![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/cd/4796eeae21c47d77c4e0021789a7a031.jpg)
この街の特徴的な外観を持つ建屋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/66/128cd86e526bbedca1d8be5ddcc9affd.jpg)
近くの集落の中で、あちこちにみられる風景
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/b5/6f51a0919ba2e0509cdfeed7cd637cf3.jpg)
福住の近くに建つ カフエ フタバ
屋根に草が生えている。意図的なものだろう、窓の外では羊が草を
食んでいて、楽しませてくれた。
NETで評判の店らしく、客は多かった。
国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区) 福住へ行ってきた。
4年前に初めて訪れたときは、文化審議会が、文部科学相にその選定を答申した
すぐのあとだった。
選定された今も、街の様子は何も変わっていなかった。
京、大坂との交通の要衝として、近世を通して本陣もおかれ、宿場町として繁栄
していたという。
明治以降は鉄道交通による近代化の影響を受けることも無く、特別な産業も無い
ままに伝統的な町並みが現在まで残っている。
通り沿って並ぶ建物に見られる外観上の特徴は、
妻入りの中二階建(つし二階建)。
通りに面する外壁は大壁造りの白漆喰ぬり。
二階の窓は覗き下ろせない虫籠窓で、一、二階間に一文字の庇が付いている。
一階開口部には、繊細な格子を付けている。
これらの特徴は、かなり改修を加えられた家屋にも、中心部を離れた農家風の家屋
にも、ああ、ここにもという風に残されていた。