまで行き、懐かしく二つの集落の中を歩き回った。
  家族と道路のため土地収用で立ち退くまで住んでいた所。
  遊び回っていた墓地、幼くして死んだ友の家、大地主だった旧家の門の構え、
  読めば住んでいた人を思い出す表札。
小さかった頃に異性として初めて意識した人の家は表札が変わっていた。
伝統的な様式を残す家屋も幾棟か残っていた。

 同窓会は楽しかった。
子供、孫の話や、現役時代の自慢話はなく、互いを懐かしがって時間が過ぎていった。

   

                      サイズ F3   [030]
              
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